ExpressCardスロット用SSDを見る

パッケ FileMate SolidGO ExpressCard 34 Ultra SSD

メーカー名&URL
WINTEC:http://www.wintecind.com/index.htm

価格(8/14現在):9,900円(24GB)、19,280円(48GB)


先日自宅のノートPCにOS(WindowsXP Home)を入れ直したら、搭載のTVチューナーか何かがSP3と相性が悪く、悪戦苦闘した(酒)です。
その際にノートPC用の周辺機器が何かないか気になり、後日周囲に聞いたところ、
ExpressCardスロット接続のSSDが意外と速そうなのでどう? と言われたのでチェックしてみます。





●ExpressCardスロット接続の高速ドライブ
今回入手したSSD:Wintec Industries 3FMS4D48M-WR
は、ノートPCのExpressCardスロットに搭載可能、かつ34スロット対応のため、
SATA/PATA接続の2.5インチSSDと比べて圧倒的に小さく、サイズは長さ75mm×幅34mm×高さ(厚さ)5mmと、非常にコンパクト。
また、USBケーブルも付属しており、USB外付けフラッシュメモリとしても使用可能です。

大きさ比較
2.5インチSSDやライターと大きさを比較してみました。中央が本製品です。


そのコンパクトさゆえに速度は最新のSATA接続SSDにはかないませんが、READは公称値で115MB/sと、PATA接続製品と互角以上。
なによりExpressCard用ということはOS起動中でも簡単に接続可能という訳で、利便性では勝ります。


ただし、本製品はSATA/PATA接続製品とは異なり、WindowsXP SP3ではドライバが必要です。
ドライバそのものは製品に付属しないため、HPや付属インストレーションガイドの指示に従って、ドライバをダウンロードして、解凍しておきます。

54スロット_01
ExpressCardスロットは、34/54の2種類があります。34スロットならそのまま接続でOKです。
写真のような54スロットの場合、左側に寄せて接続します。
※ExpressCardスロット接続時は、USBケーブルは抜いてください。


54スロット_02
なお、もし右側に入れてしまっても、内部が斜めになっており押すと左側にスライドしていきます。


ドライバインスト
接続後、デスクトップにハードウェアウィザードや「新しいハードウェアがみつかりました」というポップアップが 表示されますが、閉じてください。あとは解凍したドライバをインストールして、完了後PCを再起動すれば準備OKです。

デバマネ確認
インストールが成功すると、デバイスマネージャに「SCSIとRAIDコントローラ>>JMicron JMB36X Controller」と表示されます。

Vistaの場合、ドライバは自動で入るので、手動インストールの必要はありません(試しに見たWindows7 RCでも不要でした)。 XPは最初だけ手間がかかりますが、あとは普通に使えるので問題にはならないでしょう。


●癖があるものの、速度はハードディスク以上
次に速度を見てみます。

用意したノートPCの基本スペックは、
CPU:Core 2 Duo P9700
MEMORY:PC3-8500 SO-DIMM 2GB×2
ハードディスク:SAMSUNG HM500JI
OS:WindowsXP Professional SP3

チェック項目は、毎度おなじみ、
・CrystalDiskMark 2.2
・ATTO DiskBenchmark
・Lineage教動時間
・同一ディスク内データコピー時間(10.6GB、ファイル数2399)
です。

なお、せっかくUSB対応ですので、ベンチマーク2種類はUSB接続時も計測しました。


・CrystalDiskMark 2.2 & ATTO Disk Benchmark
HDD速度01 HDD速度02 ハードディスク


SSD速度01 SSD速度02 3FMS4D48M-WR(ExpressCard接続)


SSD速度USB01 SSD速度USB02 3FMS4D48M-WR(USB接続)


・Lineage教動
・ファイルコピー速度
  Lineage供1回目 Lineage供2回目 データコピー時間
ハードディスク 37秒 19秒 8分35秒
3FMS4D48M-WR(ExpressCard接続) 25秒 20秒 14分3秒



ベンチマークを見ると、シーケンシャルはPATA接続のSSDより高速ですが、4kのランダム値はSSDとしては遅い印象です。
原因は不明ですが、本製品はSATA/PATAに接続ではなく、ExpressCardスロット接続し、しかもドライバによりSCSIドライブとして認識しています。
この辺りが影響していそうです。

ただし、シーケンシャルReadや、512KのRead/Writeはハードディスクより十分高速のため、Lineage教動はハードディスクに大差をつけました。
(2回目はキャッシュの影響でハードディスクが速くなります)



●ソフトインストールや動画保存先ドライブに便利
結果として、本製品は、ランダムアクセスが苦手なためOS用ドライブには向きませんが、
増設ドライブとしてゲームなどのインストール先、また大容量の動画ファイル保存・読み込み用として威力を発揮します。
(OS用としての使用は、ノートPCのExpressCardスロットが起動用として対応している必要があります)
※動画再生やゲーム中に大量の書き込みを行うと、動作が重くなる可能性があるのでご注意。

また、非常にコンパクトで軽量、かつUSB接続も可能なため、外出先でも手軽に利用できるのがポイント。
本製品の価格は32GBで6,000円前後のUSBメモリと比べると割高ですが、
ExpressCard接続時の速度を考えると、使い勝手は同等以上です。

SSDのスピードとフラッシュメモリの利便性を兼ね備えた製品として、
特にExpressCardスロットをもてあましている方は、ぜひ増設ドライブ候補として考えてはいかがでしょう?



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Posted by dospara_review at 19:28Comments(2)TrackBack(0)ドライブ類 | 耳より情報2009年08月14日
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この記事へのコメント
1. Posted by kajima   2011年06月09日 01:04
3月末に手に入れて、使っていましたが、3日前に、飛んでしまいました。
スリープさせていたDell XPS M1210 windows XP pro sp-2 を起動したところ、XPがフリーズしていました。
つまり、メモ帳が起動したまま、止まりませんでしたし、OSの終了もできなくなりました。その内、ファンが回り出して高温になってきたので、強制終了させました。

その後、抜けば、XPは起動するものの、指せばフリーズ、最初に指して起動すると、途中で画面が真っ黒。
USBケーブルで、別のPCで認識させましたが、実態がなくフォーマットもできず、、、

これは、熱で、飛んだのでしょうか?

SSDの寿命は、短いのでしょうか?
わずか、2ヶ月ちょっとしか使えませんでしたし、写真データやアプリケーションを失いました。

HDDよりも安定していると思っていたので、ショックです。メーカーへ連絡中で、破損のことらしいです。

ご連絡まで。

NK

2. Posted by 通りがかり   2013年03月09日 09:17
メーカーホームページ上には、年間の限定保障付と書いてありますが、その後メーカーより保障は受けれたのでしょうか?
海外のメーカーなので保障を受ける際、どういった手順になるのか気がかりです。
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