Desktop Pentium 4 Note PC

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概要
今回は少々変わってものを取り上げます。商品はサンプルとなっていて、テスト結果は製品版と異なる場合があることをあらかじめご了承ください。また、現時点でこの商品の取り扱いの予定はありません。
というわけで、ノートPC用のPentium 4が正式リリースされ、今後採用PCが続々リリースされると思われますが、今回取り上げるノートは実はデスクトップ用のPentium 4が搭載可能なPCです。Willamette/Northwoodの両方に対応していて、今回テストしたサンプル機には1.7GHz(Willamette)が搭載されていました。
他のスペックも実にハイスペックで、SXGA+(1400x1050)対応の15インチ液晶にMobility RADEON7500(DAC 400MHz)、加えて発表されたばかりのチップセットIntel 845MPを搭載しDDR-SODIMMにも対応しています。
  まずはACアダプタです。

デスクトップ用P4のもの凄い消費電力をサポートするためか非常に大きなACアダプタが採用されています。動作させてみると中からファンの回っている音が聞こえるあたりが何とも凄いです。

     
ノート背面のCPU周りです。圧倒される2ファン構成のCPUクーラーを外すと、見慣れたSocket478が姿を現します。一番右の写真はクーラーを横から見たものです。ぎっしりと銅製の板がはめこまれていて、手に持つとかなりの重量を感じます。
  少し面白かったのがこのファンです。最初ビデオチップ冷却用かと思ったのですが、ばらしてみるとどうもPCカードスロットの冷却用のようです。

確かにCPUの側に配置されていますし、PCカードは意外と発熱するものではあるものの、わざわざファンが搭載されているのは初めて見ました。

     
キーボードを外すとメモリスロットが2本見えます。ノートPCとしては圧倒的な、512MBx2で最大1GBまでのサポートとなっています。中央写真はモジュールの拡大です。ピン間隔が通常のものと比べてかなり狭いことがわかります。一番右の写真は謎のスロットです。最初ビデオメモリ用かとも思ったのですが、今回のモデルは標準で64MBもビデオメモリを持っていますので、その線の可能性は低そうです。
追記 : この謎スロットは無線LAN用とのことです。ということはMiniPCIバス?
  ハードディスクはCPUとほぼ正反対にあるセカンド?バッテリー(標準で2バッテリー構成!)の下にベイがあり、簡単に取り外すことが出来ます。

今回のサンプルにはコンボドライブ(TOSHIBA SD-R2102)が搭載されていました。これについては配置的にも普通で特筆するものはありません。

追記 : セカンドバッテリを外して2ドライブ構成にすることも可能とのことです。
以上がおおまかな特徴です(他にもIEEE1394、LAN、モデムを完備)。その総重量は4Kg超となっています。はっきり言って相当重く、持ち運ぶには厳しいです。バッテリーの持ち時間についてはサンプルのためかうまく充電が完了せず、計測出来ませんでした。

性能チェック。
ファンの回転数管理がまだうまくいかない(実質なかなか回転しない)ためかCPU付近がかなりの高温状態になり、性能が一時的に低下することがありましたので、以下のテスト結果は参考程度にご覧下さい。
テスト環境 :
Pentium 4 1.7GHz (Willamette) / P4 Note (i845MP) / 512MB(PC2100/CL2) / Windows 2000SP2
アプリケーションベンチマーク
まずは簡単にアプリケーション系を実行してみます。テストの内容は過去のレビューに準拠しますので、この辺のレビューと結果を比較していただけると面白いかと思います。

Super π TMPGEnc Ver.2.53 午後べんち(音響あり/なし)
P4 Note 1分54秒 2分45秒 120.32倍 / 28.16倍
Superπ、午後べんちは順当として、TMPGEncのスコアがデスクトップと比べて伸び悩んでいるのは、おそらくHDDの遅さによるものと思われます。
ちなみに、サウスにICH3を採用していますのでIDEドライバはIAAのVer.2.0以降が必須でした。
3Dベンチマーク
続いて3D系です。定番の3DMarkから入ります。
 
スコアだけを見せられたらノートのスコアとは思えないほどの好成績で、Mobility RADEON7500の性能の高さを実感しました。続いて「QuakeIII Arena (timedemo 1/demo demo001)」でも、
 
という具合でまさにデスクトップ同等の成績で、「ノートは非サポート」というゲームも大抵動きそうです。

まとめ
低消費電力化が進み、ノートPCへの転用も十分可能になっているPIII/Celeronと異なり、デスクトップ用のP4を転用するのは少なからず挑戦的な行為です。しかし、上記のようにノートとしては圧倒的な性能を発揮するだけでなく、自分の好みに応じてCPUを変更出来るということは、ある意味貴重なように感じました。
コンパクトPCのさらなる小型化への要望に対する回答の1つとして、その完成型の登場に期待しています。


Posted by dospara_review at 17:20Comments(0)TrackBack(0)CPU │2002年03月04日
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