ドスパラ - 製品レビュー

今回は本製品で、どのようなソフトや動画が動くかを見ていきたいと思ったので、早速実施。

●各種動画とゲーム、ベンチマークを用意
ではチェック項目です。

・動画再生
　外付けDVDドライブを接続しDVD-VIDEO
　WMV・MPGファイル
　Youtube

・ゲーム
信長の野望　革新
　「信長の野望」シリーズ初となる「日本全国1枚の3Dマップ化」を実現し、軍勢の動きなどをリアルタイムで把握できる。技術革新や町並みの配置が勝敗に影響するなど、ストラテジー要素を強化。
発売元：コーエー

イース　オリジン
　日本を代表するアクションRPGシリーズの最新作。本作の舞台は「イース?・?」の700年前で、主人公がアドルではないことが話題となった。多彩な必殺技、数々のトラップなどアクション性もさらにパワーアップ。
発売元：日本ファルコム

萌え萌え２次大戦（略）
　美少女として生まれた戦艦大和やタイガー戦車たちが、第二次世界大戦を戦い抜くというSLG。システムはかの「大戦略」を踏襲し、兵器と美少女好きどちらも満足の内容に。
発売元：システムソフト・アルファー

HALO COMBAT EVOLVED体験版
　Xboxで名をはせた名作FPSのPC版。体験版ではストーリーモードのレベル（ステージ）4と、１種類の対戦マップ（Blood Gulch）がプレイ可能。
発売元：マイクロソフト

国内の大手PCゲームメーカー３社からそれぞれ1作品をチョイス。
さらに、バリバリ3DのFPSはさすがに無謀かなと思いつつもHALO体験版も用意しました。


・ベンチマーク
FinalFantasyBenchmark3
3DMark2001SE
定番のFFベンチと3DMarkです。ただしチップセット内蔵VGAに3DMark06は現実的ではないため2001SEにしています。


チェック時の動作条件は、
・本体のBIOSやドライバ類は初期状態のまま。
・WindowsアップデートやDirectX 9.0cランタイムは最新
となります。




●実際のゲーム・動画再生時の注意点
本製品でゲームのインストールや大容量動画を再生する場合、SSD容量が不足します。
このSSDは、元々の容量が4GB、そこにWindowsXPをインストールして、仮想メモリやIE用キャッシュを確保してあるため、購入後使える空き容量は約1.4GBです。
さらにWindowsアップデートにより800MB程度まで減ります。
それに加え、休止状態を行う人は、540MBほどのドライブ容量を空けておく必要があり、実質2〜300MBしか空きません。

そのため、今回のゲームインストール・動画の保存は2.5インチHDDに行っています。 さらに、本製品には光学ドライブが付属しないため、USB接続のDVDドライブを別途用意。

インストール先・データ保存用の2.5インチHDD、そしてゲームインストール用に必要な5.25インチ光学ドライブは、

Scythe社の
鎌蔵2.5
鎌蔵5.25
を用意して、USB外付けドライブ化しました。




●最初は動画再生
・外付けドライブでのDVD-VIDEO
APPLESEEDを再生、コマ落ちも無く問題なし

・各種ビデオクリップ＆動画サイト
AVI（640×480）：正常
WMV（解像度1280×720）：激しくコマ落ち。HDD転送速度も影響か
WMV（解像度640×480）：正常
MPG（解像度640×480）：正常
Youtube：正常
液晶解像度に見合った動画の再生は問題なし。
ただし、縦に480ドットしかない解像度の都合で、IEやWindowsMediaPlayerでは再生ソフトのメニューやバーが動画の画面を圧迫して邪魔をするため、動画そのものはフルスクリーンで再生するほうが良いでしょう。
また、さすがにハイビジョン動画は苦しい模様。




●次はゲームをチェック

・萌え萌え２次大戦（略）
起動するが、液晶解像度を800×480のままウインドウモードでプレイすると、カーソルの位置と判定が縦に大きくずれ、まともにはプレイ不可。
フルスクリーンにすると問題なし。その場合解像度が800×600になるため、表示がバーチャルスクリーンになり上下にスクロールするが、ターン制SLGのためプレイにさほど支障はなし。
(C)2007 SystemSoft Alpha Corporation

・イース　オリジン
プレイは可能。ただし解像度設定は最低でも800×600のためバーチャルスクリーン状態に。アクションゲームで画面が上下に切れるのは痛いか。

・信長の野望　革新
最低でも解像度1024×768が必要のためタイトル画面まで行かず。なお、外部ディスプレイ出力（解像度XGA以上）の場合はプレイ可能。

・HALO体験版
800×480のままだとエラーが出て起動せず。800×600にするとOK。ゲーム中では640×480の解像度が選択できるため、バーチャルスクリーンにもならずプレイ可能。
つまり、640×480でプレイはできるが、その前にゲームそのものの起動は800×600でなければならない。

液晶画面でのプレイは縦の解像度がネック。ただし、「信長の野望　革新」「イース　オリジン」に関しては、スペック的には問題ないので外部ディスプレイがあればプレイできます。
HALOがプレイできたのは予想外
なお、起動用にCD/DVDが必要なソフトで遊ぶ場合は、外付けドライブが必須。携帯先でのプレイも考えるなら、USB接続の薄型光学ドライブか、仮想CD/DVDソフトを用意しましょう。




●最後にベンチマーク

・FinalFantasyBenchmark3
メニューは起動するが、ベンチマークはエラーが発生して画面表示せず。ただし、外部ディスプレイに接続し、クローン表示（ノートと外部で同じ画面を出力）にすると、800×480のままベンチマーク可能。
スコア：965（Low）
(C)2002-2007 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. （写真は通常のゲーム画面です）

・3DMark2001SE
起動は可能。なぜか画面が90度回転した状態でベンチマークが進み、途中エラーで落ちる。こちらも外部ディスプレイ接続（クローン表示）により完走。
スコア：2061（解像度640×480、色数16bit、その他最小設定）

3Dベンチマークも動きます。外部ディスプレイ接続時のみ起動する理由は現在不明。BIOS・ドライバが理由とも考えられますので、アップデートに期待しましょう。



以上のような結果になりました。EeePCで試したいゲームや動画があるという人は、ぜひ参考にしてください。

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