Maintenance VIA Env.

製品URL : VIA ChipSets

▼ VIA環境について。

「VIAチップセットのマザーよりINTELチップセットのマザーの方が高速で安定している。」と昔からよく言われていますが、実際のところはどうなのでしょうか?

毎日のように様々なマザーを触っている私としては、確かにOS標準状態でのチップセットのサポート状況やインストール必須なファイルの存在など、環境のメンテナンス面で苦労する部分は確かにありますが、最近のINTELチップセット(i81x)と比べれば、VIAチップセットは同等クラスの性能を持っていると思います。

そこで今回はそのメンテナンス面でのサポートとして、インストール必須や推奨のファイルをリストアップしてご紹介しようと思います。

なお、ご紹介したファイルのインストールにより低確率ですが不具合が発生する場合があります。その際もサポートは致しかねますのでご了承ください。
#確実に大丈夫、という風に書けない辺りがVIAらしいといえなくもないですね…。


▼ 各OS共通編

VIA 4 in 1 Driver v4.32

バージョンによってインストールの際の挙動が変わり、使用されているOSにより入らなかったり入ったりするので混乱されている方もいらっしゃるかと思います。名前の示す通り、以下の4つのアップデータで構成されています。

「VIA IDE Busmaster Driver」
- IDEドライバです。このドライバに関しては後述します。

「VIA AGP Driver」
- AGPバスドライバです。インストールするとAGPの性能が発揮されるようになります。

「IRQ Routing Driver」
- OS上でIRQを管理する際に使用するドライバです。ME以降は必要ありません。

「VIA INF Driver」
- INTEL系マザーでもおなじみのINFファイルアップデータです。

上記の中で問題なのはIDEドライバです。というのも、サウスチップが「686A」か「686B」か、またはOSによってそれぞれ対処方法が異なるからです。

1. 686A + Windows 98SEの場合

4in1のセットアップでもインストール出来ますが、OS標準のドライバと比べて性能に明らかな違いが出るわけではない模様です。よってインストール必須ではないと思います。

2. 686A + Windows ME/2000の場合

4in1のセットアップではIDEドライバはインストールされません。IDEドライバを単体でダウンロードした場合はインストール出来ますが、HDD以外のIDEデバイスで問題が発生する場合が多いので、速度がそれなりに出ている場合はわざわざインストールしなくてもいいと思います。

3. 686B + Windows 98SE/MEの場合

通常版の方のドライバをインストールすると、若干パフォーマンスがよくなる場合があります。

4. 686B + Windows 2000の場合

2001/07/03 更新 : かなり状況が改善されました。

「Windows 2000 SP2」とv4.31以降に添付されているIDEドライバを組み合わせれば、完全にATA100モードで動作するようになりました。ただ、当方のテストでは「Windows2000 SP2」のみで「4in1」未適用でも同じベンチマーク結果が出ました。

なお、一部HDDではATA100のまま「Windows 2000」をインストールするとVIA環境に限らず不具合が出る場合がある模様です。問題を回避するにはインストール中HDDをATA33ケーブルで接続しておけば大丈夫のようですが、現状で問題を再現出来ていませんので確定ではありません。


VIA Audio(AC97) Driver

オンボードサウンド機能がある場合はこのドライバを適用することで使用可能になります。なお、マザーボードによって使用しているコーデックが違う場合がほとんどですので、基本的にはマザーボードメーカ提供のドライバを使用されることをお勧めします。

特に「GA-7ZX/7ZXR」にはCT5880ハードウェアサウンド機能を持つものがありますのでご注意下さい。


VIA USB Filter Driver

USB周りのドライバを更新します。OS標準の場合でも普通に動くケースが多いので一概には言えないのですが、不具合が出た場合はこのファイルのインストールで解決することがあります。


続いて各OS個別ファイルに移ります。


▼ Windows 98SE編

Microsoft Uhcd.sys(4.10.2223) Update

不具合がある場合のみインストールでいいのかもしれませんが、VIA系マザー付属のCDにはよく入っています。USBの動作に不具合があった際はインストールしてください。


▼ Windows 2000編

Microsoft AGP Registry Patch

修正ファイルのサイズはわずか1KB程度ながら、このファイルの効果はかなり大きいです。

ベンチマーク(3DMARK 2000)など、AGPに負荷がかかるアプリケーションで不具合が出る症状はこのファイルにより改善される可能性が高いです。


Microsoft VIA AGP Chipset Driver Update

2001/07/03 更新 :Windows 2000 SP2」が正式公開されています。

Windows 2000 SP2のリリース前のHotFixという形でリリースされているのがこの修正ファイルです。

修正項目は意外と深刻で、AGPを使用するプログラム使用時にハングアップする不具合の修正です。MSはSP2のリリースを待って同修正を適用する事を推奨しています。


▼ まとめ - まだまだ発展途上ながら…。

以上がほぼ修正ファイルのほぼ全体です。INTEL系チップセットが「INF Update」ぐらいで完了するのと比べればやはり面倒といわざるを得ません。しかし一度インストールしてしまえばOSを再インストールしない限りいじらなくていいことや、VIAに挑戦すればDDRやAthlonなどの魅力的なデバイスに触れることが出来ることを考えると、VIAチップセットの価値は十分にあると思います。

トラブル対処も自作の楽しみの一つ…、かもしれませんし。



Posted by dospara_review at 17:35Comments(0)TrackBack(0)耳より情報 │2001年01月22日
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