DisplayPort液晶とRADEON HD5000で3画面表示を試す

製品概要 EV2333W-H & RADEON HD5000シリーズ

メーカー名&URL
NANAO:http://www.eizo.co.jp/
AMD:http://www.amd.com/jp/Pages/AMDHomePage.aspx



どうも、天候不順で温度差が激しい日が続き、体調不良になった(酒)です。
皆さんも健康には気をつけて、快適PCライフをお送り下さい。

今回は、RADEON HD5000の機能の一つである、3画面出力にスポットを当ててみました。





●DisplayPort液晶を用意して3画面表示
RADEON HD5000シリーズで3画面表示をする場合、1画面はDisplayPortの必要があります。
3画面に興味はあれど、DisplayPort搭載液晶を用意できない、という方は多いと思います。
実際私の周囲にも対応ディスプレイがなく、これまで触れる機会がありませんでした。

EV2333W-H
ところが、先日DisplayPort端子を備える液晶ディスプレイ、
NANAO:FlexScan EV2333W-HGY
をメーカーのご好意によりレンタル出来ましたので、
3画面の方法や効果をチェックすることにしました。


DisplayPort端子
EV2333W-HGYは、D-Sub・DVI・DisplayPort
の3系統入力に対応しています。
※DisplayPortケーブルは別売りです。


便利スタンド
スタンドが昇降、チルト、スウィーベルが行いやすいのが特徴で、ピボット(画面の縦回転)にも対応。
特に昇降は画面を持ちながら上下させるだけで行え、手を離せば画面はその高さで固定されます。
一般的な低価格モニタの様に、背面のネジを緩めてパネルを昇降させ、
ネジ止めで固定といった手間が不要です。

その他にも、エコ機能として、
赤外線センサーで画面の前に人がいるかを感知、いない場合は一定時間で省電力モードに移行する
「EcoView Sense」を搭載する多機能ディスプレイです。
※EV2333W-Hのメーカー紹介ページは こちら!


ではチェックを開始しましょう。
使用PCは以下の通り。
マザーボード:ASRock M3A785GXH/128M
CPU:AthlonII X4 630
MEMORY:PC3-10600 2GB×2
ビデオカード:RADEON HD5770
OS:Windows 7 Ultimate・WindowsXP Professional
※AMDチップセットとRADEONを組合せた場合、
  マザーボード出力も使う事で3画面以上の表示も可能ですが、
  今回はビデオカードのみで3画面表示が目的ですので、
  マザーボードの出力は無効化しています。

4系統出力
今回のRADEON HD5770は、4系統出力製品を使用。
HD5000シリーズでも、DisplayPort出力が無い製品も発売されていますので、
3画面出力が目的の方は購入時に必ず端子をご確認下さい。


まずは3画面表示にするための操作方法をチェック。

3画面認識01
Catalyst ControlCenter(以下CCC)を起動し、「デスクトップとディスプレイ」を選びます。
CCCのバージョンは10.3です。
この状態だと接続中の液晶が3台全て認識されていますが、表示は2台です。

    ↓

3画面認識02
3画面表示する時は、番号が無い液晶にカーソルを合わせ右クリックで「複製」「拡張」等を選択。

    ↓

3画面認識03
この警告が出ますが、そのまま続行します。

    ↓

3画面認識04
DisplayPort接続が無い場合、この画面になります。これは、
「3画面目を表示する代わりに、今表示している2画面のどちらかを無効に(消す)しなさい」
という事で、つまり3画面同時表示は出来ません。
DisplayPort接続があれば、この画面は現れずそのまま3画面表示になります。


XP_3画面不可
WindowsXPの場合でも3画面は認識しますが、1画面は無効です。
無効の画面を表示する場合、現在表示中の画面のどちらかを消す必要があります。
XPの場合はDisplayPort接続の有無に関係なくこの画面になります。
つまり、3画面表示は出来ません。



●様々な画面表示方法をチェック
RADEON HD5000と、DisplayPort液晶の組合せにより無事3画面表示が出来ました。
次に、3画面をどの様に並べると良いか試しましょう。
最初に、マルチディスプレイ時に選べる画面モードについて解説します。
 ※これらのモードは2画面以上表示していれば選択可能です。

・複製(クローン)
画面は複数表示でも、各画面の表示内容は同じにする事。
2画面用意して、自分に向けて1画面、見せたい人向けに1画面を用意するといった、
プレゼンテーション用途に便利です。

・拡張デスクトップ
画面が繋がっているのでカーソルやウインドウは移動できるが、液晶の解像度はそれぞれ独立した状態。
例えば解像度1920×1080が3台ある場合、あくまで「1920×1080の画面が3つ」となります。
この状態だと、ゲームの全画面モードで3画面表示は出来ません。
※ウインドウモードが可能なゲームには、ウインドウを強制的に3画面にまたぐ様に引き伸ばして
  大画面化可能なタイトルもあります。

・ビッグデスクトップ(ストレッチモード)、グループ化
複数の画面を1つの解像度にまとめる事。例えば1920×1080の液晶を横に3台並べた場合、
5760×1080になります。
Windows VISTA以降の場合、RADEON HD5000シリーズでないとこの処理は出来ません。
※自宅のRADEON HD3870搭載PCでは、
  Windows XP Professional 64bitではビッグデスクトップ可能でしたが、
  Windows 7 Professional 64bitはできませんでした。

なお、複製と拡張はWindowsの「画面の解像度」でも出来る標準機能ですので、
今回はグループ化に絞って挑戦します。
グループ化もCCCの「デスクトップとディスプレイ」で行います。


グループ作成01
プライマリモニタにカーソルを合わせて右クリックし、「グループを作成...」を選択。
※HD5000より前の製品では、この「グループを作成...」が表示されません。

    ↓

グループ作成02
「Select Layout」で、横・縦どちらに並べるかを選びます。

    ↓

グループ作成03 横長ギラン
グループ化できました。LineageIIでギランの街をチェックしたところ、露店が大量に見えます。
液晶の枠を考慮して画像を調節する「べゼル補正」は、お好みで調節してください。
※LineageIIの画面はサイズが大きいため、クリック時はご注意下さい。



正直なところ、拍子抜けするほど簡単にグループ化に成功したので、横並びだけではなく複数のパターンを試してみました。

横画面縦並び リネ横を縦に ・縦に3台重ねる(解像度1920×3240)

大画面と高解像度化で、キャラクターが大きくなり迫力満点です。


縦画面横並び リネ縦を横並べ ・画面を縦に回転させて、横に並べる(解像度3240×1920)

ピボット状態の画面もグループ化できます。
縦画面の横並びだと、通常の画面と近い比率になります。


縦を縦に3画面 等身大? ドスパラHP ・画面を縦に回転させて、縦に重ねる(解像度1080×5760)

LineageIIのキャラクターがさらに大きく、等身大に近くなりますが、逆に左右表示は期待できません。
なお、ドスパラHPのトップページも、一括表示が可能です(笑)。

主な並べ方を試しましたがいかがでしょうか。
液晶ディスプレイを縦に3台並べる環境はそう無いと思いますが、この様なことも出来る訳です。
個人的には、実際の使用時は液晶の枠が入る事も考えて、
縦画面を横に3台並べるのが現実的な使い方かと思いました。

Lineage II(R) and Lineage II(R) the Chaotic Throne are trademarks of NCsoft Corporation. 2003 (C) Copyright NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit Lineage II the Chaotic Throne in Japan. All Rights Reserved.



●3画面やグループ化は一見の価値有り
3画面を試した感想としては、やはり通常の環境とは違う感動があります。
大画面だけなら薄型テレビを接続する方法もありますが、
超高解像度になる3画面表示は、ゲーム次第では視界が広がる事もポイント。
もちろんゲームだけでなく、エクセル等の作業も快適です。

今回のゲームは基本的に3画面を想定していないLineageIIでしたが、それでも視界は広がりました。
対応しているFPS(一人称シューティング)やレースゲームなら、より効果を感じる事でしょう。

この環境を構築する場合、気になる点は設置スペースと、
DispalyPort搭載のディスプレイの価格と言えるかもしれません。
それでもEV2333W-HGYでも5万円台、下位モデルのEV2313Wなら4万円台で購入できるため、
その他2台は低価格製品にすれば、RADEON HD5000を一緒に購入しても10万円程度で収まります。
※NANAOのDisplayPort対応液晶の販売ページは こちら!

設置スペースに関しては、掃除やモニターアームを活用すると良いでしょう

という訳で、XPで出来ていたが今は出来ないグループ化のため、明日にでもHD5000シリーズを買いに行こうと決意したところで、
今回の製品レビューは無事終了です。


■今回紹介した製品
NANAO:FlexScan EV2333W-HGY
RADEON HD5770(DisplayPort対応製品)



その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 18:40Comments(0)TrackBack(0)ビデオカード | マルチメディア2010年04月23日
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