640GBの2.5インチハードディスク4製品を比較

4種類 2.5インチSerialATA内蔵型ハードディスク(容量640GB)

価格:各社製品発売中


どうも、
昨年12月に買ったゲームですが、起動した瞬間にOSが必ずハングアップするため、プレイできないまま放置していました。
原因が光学ドライブ(IDE製品)と、マザーボード上のIDEコントローラーとの相性と自己判断して、
先日IDE→SATA変換コネクタを購入。
見事プレイ可能になり、読みが当たった事にご満悦の(酒)です。

これまで2.5インチハードディスクの最大容量製品は、
Western Digital:WD6400BEVT
でしたが、同容量の640GB製品は2月にTOSHIBA・Seagate・Samsung製品も発売され、4社そろい踏みとなりました。
という訳で、今回は4種類揃った640GB製品をチェックしてみます。
※1TB製品もWestern Digitalより発売間近ですが、厚さ12.5mmのため搭載できないノートPCも多いので購入時はご注意下さい。





●4製品の速度を比較
用意したハードディスクは、
TOSHIBA:MK6459GSX
Samsung:HM641JI
Western Digital:WD6400BEVT
Seagate:ST9640320AS
です。いずれも容量640GB、5400回転、キャッシュ8MBという基本スペックは共通のため、速度は近い結果になると予想されます。

使用PCですが、ノートPCが見当たらなかったため、デスクトップにデータ用ドライブとして接続しました。
マザーボード:ASRock H55M Pro
CPU:Core i5 661
MEMORY:PC3-10600 2GB×2
システム用ハードディスク:WD WD20EARS
ビデオカード:RADEON HD5570
OS:Windows 7 Ultimate

チェック項目は、
・CrystalDiskMark 2.5
・ATTO Disk Benchmark
・LineageII起動時間
 ※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
  OS起動直後と、タイトル表示後すぐにゲームを終了し、すぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
 ※ファイル数2,399、容量10.6GB
・温度
 ※同一ディスクコピーが終わった時点の温度を「HWMonitor 1.15」でチェック
です。


5_toshiba ・TOSHIBA:MK6459GSX

5_samsung ・Samsung:HM641JI

5_wd Western Digital:WD6400BEVT

5_seagate Seagate:ST9640320AS


  LineageII起動時間 データコピー時間 温度
TOSHIBA:MK6459GSX 29・16秒 7分14秒 33℃
Samsung:HM641JI 28・13秒 7分31秒 31℃
Western Digital:WD6400BEVT 30・15秒 7分06秒 33℃
Seagate:ST9640320AS 29・16秒 7分28秒 31℃
各項目ごとに少しずつ差は生じましたが、全体的に互角と言えます。
3.5インチハードディスクでは差が出やすい、データコピー時間もほぼ同じなのがポイントでしょうか。
また、2.5インチハードディスクでもシーケンシャルRead・Write共に100MB/sに迫っている点に進化を感じます。
※発売日が早いWD6400BEVTのみ、CrystalDiskMarkでシーケンシャル90MB/s未満でしたが、
データコピー時間は4製品で最も速く、LineageIIも他3製品と同等のため、使い勝手は変わりません。



●速度は互角、後は好みで選択を
結果は最初の予想通りでした。
価格差も小さい事から、640GB製品を買う場合どの製品を選んでも問題は無いでしょう。
※640GB製品の販売ページ一覧は こちら!

ただし、少ないとはいえ差はありますので、
「ゲーム用ノートPCに搭載するので、1秒でも起動時間が速い方が良い」
といった用途がある方は、今回の結果を参考に最適の製品をお選び下さい。



その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 15:16Comments(0)TrackBack(0)ハードディスク | 耳より情報2010年02月26日
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