Intel Pentium D Processor

メーカー : Intel
価格 : オープンプライス
URL : http://www.intel.co.jp/

最新デュアルコア テクノロジ 「Intel Pentium D」を検証。
概要
今までのIntel CPUは「Hyper Threading」と呼ばれる機能により、論理的な「デュアル」を実現していましたが、今回の「Pentium D」では文字通りの「デュアル」、物理的なデュアルを実現しています。論理と物理、なんとなく物理の方が強そうに感じます。実は本当にその通りで、物理的であるが故に、高効率化という点で大きな性能向上を達成しているのがポイントです。

動作にあたり必要なもの
動作させるにあたって、ポイントはマザーボード、そしてシャーシ(電源)です。

Intel D945GNTL
写真は「Pentium D」と同時にリリースされた945チップセットのうち、オンボードグラフィックを搭載した945Gチップセット搭載Intel純正マザーボードです。

このマザーはデュアルコア(Pentium D)対応だけでなく、DDR2-667、S-ATA2(RAID)などに新たに対応した、期待の新製品です。

続いて「?」に思われるかもしれませんが、次に重要なのはシャーシ(電源)です。

写真はドスパラが次世代のCPUを搭載するシステムにも余裕で対応出来るよう開発したGWケースです。 (≫ケース詳細

12cmファンや前面エアスリットの採用などによる全体的なエアフローの改善、防振用エアパッドによる静粛性の向上、そして大人気のSilentKing3をベースにした電源ユニットの採用による安定性、静音性の向上など、ドスパラのこだわりがつまったケースです。

このシャーシ(電源)の部分は、今回のレビュー用データ取得時に「システムとしての安定性」を実現する上で必須と感じたため、改めて記載することにしました。

ベンチマーク
テスト環境 :
Pentium D 820 (2.8GHz) /Pentium 4 530J (3.0GHz) /
Intel 945G ATX M/B / Intel 915G ATX M/B / XP PRO SP2
*PC Mark 04 (ファイル処理)
*PC Mark 04 (WMV ビデオ圧縮/DivX ビデオ圧縮)
一例として動画エンコードスピードを挙げます。
元々が「高効率化」がメインであるため、高速化は「ケースバイケース」であるのは確かです。
しかし、上記のように「Hyper Threading」のデュアルと比較して3割以上もの性能アップに繋がることがあるのもわかります。

まとめ。
直近公開された次世代ゲーム機も「デュアル」以上のコアを搭載していて、CPUはいよいよ「シングルプレー」から「チームプレー」のデュアルコアへの移行期を迎えたと言えます。 どのメーカーよりも、どのモデルも早くパソコン市場に降りてきたデュアルコアCPU「Pentium D」を体感してみませんか?


Posted by dospara_review at 11:28Comments(5)CPU │2005年05月26日
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1. ドスパラ次世代スタンダード  [ ドスパラ DOS/Vパラダイス ]   2005年12月30日 10:23
■PentiumD 820 (デュアルコア / 2.8GHz / L2キャッシュ 1MB×2) ■i945Gチップセット (ASUS製 / マイクロATXマザーボード) ■1GB メモリ (DDR2 SDRAM / デュアルチャンネル / Corsair製 / 永久保証)
この記事へのコメント
1. Posted by 瀬沼 俊雄   2005年07月23日 11:04
何時もベンチマークテストを見ていて思うのですが、オートキャドを使用している(主に二次元作図)人間は、どのベンチマークを参考にしたら良いのか
分かりません。又、ベンチマークの種類やバージョンが違ったら過去のデータの参考にならないし又、どの位早くなったのか分からないと思います。当然OSやソフトが変更になるので意味が無い感じもします。エクセル等は
旧セレロン500でも仕事に使用出来ています。過去現在未来に使用出来る
ベンチマークは無いのでしょうか。以上、個人の素朴な疑問です。
AMD5の時代より自作品を仕事に使用しています。現在はP4-3.0Gが仕事用で
その他サブシステムとしてPD830・AMD64-3500+(WindowsXP64版)が最新で、AMD64×2が手に入り易くなれば次期仕事用にする予定です。
2. Posted by 瀬沼 俊雄   2005年07月23日 11:26
前回のコメントは記事の事とは関係なかったのでなかった事にして下さい。
3. Posted by 瀬沼 俊雄   2005年07月23日 11:37
Pentium D 830を実際に使用した所、初めてマザーボードの温度か゛50度Cを超えました(バイオス画面)又、CPUの温度(バイオス画面)も70度Cを超えたので、直ぐに電源を切りました(初体験)。次の日曜日にCPUファン(約6千円)を購入し、乗せ変えた所MB40度C・CPU50度前後で安定してきたので、電源は三日間入れっぱなしにしました(問題無し)。現在は安定動作しています。
4. Posted by \555\   2005年08月04日 23:02
来年から。osが ビスタが てるのですが ペンテアムD でモ 対応 できるのですか 又 新しい cpuで ないと うまく 動かない とか ないのですか
5. Posted by いつも楽しみにしています。   2006年01月30日 11:02
いつも楽しみにしています。
が、更新頻度があまりに少ないのでは…。
私のような貧乏ジサカーにはこのレビュー記事が、
もっとも参考になるコーナーです。
応援いたしておりますので、是非頑張ってください。
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