省電力化したGeForce 9800GTとGTS 250をチェック

GTS250 省電力版GeForce GTS 250(9800GT)

Palit製品が絶賛発売中!


先日、自宅でエアコン・扇風機・PC3台・炊飯器(炊飯中)・冷蔵庫・洗濯乾燥機(乾燥中)を稼働中に、電子レンジのスイッチを入れたら、見事にブレーカーが落ちた(酒)です。
という訳で、周囲に消費電力には気をつけましょう、などと言っていたら、
「じゃあちょうど良いから、消費電力が減ったGeForce9800GTとGTS250を見てよ」という話になりました。





●9800GTとGTS 250が省電力化
5月にAthlon X2 5050eとGeForce9600GT GEでエコPCを作成しましたが、あれから約3カ月。
その間に9800GTが補助電源不要になり、さらに最近はGTS250も省電力バージョンが発売されました。
※エコPCの記事は こちら!

なお、5月の9600GT GEでは、
3D性能が最大5%程度下がるものの、消費電力は20W以上減る、という結果でした。
3D性能が下がるのは動作クロックを下げているためで、
これは省電力モデル全般に言え、今回の9800GT、GTS 250もクロックが下がっています。


通常クロック ・通常のGTS 250


GEクロック ・GREEN(省電力版)


上の写真はGTS 250スペックですが、赤丸内が最高クロック、青丸内がアイドル時の動作クロックです。
GREENはGPU、MEMORY、Shader、それぞれのクロックが通常版より低いのが分かります。
また、GREENではクロックが変動する構造で、アイドル時にクロックを抑え省電力に一役買っています。
※GREENでもクロックが変動しない製品、逆に通常版でも下がる製品があります。


同じ 補助
ちなみに、Palit GTS 250の外見は、シールの違いを除き、カード長やクーラー形状は通常版(左)もGREEN(右)も同じです。
さらに、GREENにも補助電源用コネクタが2つあります(赤丸内)。
なお、9800GTは通常で補助電源用コネクタ1つですが、GREENはコネクタ無しとなります。



●GTS 250の2バージョン、それぞれの3D性能・消費電力を計測
では実際にGTS 250の通常版とGREENを入手しましたので、3D性能と消費電力を見ていきます。

使用PCスペックは以下の通り。
CPU:Core i7 920
MEMORY:PC3-10600 2GB×3
OS:WindowsXP Professional SP3

チェックソフトと設定は以下の通り。
・3DMark06
低負荷:解像度1280×1024、Select Testsを「SelectALL」に変更
高負荷:解像度1680×1050、Select Testsを「SelectALL」に変更


モンハン
モンスターハンターフロンティアベンチマーク
低負荷:解像度1280×1024
高負荷:解像度1680×1050
(C)CAPCOM CO., LTD. 2007 ALLRIGHTS RESERVED.


FF11
Final Fantasy Benchmark 3
High(解像度1024×768)
(C)2002-2007 SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. (写真は通常のゲーム画面です)


Wチェッカー
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル:OS起動後、2分ほど放置した状態の数値
CPU負荷:「Prime95」を実行し約10分後の数値
高負荷:「Prime95」と、モンスターハンターフロンティアベンチマークの解像度1920×1200を同時に実行し、1周終わるまでの最高値



ではスタート。

・3DMark06
  低負荷 高負荷
GTS 250通常 15783 14392
GTS 250 GREEN 14330 13119

・モンスターハンター
  低負荷 高負荷
GTS 250通常 10202 7931
GTS 250 GREEN 9025 6911

・Final Fantasy Benchmark 3
  High
GTS 250通常 11149
GTS 250 GREEN 10972

・消費電力
  アイドル CPU負荷 高負荷
GTS 250通常 133W 261W 360W
GTS 250 GREEN 118W 247W 337W
結果は予想通り、GREEN版は通常版よりスコアを少しだけ落としますが、消費電力も最大23W低下しました。
GREENはアイドル時も15W低く、3Dゲームをしていない時もエコなのが嬉しいところ。

なお、高負荷にするとアイドル時から約220W以上増えますが、これはCPUが大きく影響しています。
CPUのみ負荷をかけると、アイドル時から130W程度増加。つまりビデオカード負荷の消費電力は、約90W強のアップということです。


9800GTはGREENしかなく比較が出来ないため計測していませんが、
別部署の方から、CPUがCore 2 Duo E8500環境の場合、高負荷時の消費電力が
通常版:219W、GREEN:161W
だったと聞きましたので、十分に省電力化している模様です。



●省電力化で使い勝手が大幅アップ
GTS 250は補助電源が2つあるため、本当に省電力か疑問でしたが、これなら一安心です。

9800GT GREEN
なお、9800GTは、9600GT GE同様に補助電源が不要のため、電源容量が少ないケースにも入れやすくなっています。
(写真のPalit:NE39800TFHD52は、カード長187mmと非常にコンパクトです)

小型PCでも3Dゲームを楽しみたい方、またビデオカードを買い換えたいが電源容量が気になる方は、ぜひGREEN版ビデオカードをご検討ください。
※ただし、温度に関してはファンの影響が大きいため、GREENでも高温な製品もあります。小型ケースへの搭載時はご注意ください。



その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 17:24Comments(0)TrackBack(0)ビデオカード | 耳より情報2009年07月31日
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