Seagate Barracuda 7200.7(ST3160021A)
メーカー : Seagate
価格 : オープンプライス
URL : http://www.segate.com/
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かなり久々の更新、旧担当です。既に1年の1/4が終わってしまったことに衝撃を覚える今日この頃です…。それでは本題に入ります。
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今回取り上げるのは、Seagate製最新HDDシリーズ、最大容量モデルの「Barracuda 7200.7 ST3160021A」です。プラッタ容量は80GB、160GBモデルでもディスク枚数はたったの「2」、
レビュー担当個人所有の同社製「ATA IV」は80GBで2枚ですので、その進化のほどがうかがえます。
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個人的に「HDDを買い換えるときは前のHDDの倍容量で」と決めていたため、今回のHDDはまさに待望の製品でした。
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7200.7背面より。定番だったスポンジ&カバーが無くなっています。仕様変更なのでしょうか? |
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まずはデータシートで従来モデル等と比較してみます。他社製HDDからも抜粋してみました。
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Seagate
Barracuda ATA |
HGST(IBM)
Deskstar |
Maxtor
DiamondMax |
| ATA IV |
ATA V |
7200.7 |
180GXP |
plus 9 L-FDB |
| プラッタ容量 |
40 |
60 |
80 |
60 |
60/80 |
| 内部転送速度 |
555 Mbit/s |
570 Mbit/s |
683 Mbit/s |
699 Mbit/s |
- |
| キャッシュ |
2MB |
2/8MB |
| シークタイム |
8.9-9.5 msec |
9.0-9.4 msec |
8.5 msec |
8.5-8.8 msec |
< 9.4 msec |
| レイテンシ |
4.16 msec |
4.16 msec |
4.16 msec |
4.17 msec |
4.2 msec |
| 動作音(通常) |
< 2.5-2.5 |
< 2.5-2.5 |
< 2.5-2.5 |
2.6-3.0 |
2.7 |
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目立つところを抜粋するとこのような感じになります。Maxtorは同型番内でプラッタ容量を変更することがあるため、データの抜けや数値の幅が大きくなるようです。
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平均シークタイムに幅があるのは、複数枚のディスクを内蔵する大容量モデルにおいて、シークタイムが低下するためです。ディスク(ヘッド)の数が増えればそれだけ遅れることが多い、と考えればとりあえず納得のいくところで、Maxtorの
数値は60GBプラッタ採用(大容量)モデルにおけるものではないかと推測されます。
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キャッシュ容量については、各社8MB搭載版をリリースしてきていますが、個人的にこれは高速化のためではなく、大容量(高価格)モデルへの付加価値の追加、という意味合いが強いと思います。4200rpmであれば、シークタイムも遅く、待ち時間も長いし、と少しだけ
納得も出来るのですが…。
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7200.7表面より。160GBモデルには、他にも8MBキャッシュ搭載版やS-ATA版(ST3160023A/AS)が存在します。 |
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最後の項目、動作音(アイドル時)、これが個人的にBarracudaシリーズを愛用する理由です。
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何もしていないときでもHDDからは音が聞こえるもの、という常識をATA IVは完全に覆し、その音をケースに耳を当ててようやく聞こえる、というくらいまで低下させました。その静音性は、一度体感すると
2度と離れられないものがあります。
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7200.7はその静音性を引き継ぎ、動作音はスペック的にも体感的にも最も低いレベルです。加えて、160GBという大容量モデルですら2.5Belsにとどまっています(180GXPの180GBモデルは3.0Belsまで増加。これは静音アクセス時の7200.7[2.8Bels]を上回る)。
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続いてベンチマークで比較してみます。
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テスト環境 : P4(HT)-2 / 256MB(DDR2700) / 845GE / AVVN040(OSブート用) / XP PRO SP1 / IAA 2.3
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* SiSoftware Sandra 2003SP1 - FileSystem BenchMark (MB/sec)
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今ひとつわかりにくいですが、7200.7のみ、連続読み、書き、どちらも50MB/secを上回ってきています。なお、8MBキャッシュの比較用にIBMを用意しましたが、書き込み速度に若干の向上が見られる程度?です。
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作業中誤ってデータの入ったHDDをローレベルフォーマットしてしまったため、Maxtorのデータがすっぽり抜けています…。折を見て追加予定ですが、ダントツの速度でした(ATA133とATA100接続の間でバッファ周りに
速度差が出るほど、と言うと伝わりますでしょうか?)。現時点では速さの追求ならMaxtorだと思います。
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* ZDLabs WinBench 99 - Disk Inspection Test (KB/sec)
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7200.7は末端でも32MB/secと優秀な結果と大きな伸びを示しているのですが、正直それより何より不思議なのが、IBMの8MBキャッシュによる性能向上です。転送速度を示すグラフも、何故か2MB版より安定した
ものになります(それでようやく他社製と同じくらいですが)。
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今回のHDD、実は自宅マシンを「HomeEdge」でメディアサーバー化する目的で購入したものです。ですので、大容量化の実現と静音性の維持さえ出来ていれば、一応完遂と言えます。
しかしベンチマーク結果が示す通り、想定外な高速化まで実現出来てしまい、久々に当たりな買い物だったと満足しています。
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以上より今回の商品は、出回り始めたばかりでやや高価ですが、大容量化と静音性、加えて高速性を同時に手に入れたい、という方にお勧めなHDDだと結論づけられます。
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BigDrive対応OSはXP SP1/2000SP3以降、というのは有名な話ですが、インストール時はどうなのか?というと、2000は注意が必要、ということになります。
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まず、単体使用の場合一括取得は出来ません。続いてパーティションを分ける場合も、128GB一括取得(残りは見えない)以外はCドライブに100GB以上の容量を指定出来ません。
おそらくインストーラーのバグだと思います…(XPのCDでブート&領域取得→再起動では可)。
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また、Intelチップセットの場合、IAAは最新版をインストールしてください。2.2以前では2つめのパーティションをうまくフォーマット出来ない場合があります。IAAがあればレジストリ変更は不要のようです。以上、トラブル実録談、でした。
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Posted by dospara_review at
09:59│
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ハードディスク │
2003年04月05日