Acer AIRKEY WL-8458S


▼ 概要。

機能的には普通のマウス付ワイヤレスキーボードです。受信部とキーボードで構成されています。今回のモデルはブラックでしたが色違いのモデルもある模様です。

 

受信機側です。受信部がゆるやかに湾曲していてるため、キーボードの使用可能範囲が横に広くなっています。

よって受信機はキーボードの真前にある必要はなく、若干置き場所の高さに違いがあっても吸収できますので、設置する際も比較的自由です。

しかしあまりに使用可能範囲ぎりぎりだとマウスの動きが怪しくなりますので、その辺は調整が必要です。

前モデルからの大きな変更点として上部のショートカットキー群があります。付属のドライバをインストールすることで問題なく使用することが出来ます。


右写真はマウス機能部分です。感じとしてはトラックパッドに近いです。上部の2つのボタンによりスクロール機能もあります。

 

 

マウスボタンは左に配置されていますのでマウスを操作する場合は両手で操作する事になります。

省スペース化の影響からか、若干周辺部のキーが小さめになっていますが、押しづらいほどではないです。


▼ キータッチ他、使用感。

肝心のキータッチに関しては、デスクトップ用キーボードとして見るとあまりいい方ではないと思います。どちらかというとノートパソコンのキーボードのタッチに似ています。しかし長時間タイプしていると疲れてしまうほどではないです。

マウスパッド部分に関したは、若干反応が敏感すぎるように感じますが、逆にいえば操作する際に力がそこまで必要ないということなので、総合的には可もなく不可もなく、という感じだと思います。

電池の使用量は案外多い模様です。使用していなくても消耗していくので、1日以上使用しない時は電池を抜いておいたほうがいいと思います。


▼ 新しい使用方法の提案。

ワイヤレスでマウス機能付きなので、ケーブル無しで使用できて非常にスマート…、というのはありきたりですので新しい用途を考えてみました。

私が思いついた(実際に使用している)方法は、「家庭内サーバ機での使用」です。

最初はPS/2の切り替え機かUSB化することで省スペース化を図ることも計画しましたが、使用できるOSの制限(UNIX系では特に)汎用性や切り替え作業に若干不安を感じます。

今回のキーボードの場合、受信機を本体(PS/2)に繋いでおき、キーボードは電池を抜いて適当な場所に置いておいて、使うときだけ電池を入れてマシン前に持ってくれば、膝の上など作業場所的に自由に使用することが出来てしまいます。また基本はPS/2キーボード/マウスなのでOSの制限もありません。

さらに、切り替えて使うわけではないので、クライアントマシンの(キーボード)同時使用が可能です。片方のマシンがOSインストール中など、キーボードが頻繁には必要ないが無いと作業できないような環境で効果が絶大です。実際に使っていて再確認したのですが、これはかなり便利です。

もう一つは「リモコンとしての使用」です。

最近のソフトウェアDVDにはリモコンが付属したものがありますが、基本的にそのソフトDVD専門なので、他にリモコン操作したいソフトウェア、例えばキャプチャカードのテレビ画面などがあっても操作できません。

しかし、キーボードとマウスを運んでしまえれば問題解決です。このキーボードは意外に有効範囲が広いので、結構実用になります。省スペースモデルとはいえ持ち歩くにはさすがに若干きついですが、例えばベッドの上に寝転がった状態で操作したいときなどに有効です。

…などなど、このキーボードには普通のキーボードでは出来ない様々な活用方法があります。そんな面白さと実用性を兼ね備えたこのキーボード、中々にお勧めです。

ところで「Wireless」って「ワイアレス」と「ワイヤレス」のどちらが正解なんでしょう?



Posted by dospara_review at 17:56Comments(0)TrackBack(2)その他 │2001年01月10日
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1. airkey ワイヤレスキーボード(マウス機能付き)  [ 山桃空間 連絡帳 ]   2005年04月30日 11:15
Airkey使ってます。TBさせていただきました。
2. 私の愛用しているキーボード  [ KeyのスリムPC! ]   2005年11月02日 01:17
TBさせて頂きました。(´▽`)
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