A-DATA製最新SSD「S510」の速度検証
A-DATA:AS510S3-120GM-C(120GB)
メーカー名&URL
A-DATA:http://www.adata-group.com/index_jp.html
昨日の台風で予想通り帰宅途中に傘が破壊され、
15分ほど濡れながら暴風雨の中を歩く羽目になった(酒)です。
今回は近日登場予定の新SSDをチェックしてみましょう。
メーカー名&URL
A-DATA:http://www.adata-group.com/index_jp.html
昨日の台風で予想通り帰宅途中に傘が破壊され、
15分ほど濡れながら暴風雨の中を歩く羽目になった(酒)です。
今回は近日登場予定の新SSDをチェックしてみましょう。
●SandForce製コントローラー搭載の高速SSD
ここで紹介するA-DATA:S510は、
コントローラーにSandForce:SF2200シリーズを搭載し、
Read:550MB/s、Write:510MB/sというスペックを誇るという製品です。
サイズは2.5インチドライブのため、ノートPCにも搭載可能です。
3.5インチベイ用のマウンタも付属しており、
デスクトップPCにも簡単に搭載できます。
ではチェックを開始します。
スペックが高速SSDとして人気が高いOCZ製品に匹敵している事から、
結果が期待できそうです。
使用PCや内容は以下の通り。
使用PC
・マザーボード:ASRock Z68 Extreme4
・CPU:Core i7 2600
・Memory:PC3-10600 4GB×2
・OS用ハードディスク:ST3500418AS
・ビデオカード:GeForce GTX550 Ti
・OS:Windows 7 Ultimate 64bit
チェック内容
・CrystalDiskMark 3.01b(デフォルトと0/1Fillの両方を計測)
・ATTO Benchmark 2.46
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
です。
なお、本製品はCrystalDiskMarkのデフォルト(ランダム)設定で計測すると速度が遅くなります。
これは以前紹介した、OCZのVertex3(以下VTX3)と同じ症状(仕様)ですが、
VTX3はWriteのみの低下に対し、S510はReadも低下します。
これは不具合ではなく、VTX3の1つ下のモデルであるAgility3(以下AGT3)と同じ特徴で、
もちろん0/1 Fill設定なら高速化しますのでご安心ください。
※OCZ:Vertex 3の紹介記事は こちら!
という訳で、今回は同じ特徴を持つAGT3の120GB製品も一緒に測定してみました。
・S510 120GB
・AGT3 120GB
LineageII起動時間 | データコピー時間 | |
---|---|---|
S510 120GB | 18秒・13秒 | 2分44秒 |
AGT3 120GB | 18秒・14秒 | 2分47秒 |
●コストパフォーマンスの高さを実証
計測の結果、ベンチマーク、LineageII、コピー時間、いずれもAGT3と互角以上でした。
なお、以前紹介したVTX3と比較すると、
ベンチマークの数値はO/1Fill設定時はなかなか近い数値を出しています。
データコピー時間は、さすが上位製品であるVTX3が1分台という強さを見せますが、
S510・AGT3ともに2分台ですので、こちらも十分高速です。
そしてLineageIIは互角(VTX3紹介時はアップデート前のため少し速い)です。
※VTX3の紹介記事は こちら!
SandForceコントローラー搭載のSSDは、
一般的なベンチマークであるCrystalDiskMarkのデフォルト設定で遅くなるため、
他の設定やATTOを知らないと、遅い製品ではないかと誤解しがちですが、
実際には0/1FillやATTOでの数値通りに速さを堪能できる製品です。
また、S510は新製品だけあり、マザーボードとの相性もここでは発生しませんでした。
Z68だけでなく、VTX3紹介時に相性で悩まされたH67でも快適でした。
※OCZ製品もファームウェア:2.06以降の製品では相性問題が大幅に改善されています。
紹介時の個体をアップデートしたところ、H67で使えました(記事の時は2.02)。
しかも、本製品は120GBで12,980円と、この速度を誇る製品としてはコストパフォーマンスも優秀です。
より低価格を求めるなら容量が少ない(主に64〜80GB)製品もありますが、
こういったSSDをOS起動用ドライブにした場合、
大容量メモリを搭載すると空き容量不足になりやすいのでご注意ください。
※メモリ増設の効果と注意点を紹介しているA-DATAメモリ記事は こちら!
感想として、本製品は速度と容量、安定性のバランスに優れたSSDとなっています。
現在SSD購入を考えている方は、ぜひ選択肢に入れてはいかがでしょうか。
■今回紹介した製品
ADT:AS510S3-120GM-C
その他記事一覧は こちら
この記事へのコメント
1. Posted by どい たかふみ 2012年01月27日 16:57
教えてくください。
このSSDを買ってハードディスクと交換したいのですが、今使っているPCのソフトをそのまま使いたいので新しいSSDにコピーしたいのですが、そういうコピー機能は付いているのですか。
よろしくお願いします。
このSSDを買ってハードディスクと交換したいのですが、今使っているPCのソフトをそのまま使いたいので新しいSSDにコピーしたいのですが、そういうコピー機能は付いているのですか。
よろしくお願いします。
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