2.5インチハードディスクRAIDで、エコ&高速化はなるか?

2.5インチHDD HTS545050B9A300

メーカー名&URL
日立グローバルストレージテクノロジーズ:http://www.hitachigst.com/portal/site/jp

価格:8,580円(5/15現在)

どうも、暖かくなったので先日上着をしまったら、今週は再び冷え込んでしまい、帰宅時に寒い思いをしている(酒)です。

前回、省電力CPUとビデオカードを紹介しましたが、
周囲から「ハードディスクも2.5インチのハードディスクを使えばもっと省電力になるんじゃ? 遅ければRAIDにすれば良くない?」
と言われました。
一瞬どうかなと思いましたが、2.5インチを2個搭載して3.5インチベイに取り付けるケースもありますし、意外と面白そうです。
ならばという事でチェックしてみました。





●2.5インチハードディスクの性能とは
3.5インチの代わりにする以前に、このところ2.5インチといえばSSDばかり見ていたせいか、正直最近の2.5インチに関して性能をよく知りません(USB接続なら見てますが)。
それでは話にならないので、急いで速度をチェック。

PCスペックは以下の通り
・マザーボード:MSI X58 PRO(X58チップセット)
・CPU:Core i7 965 Extreme
・MEMORY:PC3-10600 1GB×3
・ビデオカード:RADEON HD4890
・OS Windows Vista Ultimate SP1


用意した2.5インチハードディスクは、
HITACHI:HTS545050B9A300(500GB、5400回転、8MBキャッシュ)
です。なお、RAIDはオンボード機能(ICH10R)を使います。


チェック項目は、
・CrystalDiskMark


りね2

・Lineage教動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。OS起動直後と、タイトル表示後すぐにゲームを終了し、すぐ再起動の2回を計測。

・10.6GB(ファイル数2,399)データの、同一ディスク内へのコピー時間
です。


ではまず、1台でRAID無しの状態をチェックします。

・CrystalDiskMark
  Read(MB/s) Write(MB/s)
Seq(シーケンシャル) 65.72 63.17
512KB 31.26 34.35
4KB 0.459 1.012

※画像データ不良のため、表組みとなりますがご了承ください。


・Lineage教動時間
1回目:31秒   2回目:15秒


・同一ハードディスク内コピー
8分26秒


シーケンシャルReadが65MB/sでした。
自宅のノートPC(2005年2月発売)搭載の80GBは、シーケンシャルリード・ライトが25MB/s程度、今交換すれば相当高速&大容量になるんだなぁ、と感慨ひとしお。
ですが、最近の3.5インチは100〜130MB/sのため、そちらと比較すると約半分。
これでは、「3.5インチの代替品」として使うには遅いため、RAIDにチャレンジします。
※RAIDの設定方法は、「大容量ハードディスクのRAIDは2TBの壁に注意」を参照ください。


RAID 0の結果は以下の通り。

・CrystalDiskMark
RAID 0



・Lineage教動時間
1回目:21秒   2回目:13秒


・同一ハードディスク内コピー
4分23秒


1台の時より、シーケンシャルReadや、同一ハードディスク内コピー速度が2倍。
また、3月6日の「パーツの犬」で、1.5TBと2TBの3.5インチ製品速度を見ていますが、それと比較して互角以上と言えます。
これなら3.5インチの代わりも立派に務まるでしょう。



●エコ化も成功、あとは価格との勝負
速度は満足しましたが、今回の主目的は「ハードディスクも省電力化」です。
2.5インチが低消費電力なのは承知してますが、2台搭載の影響が気になります。

そこで、やはり低消費電力で知られる3.5インチ製品の
Western DigitalWD10EADS
と、RAID状態の消費電力を見てみました。


Wチェッカー
OS起動2分後のアイドル時と、同一ドライブにデータをコピー中の消費電力を、ワットチェッカーでチェックします。

ではどうぞ。
  アイドル時 コピー中
WD10EADS 151W 155W
2.5インチRAID 147W 151W

見事、消費電力が4W減りました。
今回はエコを考えていない構成のためありがたみが薄いですが、少しでも消費電力を減らしたい方には嬉しい限りでしょう。

という訳で、デスクトップで2.5インチRAIDは十分いけます。
ただし、2.5インチは、同容量3.5インチより高価格です(今回のHTS545050B9A300は、500GBで8,580円)。
3.5インチの1TBは、主な価格帯が約7,500〜8,500円ですので、2.5インチの価格は2倍という事に。
また、オンボードRAID機能がないマザーボードの場合、インターフェイスカードも必要です。


結論として、
通常は3.5インチ搭載でまったく問題ありませんが、
値段よりエコ重視、もしくは2.5インチが1つ余っているので上手く活用したい、という方は一度試してはいかがでしょうか。
※ハードディスクを買い足してRAIDにする場合は、なるべく同型番のハードディスクをご購入ください。違う型番だと、不具合の起こる可能性が増します。


その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 19:43Comments(0)TrackBack(0)ハードディスク | 耳より情報2009年05月15日
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