USB/eSATA接続SSDの速度と使い勝手

パッケ TS32GSSD18M-M

メーカー名&URL
Transcend:http://www.transcend.co.jp/

価格:7,980円(2/5現在)


どうも、オフィスが移動して気分一新の(酒)です。
去年大きな話題だったパーツのSSDですが、今年も高速・大容量化製品の登場が予想され、目が離せない存在となりそうです。
ただし今回は、あえて最速ではなく、小型軽量という点に注目してみました。





●コンパクトでも2系統接続に対応
ここで紹介する
TS32GSSD18M-M
は、1.8インチSSDを搭載する外付けドライブで、一目でコンパクトさが分かります。
2.5インチ搭載の外付けハードディスクよりさらに小さく、その分携帯性も優秀です。

コンパクト 大きさは、2.5インチハードディスクの約半分。胸ポケットにも余裕で入り、付属ケーブルの方がかさばるほどです。


PCへの接続方法は、USBとeSATAに対応し、ケーブルも2種類付属。
ただし、eSATA使用時は、eSATAと給電用のUSBコネクタが近くにないと使えません(USB接続の場合も、コネクタ2つが近くないといけません)
デスクトップPCの場合、eSATAが背面のI/Oパネルにある製品はUSBが近くにありますが、
PCIブラケットにコネクタを増設していると、ブラケットの場所次第ではUSBと離れるため使えないことがあります。


付属ケーブル USB(左)とeSATA(右)、どちらの接続も電源供給用にUSBコネクタが1つ必要です。
なお、eSATAと電源用USBコネクタが離れていると、USB延長ケーブルが必要なのでご注意ください。

近いESATA 背面eSATAコネクタがあるマザーボードに接続してみました。USBが隣にあるので楽チン。

遠いESATA ブラケット増設タイプのeSATAコネクタだとこの通り。ビデオカード手前にブラケットを取り付け可能なマザーボードなら大丈夫ですが……。




●USBバスパワー対応の外付けドライブとして非常に高速
コンパクトなだけでなく、速度はどうでしょうか。
これまで1.8インチハードディスクを搭載した外付けドライブは、速くて30MB/s程度しか出ませんでしたので、本製品には期待がかかります。

ではチェック開始。

使用PCはこちら。
マザーボード:FOXCONN P45A(P45チップセット、サウスブリッジICH10)
CPU:Core 2 Duo E8600
メモリ:A-Data PC2-6400 2GB×2
ハードディスク:Western Digital WD5000AAKS A7B
ビデオカード:RADEON HD4670


P45A_ESATA ・eSATA接続



P45A_USB ・USB接続




eSATA・USB共に、製品紹介ページのスペック通り(以上)の速度が出ています。
それどころか、eSATA接続時のReadに至っては、2.5インチハードディスクに勝っています(250〜320GBプラッタの3.5インチ製品と同等)。

次はデータのコピー時間を計測
・容量10.6GB、ファイル数2329のデータをコピーする時間を計測
TS32GSSD18M-M → WD5000AAKS A7B
eSATA接続   3分36秒
USB接続     5分55秒

WD5000AAKS A7B → TS32GSSD18M-M
eSATA接続   5分48秒
USB接続     8分54秒

参考として他のコピー時間を見てみると……、
SATA:1.5TBの「ST31500341AS」からWD5000AAKS A7Bが3分14秒。
USB:先週パーツの犬で紹介された「高速化技術搭載、外付けUSBケース」
Normal      6分44秒
Turbo       5分22秒

これらの数値を見る限り、読込は3.5インチハードディスクに匹敵。逆に書込みはCristalDiskMarkの数値から考えると遅くなる(特にUSB)ものの、十分実用レベルです。


りね

Lineage II(R) and Lineage II(R) the Chaotic Throne are trademarks of NCsoft Corporation. 2003-2008(C) Copyright NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage II the Chaotic Throne in Japan. All Rights Reserved.

最後にLineage教動時間です。
※Lineage教動時間(スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。OS起動直後と、タイトル表示後すぐにゲームを終了し、すぐ再起動の2回を計測)

  1回目 2回目
eSATA接続 22秒 18秒
USB接続 28秒 19秒
VerokiRaptor 22秒 13秒

1回目がRaptorと互角の結果に注目!



最後に、他のマザーボードで速度を見てみます。

PCI なお、この2マザーボードにはeSATAが無いため、
SATAを延長してeSATAコネクタに変換し、接続しています。
※PCIブラケットにeSATAコネクタがあると電源供給のUSBに届かないので、今回はブラケットを引っ張り出してUSB近くで使用。


G31チップセット(ICH7、WindowsXP)
G31_ESATA ・eSATA接続


G31_USB ・USB接続


780Gチップセット(SB700、WindowsVISTA)
780G_ESATA ・eSATA接続


780G_USB ・USB接続



2.5インチSSDのTS32GSSD25S-Mは、SATA接続時でもAMDチップセットは速度が下がりました。
ですが、今回はICH10と比べ、4KでRead少し遅く、逆にWriteは速いという特徴が出て、しかもシーケンシャルは差がありません。
USBでは相性が発生したものの、より高速なeSATAで影響が無かったのはありがたいことです。
こういった外付け製品は、例えば家のメインPCと携帯用ノート・外出先のPCというように、複数のPCで使う可能性が高いので、相性発生が少ないに越したことはありません。
※今回の検証マザー以外の全製品で同速度が出るとは限りません。



●些細な要望はあれど、速度・使い勝手共に良好
本製品の感想は、
携帯性に優れ、振動などに強く、2系統接続可能、しかも速い。と、非常に満足です。
ノートPCを持っている方はもちろん、そうでない方もフラッシュメモリ同様に持ち運びたい周辺機器と言えそうです。

なお、同じ32GBのフラッシュメモリ採用デバイスと言えばUSBメモリがあり、
こちらは5,000円前後と本製品より低価格、よりコンパクトですが、接続は当然USBのみのため、速度は最大で34MB/s程度になります。
USBオンリーでの使用ならUSBメモリで問題ありませんが、eSATAが使える方は、ぜひ本製品の速度を体験してみてください。


なお、あえて本製品の不満店を述べると、付属のケーブルが長く、短い物も欲しいと思ったことです。
そうすれば携帯性がさらに向上し、USBメモリ同様に使いやすくなるのですが(電源供給コネクタが別途必要なのは仕方なし)……。



その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 16:21Comments(0)TrackBack(1)ドライブ類 | 耳より情報2009年02月06日
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1. SSDを買ってみた  [ ある技術者の備忘録 ]   2009年04月16日 14:58
使っているUSBメモリの容量が少なく感じるようになってきたので、外付けSSDを買ってみました。 買ったのは、トランセンドの「TS64GSSD18M-M」ってやつです。容量も64GBで十分すぎるほど...
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