EDIFIER M-30/M-20 MKIII
メーカー : EDIFIER(国内代理店:エバーグリーン)
価格 : オープンプライス
(ドスパラ通販センター M30 49,800円/M20 39,800円)
URL : http://www.edifier.com/
この音を皆様に届けたい! EDIFIERがお送りするのは懐かしさと新しさが同居する真空管アンプ搭載スピーカーです。
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読者の皆様こんにちは。(い)です。今週のお題は「スピーカー」です。
「えっ?! またスピーカー? 過去にもレビューしたでしょ?」
とお気づきになられた方は毎週レビューに目を通してくださっている、もしくは目次を見てくださっている読者様ですね。いつもありがとうございます。そうです、4/22と5/13にもスピーカーのレビューを行いましたが今週もスピーカーを取り上げます。
ただし!
本日のお題は今までの商品とかなり毛色が違います。 |
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本日紹介いたしますEDIFIER
M-30/M-20MKIIIは、なんと真空管アンプを搭載しています。
前面を覆うネットの向こう、スピーカー上部に真空管が取り付けられているのがわかりますでしょうか?。
真空管搭載、といえば約2年前にAOpenがこんなマザーボードを出していました。真空管に関して全く知識のない私ですが、発売当時、店頭デモにて点されたヒーターの灯を見て「ああ、こういうのって情緒があっていいなぁ」と感動したことを覚えています。
あれから2年。(い)の前に現れた真空管は、スピーカーの上に鎮座ましましていました。 |
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真空状態のガラス管、だけですと動作しないのでこのガラス管の中には電極が入っております。ぱっと見、真空管はちょっと形の変わった電球です。電球の発明から後に真空管が生み出されたわけですが、ここでは割愛します。
真空管内でヒーター(オレンジ色に光る部分)によって暖められた陰極(これをカソードと呼びます)から電子が飛び出し、それが陽極(これをプレートと呼びます)にくっつくのをグリッドと呼ばれる部分で制御するのが基本動作です。この真空管内の電子の動きにより電流が流れることによって、真空管はさまざまな――周波数を増幅したり発振したり変換したり――働きをします。真空管アンプは音源からの信号に合わせて電流の量を増減させることにより(本当はここでもっと細かい動きがあるのですが説明を省きます)アンプとしての役目を果たします。 |
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真空管スピーカーをいい音で鳴らすための"儀式" |
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M-30はスピーカー1本で10kg弱あります。腕力自慢の方以外は、お買い求めの際は宅配のご利用を強くお勧めいたします。(い)も試しに箱から出してみたのですが、これがビックリするほど重い! のを何とか取り出して設置し、スピーカーコードをつなぎます。このあと電源コードもつなぐのですが、必ず前面のボリュームスイッチがmin(最小)になっていること、パワースイッチがoffになっていることを確認してからつないでください。そして、コンセントはスピーカー1本につき1つ必要です
電源の確保は十分にお気をつけ下さい。
ここまで終わったら、パワースイッチをonにします。そのあと、最低でも夏場は3分以上、冬場は10分以上をめどに音は鳴らさず暖気してください。暖気時間はあればあるほどいいです。できれば30分〜1時間ほどいただきたいです。冬はお部屋の暖気も入念に行ってください。真空管はデリケートですので、急激な動作は禁物です。
暖気も十分のようですので、スピーカーのボリュームをゆっくりとmax方向に回していきます――おお! 音が出ました!!
鳴り出した音を聞きつけ集まった社内の人たちとしばし試聴会。M-30から流れる調べはとても暖かく、とても柔らかく、そしてとても力強い音でした。アンプが真空管というのもあるのでしょうが、スピーカー自体の出来もかなりよく、低音/高音のコントロールなどなくても心地よい音が部屋全体を包み込むように流れてゆきます。
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さて、もう一つの真空管アンプスピーカー、M-20MKIIIです。M-30は最初から真空管が取り付けられていますが、M-20MKIIIは真空管を自分で取り付けます。ですので付属品には手袋があります!
※M-30にも真空管交換用として手袋がついています。真空管に
皮脂がつくと、暖気の時に熱せられて真空管破裂の原因にな
りますので直接真空管に触れないようお気をつけ下さい。
M-20MKIII付属の真空管をスピーカー上部のソケットに取り付けます。ぐいぐいと押し込む感じで取り付けたら、スピーカー/電源ケーブルをつなぎ、ボリュームスイッチ、パワースイッチを確認して暖気を開始します。電源を入れたらすぐに使える今時の家電とは趣が異なり少し不便ではありますが、こうやって真空管が温まるのを待つのも楽しいものです。
M-20MKIIIも準備が整いました。ボリュームを少しずつ上げていくと、兄弟分のM-30同様どっしりとした暖かみのある音が広がります。部屋の照明を消して真空管にともる灯だけを頼りに静かに音楽を聴く………そんなスタイルがとてもよく似合いそうなスピーカーです。
音楽を聴き終わったら、ゆっくりとボリュームを絞り、パワースイッチをoffにして徐々に真空管を冷やしましょう。上のほうでも書きましたが、急激な動作は真空管にはご法度です。
スペック:
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アンプ部
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M-30
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M-20MKIII
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出力
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20W |
10W |
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周波数特性
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20Hz-30KHz(1W出力)
30Hz-20KHz(定格出力) |
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S/N比
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87.5dB |
86dB |
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スピーカー部
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出力
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30W(最大50W) |
15W(最大30W) |
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周波数特性
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50Hz-20KHz |
← |
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入力感度
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87dB |
86db |
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インピーダンス
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8Ω |
4Ω |
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総重量
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20.6kg |
15.9kg |
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本体寸法(mm)
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H550*W395*D495 |
H620*W310*D385 |
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M-30/M-20MKIIIはスピーカーのコネクター形状がRCAタイプのピンプラグですので、ご家庭に同型の出力機能付のオーディオ機器をお持ちの方はそのまま追加して使うことも出来ます。むしろこのスピーカーはオーディオ機器との接続環境でこそ使うべきかもしれません。現在普及しているスピーカーですと、出音が気に入らなかった場合スピーカーを丸ごと買い替え/取り替えが普通ですが、M-30/M20MKIIIなら真空管を互換性のあるものに交換するだけで、好みに応じて出音を変えることができるのです。万が一お買い上げのスピーカーの真空管が切れてしまったら………その時こそチャンスです。自分で真空管を交換して音の変化を楽しむ、というのは自作パソコンでパーツ交換をしてグレードアップする、というのにつながっていると思いませんか?
お値段こそ少し張りますが、買ったお客様を後悔させない出来映えであると太鼓判つきでお勧めいたします。M-30/M-20MKIIIは持つ喜びと鳴らす喜び、そして自分で使う楽しみを兼ね備えた逸品です。
※EDIFIER M-30/M-20MKIIIは6月18日、全国のドスパラ/ドスパラ通販センターで販売開始予定です。
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M-30に使われている真空管は曙光
6P3P 2本/曙光
6F2 1本です。M-20MKIIIは曙光
6P14が2本/曙光
6F2が1本使われています。
M-30にはサンプル時にはなかったパッシブコントローラーが付属しています。M-20MKIIIには最初からついている機能でしたのでM-30にも、と急遽日本市場用に追加したものでしょうか。
なお、ドスパラ秋葉原本店/アキバ店(残念ながら秋葉原Prime館では行われないとのことです)にてM-30/M-20MKIIIのデモを行う予定とのことです。
(写真/情報提供:エバーグリーン社) |
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Posted by dospara_review at
18:55│
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マルチメディア │
2004年06月10日