Intel新SSD「320」シリーズの速度測定
Intel SSD 320シリーズメーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/
価格:各製品絶賛発売中
どうも、ここ数日花粉が非常に多くなり、またもやくしゃみと鼻水に悩まされている(酒)です。
花粉症の方はくれぐれも対処をお忘れなく。
今回は、火曜に発売が開始されたIntelの新SSD「320」シリーズをチェックします。
●インテルコントローラー搭載のX25-M後継SSD
この320は、今なお高い人気を誇るX25-Mの後継となる製品です。
コントローラーはX25-Mと同じ「PC29AS21BA0」ですが、
フラッシュメモリの製造プロセスが従来の40nmから25nmに進化し、性能が向上したとの触れ込みです。
なお、本製品はSATA2製品のため、
シーケンシャル速度はMarvellコントローラー搭載のSATA3.0対応「510」シリーズに及びません。
ですがコントローラーの違いでランダム速度は勝るとの事ですので、実際にはどうなるか見てみましょう。
※Intel SSD 320シリーズの販売ページは こちら!
最初に形状を軽く確認。X25-M(写真下)と同じで、
厚さ7mmの薄型ケースに2.5mmのスペーサーが取り付けられています。
ただしボディの色合いは320の方が濃くなっています。
ではチェックを開始します。使用PCは以下の通り(接続はAHCI)。
マザーボード:ASRock H67 ATX(B3 Stepping)
CPU:Core i7 2600K
Memory:PC3-10600 4GB×2
OS用ハードディスク:WD1002FAEX
ビデオカード:RADEON HD6790
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
チェック方法は、
・CrystalDiskMark 3.01a
・ATTO Benchmark 2.46
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
です。
製品ラインナップは40・80・120・160・300・600GBの6種類があり、それぞれ速度が異なります(特にWrite)。
今回は80〜300GBの4製品を用意できましたので、それぞれチェックします。
なお、各容量の公称スペック(シーケンシャル)は以下の通りです。
40GB :Read 200MB/s、Write 45MB/s
80GB :Read 270MB/s、Write 90MB/s
120GB :Read 270MB/s、Write 130MB/s
160GB :Read 270MB/s、Write 165MB/s
300GB :Read 270MB/s、Write 205MB/s
600GB :Read 270MB/s、Write 220MB/s
120GBはX25-Mと510の両製品も手元にありましたのでチェックしました。
※510はSATA2とSATA3.0の両パターンを計測。
・320 80GB
・320 120GB
・320 160GB
・320 300GB
・510 120GB SATA2
・510 120GB SATA3.0
・X25-M 120GB
| LineageII起動時間 | データコピー時間 | |
|---|---|---|
| 320 80GB | 17秒・13秒 | 2分50秒 |
| 320 120GB | 17秒・13秒 | 2分22秒 |
| 320 160GB | 17秒・13秒 | 2分05秒 |
| 320 300GB | 16秒・13秒 | 1分51秒 |
| 参考:510 120GB SATA2 | 17秒・13秒 | 1分36秒 |
| 参考:510 120GB SATA3.0 | 16秒・13秒 | 1分26秒 |
| 参考:X25-M 120GB | 18秒・13秒 | 2分50秒 |
・LineageII起動時間&データコピー時間グラフ(クリックで拡大)
単位:秒
グラフが短い方が高速
●X25-Mより高速・低価格化で一層扱いやすく
結果を見たところ、320シリーズはX25-Mよりシーケンシャルやデータコピーが高速化。
仕様では勝っているはずの4Kランダム(QD32)はDiskMarkでは低下していますが、
ゲーム起動時間は互角以上という印象です。
※510はシーケンシャルや512Kの書込みが圧倒的のためSATA2接続でもコピーが高速ですが、
4K(QD32)が低いため、LineageII起動時間はほぼ同じです。
今回は増設用として使用していますが起動用ドライブとしても十分速く、
起動用としてWindows 7をインストールした場合、510同様に光の玉が集合前に「ようこそ」画面に進みました。
これは510の記事にある起動画面の動画と同じですのでぜひご覧下さい。
※高速起動の動画も視聴可能な510記事は こちら!
感想として、320は同容量のX25-Mより低価格になり、
また25nm化の恩恵で消費電力も減少しているとの事で、
製品の完成度が高まり、使い勝手やコストパフォーマンスは向上したといえるでしょう。
なお、シーケンシャル書込みや512Kを見る限り、510のSATA2接続の方が速いですが、
ランダムは320が勝り、510は上位製品のため価格も5,000円以上高くなります(120GBの場合)。
現在のPC環境がSATA3.0対応、もしくは今はSATA2だがすぐSATA3.0マザーボードを買う予定、
という方はSATA3.0対応製品が良いですが、
SATA2での使用が前提の場合、この320シリーズをお勧めします。
※SSDを購入して起動用ドライブにする場合、
・大容量メモリー搭載&64Bit OS
・ゲーム等の大容量アプリケーションをCドライブに多数インストール
・デスクトップ上にファイルを大量に置く
上記のような使用法だと容量不足になりやすい(特に80GB以下の製品)のでご注意下さい。
容量不足の対処法は X25-Vの紹介記事をご参考下さい!
■今回紹介した製品
価格:Intel SSD 320シリーズ
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