高速SSDの本命? Vertex 3シリーズを大検証

パッケージ OCZ Vertex 3

メーカー名&URL
OCZ:http://www.ocztechnology.com/jp/


パーツの犬ツイッターでも承知の通り、
我が家のP67マザーボード(交換前)のSATA2部分が見事に症状発生しました。
(光学ドライブが認識せず、他のSATA2接続もダメでSATA3は問題なし)
不運を嘆くのではなく、自分はインテルに選ばれし者だと(無理やり)納得させている(酒)です。
※パーツの犬ツイッターは こちら!

今回は、SATA3.0対応SSDでも特に速いと評判の「Vertex3(VTX3)」を見ていきます。





●公証値500MB/s超えの注目製品
ここで紹介するのは、
OCZ Vertex3シリーズ
の120GB・240GB製品です。

本製品は、コントローラーにSandForce:SF-2281を採用。
シーケンシャルが500MB/sを超えるという点に加え、
ランダム能力も高いという事です。

なお、現在OCZからは、このVTX3だけでなく、
ランダムアクセス強化モデル「Vertex 3 MAX IOPS」や、
下位の「Agility 3(AGT3)」が発売中です。
※OCZのSSD販売ページは こちら!

2製品 上が120GB、下が240GBです。
カラーリングが異なります。




では早速チェック開始です。使用PCは以下の2台です(接続はAHCI)。

・Z68環境
マザーボード:ASRock Z68 Extreme4
CPU:Core i7 2600
Memory:PC3-10600 4GB×2
OS用ハードディスク:WD1002FAEX
ビデオカード:RADEON HD6790
OS:Windows 7 Ultimate 64bit

・890GX環境
マザーボード:ASRock 890GX Extreme4 R2.0
CPU:PhenomII X6 1100T
Memory:PC3-10600 4GB×2
OS用ハードディスク:WD1002FAEX
ビデオカード:RADEON HD6790
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
AHCIドライバ:1.2.1.282(Catalyst 11.4)

チェック方法はおなじみの
・CrystalDiskMark 3.01a
・ATTO Benchmark 2.46
・LineageII起動時間
 ※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
 OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
 ※ファイル数2,399、容量10.6GB
です。
本製品はCrystalDiskMarkをデフォルト設定で計測するとWriteが低下しますが、これは仕様です。
国内の販売メーカーHPにFAQに理由が掲載されていますので、気になる方はご覧ください。
という訳で、今回は通常のデフォルト設定以外に、0/1 Fill設定でも計測してみましょう。
※ASKの製品に関するFAQページは こちら!


・Z68環境 120GB(CrystalDiskMarkの設定は画像下部に表示)
120GB_Z68_ATTO 120GB_Z68_CDM_RAN 120GB_Z68_CDM_0Fill 120GB_Z68_CDM_1Fill



・Z68環境 240GB
240GB_Z68_ATTO 240GB_Z68_CDM_RAN 240GB_Z68_CDM_0Fill 240GB_Z68_CDM_1Fill



・890GX環境 120GB
120GB_890GX_ATTO_最新 120GB_890GX_CDM_RAN_最新 120GB_890GX_CDM_0Fill_最新 120GB_890GX_CDM_1Fill_最新



・890GX環境 240GB
240GB_890GX_ATTO_最新 240GB_890GX_CDM_RAN_最新 240GB_890GX_CDM_0Fill_最新 240GB_890GX_CDM_1Fill_最新



  LineageII起動時間 データコピー時間
Z68環境 120GB 16秒・13秒 1分47秒
Z68環境 240GB 15秒・12秒 1分16秒
890GX環境 120GB 19秒・15秒 1分53秒
890GX環境 240GB 17秒・14秒 1分18秒

ご覧の通り、CrystalDiskMarkでは、デフォルト設定と0/1 FillのWriteで大差がついています。
LineageIIもコピー時間も非常に優秀です。
なお、全体的にZ68環境の方が高速ですが、890GXでも十分でしょう。


120GB_890GX_CDM_0FILL ・890GX環境 120GB 0Fill OS標準AHCIドライバ使用
AMD環境はOS標準ドライバの場合、ランダムWriteが激しく低下しました。
890GXでの使用時はAMD最新AHCIドライバをお勧めします。



●67マザーボードでは相性に注意
速度は十分といえる本製品ですが、
巷で67チップセットとの相性が厳しいという書込みを目にしたので確認してみました。

ASRock:H67 ATX(2枚)、H67M-GE、P67 Pro3
以上の4枚を用意してチェックしたところ、
いずれもOSインストールが出来ませんでした。詳しい症状は以下の通り。
・全く認識しない
・認識するがOSインストール途中にブルースクリーン再起動の繰り返し
・OS上の増設用でも使用不可(領域確保できず、フォーマット終わらず等)
・OS上の増設用では使用可能
以上のほか、ネット上にはOS上で使えるが不具合多発という例もあります。

対処法としては、
・BIOS内の「SATA Aggressive Link Power Management」を切る
 (SATAの省電力を管理する項目です)
・インテル・ラピッド・ストレージ・テクノロジーをインストールせず、
 OS標準AHCIドライバを使う
という方法があるとの事。

BIOS
こちらでも実際にLink Powerを切ったところ、
OSインストールは改善しないものの、
OS上で使用不可だったのが可能になったマザーボードがありました。
ですが、すべての環境で効果が出る訳ではありません(認識しないP67 Pro3は変わらず)。
もちろん全製品が使えない訳ではなく、
MAX IOPS製品がP67 Pro3で使えたという記事もありましたので、個体ごとの相性と言えます。
なお、Z68に関してはもう1種類(Z68 Pro3)もチェックしましたが問題ありませんでした。


感想としては、本製品は67チップセットとは相性が激しいという癖がありますが、
動作する環境では現在最高クラスの速度を発揮する製品です。
多少のリスクがあろうとも、その壁を乗り越えて最高速環境を目指したいという方は、
ぜひ本製品にチャレンジしてはいかがでしょうか。




■今回紹介した製品
OCZ:Vertex 3シリーズ

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 16:56Comments(3)TrackBack(0)SSD | 耳より情報2011年05月26日
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この記事へのコメント
1. Posted by hiroto   2011年06月17日 15:14
素晴らしい速度ですね。
また、大容量モデルの方がデータコピーにおいてはベンチマーク以上に開きがあるというのは参考になりますね。
2. Posted by tomtom   2011年06月24日 19:22
この製品リコールになったんじゃなかったですか?
3. Posted by ocz orz   2011年06月27日 22:21
リコールはコルセア製品でしょ。

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