超話題のRADEON HD6870を大検証
RADEON HD6870
メーカー名&URL
AMD:http://www.amd.com/jp/Pages/AMDHomePage.aspx
価格:各社製品絶賛発売中!
どうも、テレビ買い替えを決意して電気屋に行ったら、
置いてあったプラズマテレビの型番が変わり(解像度がXGAに減りました)意気消沈。
新候補を何にするかでまた迷い始めた(酒)です。
先週金曜にRADEON HD6800シリーズが登場し話題となっています。
個人的にも非常に欲しい製品のため興味津々なだけでなく、
周囲からも「どう?」という質問が多いので、要望にお答えして早速チェックします。
メーカー名&URL
AMD:http://www.amd.com/jp/Pages/AMDHomePage.aspx
価格:各社製品絶賛発売中!
どうも、テレビ買い替えを決意して電気屋に行ったら、
置いてあったプラズマテレビの型番が変わり(解像度がXGAに減りました)意気消沈。
新候補を何にするかでまた迷い始めた(酒)です。
先週金曜にRADEON HD6800シリーズが登場し話題となっています。
個人的にも非常に欲しい製品のため興味津々なだけでなく、
周囲からも「どう?」という質問が多いので、要望にお答えして早速チェックします。
●HD6800はHD5800の改良バージョン
このHD6800は、HD5800からGPUコアの小型化などが施されており、
性能は同等、かつ省電力化&低価格化されているとの事。
ただし、性能に関しては、DirectX 11は同等以上ですがDirectX 9・10が少しダウンという話が主流です。
という訳で、実際どうなのか、一時的にHD6870を2枚入手できたので見てみました。
まずは形状チェックから。
HD5870リファレンスカード(写真下)より短くなり、ケースに入れやすいのが好印象。
HD6870(写真左)の出力コネクタは、DisplayPortが2つ(miniタイプ)となります。
排気口側のDVIはシングルリンクで、サポート解像度はWUXGA(1920×1200)までです。
また、シングルリンクDVIは「DVI-D(デジタル出力専用)」のため、
D-Sub変換アダプタを使用してアナログ出力はできません、下のDVI-Iに接続して下さい。
※現在発売中のHD6850は、5800シリーズ同様DisplayPortが1つの製品が多い様です。
では計測開始です。使用PCは、
マザーボード:ASRock X58 Extreme3
CPU:Core i7 960
Memory:PC3-10600 2GB×3(PC3-8500動作)
HDD:WD10EADS
電源:650W(80PLUS非対応)
OS:Windows 7 Ultimate
です。
チェック項目と設定は以下の通り。
・3DMark06:解像度1920×1080、Select Tests「SelectALL」
・3DMark Vantage(以下Vantage):High(液晶ディスプレイが1920×1080のため、Extreme選択不可)
・MHFベンチマーク「絆」(以下絆):解像度1920×1080
・FINAL FANTASY(R) XIV(以下FF14)ベンチマーク:High
・Heaven Benchmark 2.0(以下Heaven):解像度1920×1080
・PC全体の消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:OS起動後約5分後
負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と、3DMark06「Batch Size Tests:512 Triangles(解像度:1920×1080、アンチエイリアスx4)」
を同時にループさせ、約10分後の数値
※FF14は全画面表示にしないとCFが効かないため、非公式ですが全画面化ツールを使用したスコアも計測しました。
・3D性能(FF14のカッコ内は全画面スコア)
3DMark06 | Vantage | 絆 | FF14 | Heaven | |
---|---|---|---|---|---|
HD6870 | 19447 | 11055 | 8514 | 4407 | 862 |
HD5870 | 19829 | 12886 | 9948 | 4721 | 858 |
HD6870 CF | 21061 | 19027 | 16622 | 3994(5558) | 1710 |
・消費電力
アイドル時 | 高負荷時 | |
---|---|---|
HD6870 | 110W | 380W |
HD5870 | 111W | 395W |
HD6870 CF | 119W | 511W |
・3D性能グラフ(クリックで拡大)
●期待通りの性能と消費電力を発揮
結果は予想通り、HD5870と比べてDirectX 9・10が少しダウンですが、DirectX 11は互角、消費電力も削減となりました。
CrossFire対応ベンチマークは、スコアが70%(Vantage)〜98%(Heaven)アップしておりちゃんと効果があります。
※3DMark06が伸びないのは、ソフト自体のスコアが頭打ちのためと思われます。
なお、HD6870の登場で少し影が薄くなったHD5870ですが、
現在のゲームでも主流のDirectX 9性能がHD6870に勝っていますので、
今人気のFPSやネットワークRPGを、より高解像度高負荷で快適に遊び続けたい方にはまだまだ現役と言えるでしょう。
まだまだDirectX 9ベースと言う方はHD5800シリーズ、全体的なバランス重視なら6800シリーズ、
と自分が今プレイしたいゲームや環境を考えて、ご希望の製品をお選び下さい。
なお、HD6800シリーズは大人気にて現在品不足となっております。
「売行きはぼちぼち」などというレベルではなく、私も欲しいのに買えない状況です。
ですが、随時入荷していますので、お探しの方は販売ページや店舗をこまめにチェックしてみて下さい。
■今回紹介した製品
RADEON HD6800シリーズ
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