Seagate Barracuda ATA IV

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▼ 概要。

ほぼ全てのHDDが「20GBプラッタ」を採用し終えてから僅か数ヶ月にして、7200rpmモデルで初めて「40GBプラッタ」を採用して登場したHDD、それが「Barracuda ATA IV」です。プラッタサイズは前モデル、「ATA III」の実に2倍、しかも「流体軸受」の採用で低騒音化をも果たしたと言われています。

   

1) デザイン一新で鏡面仕様になっていて高級感が増しています。SCSIモデルを思わせるデザインです。
2) 背面は相変わらずプレートで覆われていて基板が見えません。


▼ ベンチマーク。

早速ベンチマークに入ります。IBMの「IC35L40」のデータも合わせてご参照下さい。

テスト環境 : Pentium III 1.13GHz / 256MB(PC133) / GA-6OXET / GeForce 3 / Win98SE / 2000SP2

* HDBench v3.30 - HDD (1000MB)


Read Write FileCopy
ATA IV / FAT32 41575 41228 45805
IC35L60 / FAT32 38583 37430 3670
ATA IV / NTFS 40980 40493 13496
IC35L60 / NTFS 37248 36091 14108

いきなり凄い結果です。FAT32では全ての値が40000を超えています。

* SiSoft Sandra 2001te - Drives BenchMark

Buffered Read Sequential Read Random Read Buffered Write Sequential Write Random Write Average Access
ATA IV / FAT32 - Drive Index : 28141
65MB/s 41MB/s 8MB/s 57MB/s 40MB/s 10MB/s 7 ms
IC35L60 / FAT32 - Drive Index : 25644
87MB/s 38MB/s 8MB/s 75MB/s 38MB/s 8MB/s 6 ms
ATA IV / NTFS - Drive Index : 27974
66MB/s 40MB/s 7MB/s 58MB/s 40MB/s 10MB/s 7 ms
IC35L60 / NTFS - Drive Index : 25628
86MB/s 37MB/s 7MB/s 74MB/s 37MB/s 9MB/s 7 ms

こちらも40MB/sを超える結果が出ています。「Buffered」系の伸び悩みが若干気になるところです。

* HDTach v2.61- Read


Maximum Minimum Average CPU Util
ATA IV 43275.0 kps 23662.0 kps 36774.9 kps 6.3%
IC35L60 43947.0 kps 17584.0 kps 31827.8 kps 2.4%

ディスクの終端でも「23000kps」を超えているのは画期的です。


以上のベンチ結果より、「ATA IV」が「現行最速クラス」の性能を有していることがはっきり見て取れます。


▼ 使用感、その他。

とりあえず、前モデルの「ATA III」とは比較にならないほど低発熱でかつ静かでした。ランダムアクセス時の「カリカリ」音は健在なものの、ケースファンなどが動作している環境では耳を近づけてようやく聞こえる程度の動作音です。これで上記の速度が出るので本当に驚きです。

発熱の方も動作中ドライブ全体がほんのり温かくなりますが、従来の(他社製も含めた)60GBモデルと比較すると明らかに低発熱でした。「40GBプラッタ」はここでも効果を発揮しているようです。


▼ まとめ - 次世代HDDの予感。

今回のHDDは、最速クラスの性能を示しつつ静粛化を果たしたという点でかなり画期的なHDDです。現時点ではさすがに割高感がぬぐえませんが、HDDを選定する上で要注目であることは間違いないと思います。



Posted by dospara_review at 12:09Comments(0)TrackBack(0)ハードディスク │2001年07月06日
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