SEAGATE U6 - ST340810ACE

▼ 概要。

マシンの静かさを追求していくと自然と行き着くところ、それはファンではなくハードディスクだと思います。無論そのアクセス音も騒音の1つです。しかし、それ以上に気になるのがディスクの回転音です。

通常ハードディスクは電源投入後回転し続けるのでなかなか気づきにくいですが、他が静かになると俄然気になるようになります。そしてその「ハードディスクを静かにする」と言う流体軸受けはその回転音に対して最も効果があります。

そして今回は、その流体軸受け採用のディスクから5400rpm製品の中でベストセラーを誇るU6シリーズの流体軸受け採用版、U6CEを取り上げます。

通常のU6とU6CEにはスペック的な違いはまったくありません。40GBプラッタ採用の5400rpmでキャッシュが2MBと今時のハードディスクスペックを有しています。

ちなみに今回のハードディスクの購入動機は「サーバーマシンの静音化」です。最近つとに寒くなってきて、眠りが浅くなってきている時に午前4時のcron実行時のアクセス音で目が覚めてしまうこと度々で、何とかしないと睡眠不足で仕事に集中出来ない、という経緯です。

両者は見た目も非常にそっくりです。違ったのはファームウェアのバージョンくらいでした。


▼ ベンチマーク。

肝心の動作音に入る前に、まずU6とU6CEの性能を比較してみようと思います。

テスト環境 : XP 1700+ / DDR-SDRAM 512MB CL=2.5 / ECS K7S5A / Windows 2000SP2/98SE

・HDBench V3.30 - 1000MB

 

・SiSoft Sandra 2001te - Disk Benchmark

 

以上のように、性能はまったく同じでした。静かな方が性能が低めかと思っていましたので、この結果には正直驚きました。これで騒音面での効果が大であれば、U6CEが俄然有利です。


▼ 動作音、他。

それでは肝心要の動作音です。起動時の回転数が上がる音はどちらも同じような音で、かすかな音がします。その後の回転音、これは桁違いにU6CEの方が静かで、耳を近づけても周りの音にかき消されてわからない程度の音量です。

続いてアクセス音、これはほとんど同じです。コリコリと低い音がなりますので、人によってはチリチリと音がするATAIVの方が静かに感じるかもしれません。このことから、常時アクセスするような用途(ビデオ編集用テンポラリ等)の場合、(少しでも)値段の安いU6を選択するという手は有効だと思います。

最後に発熱ですが、Seagate製ハードディスク特有の側面から熱くなるタイプなので、ケースに取り付けない状態だと結構発熱が大きいです。また、密接して並べるのはあまりお勧めしません。


▼ まとめ。

肝心の取り替え効果については、OSの入れ替え等に予想以上の手間がかかったりと現状で復帰にたどりつけていないため確定とはいえないものの、マシン全体で見て待機状態での動作音がほとんどなくなり、今度は逆に「ちゃんと動作しているのか?」と不安を感じるまでになりました。午前4時のcron一時起きも無くなりましたし、今回の交換は成功だった模様です。

以上より、今回のハードディスクは騒音が気になる環境で待機状態が長いサーバーを運用するのに特に適したドライブだと結論付けることが出来ます(耐久性はこれからじっくりチェックになります)。価格も安めですし、お勧めのハードディスクです。



Posted by dospara_review at 18:52Comments(0)TrackBack(0)ハードディスク │2001年11月21日
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