インテル第2世代 Core i7/i5の3D性能と消費電力チェック

パッケージ 第2世代 Core i7/i5

メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/

価格:各製品絶賛発売中


どうも、自分へのお年玉に、ハードディスクとマザーボードとメモリ16GBを購入して意気揚々な(酒)です。
皆さん、今年もよろしくお願いします。

2011年初の製品レビューは、先日登場した第2世代 Core i7/i5に注目。
TDP 95W製品6種類を入手しましたので、
これらの3D性能や消費電力をチェックします。


なお、製品レビューの公開状況も触れているパーツの犬ツイッターが絶賛つぶやき中ですので、
ぜひご覧下さい。
※パーツの犬ツイッターは こちら!

※1/14:実際のゲーム画面計測結果を追記





●末尾「K」のCPUはビデオ機能がより高性能
ここではオンボードビデオ機能による3D性能と、
各CPUのアイドル・CPUのみ負荷・CPU&ビデオ負荷、の状態で消費電力を計測します。
CPU性能に関しては、複数の大手サイトでビデオカード搭載環境のレビューが紹介済みですので、
ぜひそちらをご覧下さい。

なお、末尾が「K」のi7 2600K/i5 2500Kは、
倍率フリー対応、いわゆるオーバークロックがしやすい製品として知られていますが、
内蔵しているビデオ機能も通常版と異なります。
通常版CPUのビデオ機能は「Intel HD Graphics 2000」、i7 2600K/i5 2500Kは「Intel HD Graphics 3000」です。
またi7は動作クロックがTurboBoost(以下TB)時に1350MHz、i5では1100MHzとなります。

ビデオ機能は、異なる「Intel HD Graphics」と動作クロックが2種類ずつ存在しているため、
分かりにくい方もいると思いますが、基本的な動作の違いをまとめましたので参考にどうぞ。

・CPU動作の違い(HTテクノロジ対応はi7のみ)
 i7 2600/2600K :4コア8スレッド 動作クロック:1600〜3400MHz TB:3500〜3800MHz
 i5 2500/2500K :4コア4スレッド 動作クロック:1600〜3300MHz TB:3400〜3700MHz
 i5 2400      :4コア4スレッド 動作クロック:1600〜3100MHz TB:3200〜3400MHz
 i5 2300      :4コア4スレッド 動作クロック:1600〜2800MHz TB:2900〜3100MHz

・ビデオ機能の違い(アイドル時はいずれも850MHz)
 i7 2600K : HD3000 TB:1350MHz
 i5 2500K : HD3000 TB:1100MHz
 i7 2600   : HD2000 TB:1350MHz
 その他i5  : HD2000 TB:1100MHz
となります。

HD3000は実行ユニットがHD2000の倍(12)あり、性能差は意外と大きく、
そのためi7 2600は動作クロックがi5 2500Kより高いものの、3D性能はi5 2500Kが勝るとの事。
他にもVT-dの有無といった細かな差がありますが、
この辺りはインテルのHPや大手サイトの記事をどうぞ。
※IntelのHPは こちら!



●TDP 95W製品6種類を測定
それではチェックを開始しましょう。
使用PCは、
マザーボード:MSI H67MA-E45
MEMORY:PC3-10600 2GB×2
ハードディスク:WD1002FAEX
電源:750W(80PLUS非対応、アクティブPFC搭載)
OS:Windows 7 Ultimate 32bit
です。

チェック項目は以下の通り。
・3Dベンチマーク
 3DMark06    :解像度デフォルト、Select Tests「SelectALL」
 Final Fantasy Benchmark 3(以下FF11)      :High
 FINAL FANTASY(R) XIVベンチマーク(以下FF14):Low
 MHFベンチマーク(以下MHF)             :デフォルト
 MHFベンチマーク「絆」(以下絆)            :デフォルト

・消費電力(ワットチェッカーで計測)など
 アイドル時         :OS起動後、2分ほど放置した状態の数値
 CPUのみ負荷       :負荷ツール「Prime95」を実行し、約2分後の数値
 CPU・ビデオ両方負荷  :「Prime95」とMHF(解像度デフォルト)を同時に実行し、
                 1周終わるまでの最高値
 Superパイ(円周率計算):104万桁


省電力設定
H67MA-E45の省電力機能は、デフォルト設定ではMSI独自の「APS (Active Phase Switching)」ですが、
ここではIntel標準の「Intel SVID」に変更しました。
※言語のデフォルト設定は英語です。

  3Dmark06 FF11 MHF FF14
i7 2600K 4780 5113 3222 2181 815
i7 2600 3616 4610 1763 1214 457
i5 2500K 4139 5040 2664 1822 672
i5 2500 3092 4637 1480 1014 379
i5 2400 3087 4516 1478 1012 375
i5 2300 3075 4293 1472 1011 364

  アイドル時 CPUのみ負荷 CPU・ビデオ負荷 Superパイ
i7 2600K 28W 116W 142W 10秒
i7 2600 28W 115W 138W 10秒
i5 2500K 28W 101W 117W 10秒
i5 2500 28W 105W 122W 10秒
i5 2400 28W 95W 110W 11秒
i5 2300 29W 86W 99W 12秒
※試しにアクティブPFC無しの250W電源でi5 2400を計測したところ、
  CPU・ビデオ負荷で133Wになりました。独自に計測して記事と差がある場合は、
  電源が原因の可能性があります。
  また、マザーボードが多機能なATXだと消費電力が増えますのでご注意下さい。

・3D性能グラフ(クリックで拡大) 3Dグラフ

・消費電力グラフ(クリックで拡大)
消費電力グラフ


リネ2設定01 リネ2設定02

なお、i7 2600K環境で実際のゲーム「LineageII」を起動し、 人口が最も多いバーツサーバーのギランの街でフレーム数をチェックしたところ、
 解像度SXGA  :テクスチャ品質を下げなくても、影や反射をなくし、
            同時表示を落とせば25フレーム前後を維持しました。
 解像度フルHD :より遠距離のキャラクターが見える設定でも15フレーム程度出ています。
これを見る限り、さすがに最新FPSは難しいものの、
それほど高負荷でないゲームなら設定次第でプレイできるでしょう。
LineageII(R) and LineageII(R) the Chaotic Throne are registered trademarks of NCsoft Corporation. Copyright (C) 2003 NCsoft Corporation. NC Japan K.K. was granted by NCsoft Corporation the right to publish, distribute, and transmit LineageII the Chaotic Throne in Japan. All Rights Reserved.



●3D性能・消費電力共に優秀
チェックの結果、3D性能はHD3000搭載の2600K/2500Kが上位を占め、後はCPUの型番通りとなりました。
特にHD3000は従来のi5/i3で最強だったi5 661の倍(3DMark06)となっています。
現行のビデオカードで例えると、i7 2600KはGeForce GT220 DDR2版の9割弱でしょうか(ゲームやベンチマークにより結果は異なります)。
他CPUはそれより下がるとはいえ、オンボードビデオとしての性能は今までの製品以上のため、
ブラウザゲームはもちろん、軽いネットワークRPGも十分プレイ可能です。

消費電力は、アイドル時がいずれも28W前後に収まっている点に注目(電源やマザーボードにより大きく変動します)。これは従来のi5/i3の半分です。
負荷時の消費電力は同等ですが、第2世代 Core i7/i5は従来のi5/i3よりTDPが高いのに、
マザーボードの消費電力が減っているためほぼ互角に持ち込んでいる模様。
なお、2500Kより2500の消費電力が多少高いのは、個体差の範囲かと思います。
※従来のi5/i3紹介記事は こちら!

結果として、この第2世代 Core i7/i5は、優れた3D性能と
アイドル時の消費電力激減というエコっぷりを兼ね備えた製品となりました。
これらの製品をオンボードビデオ機能前提で購入される方は、ぜひ今回の結果を参考にして下さい。




■今回紹介した製品
第2世代 Core i7/i5


その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 15:42Comments(0)TrackBack(0)CPU | マザーボード2011年01月13日
トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL: 情報を記憶: