Core i7 3820のパフォーマンスをチェック
Intel Core i7 3820メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/
販売ページはこちら!
各店舗でも発売中!
どうも、近々引っ越しすることになったので、
これを機会にPCやディスプレイ環境を強化すべく、
まだ家を決めていないのにパーツ選びを始めた(酒)です。
今回は、先日登場したLGA2011用の新CPU「i7 3820」をチェックしてみましょう。
●2万円台で購入可能な
LGA2011初の4コアCPU
このi7 3820は、LGA2011のCPUでは初となる4コア製品(8スレッド動作)です。
コア数やキャッシュ容量が減るためスレッド数がモノを言う処理は上位製品に及びませんが、
動作クロックは上位製品より高く、その他処理は十分な能力を発揮します。
さらに価格も上位製品と比べ抑えられており、2万円台で購入できるのが魅力です。
※LGA2011対応CPU販売ページは こちら(2/23:現在品切れにて再入荷をお待ちください)!
※詳しい仕様は インテルの製品ページ(英語) をご覧ください。
ここでは、6コアCPUや4コアCPUの定番製品である
LGA1155用のi7と、性能や消費電力を比較していきます。
比較対象にはi7 3930Kとi7 2600Kを用意しました。
・3820/3930K環境
MEMORY:PC3-10600 4GB×4
ハードディスク:WD 1002FAEX
ビデオカード:RADEON HD7750
電源:750W(80PLUS)
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・2600K環境
マザーボード:ASRock H67 ATX
その他はX79環境と同じ。
・CPUベンチマーク
Hyperパイ:1M桁(1コア)
CINEBENCH:CPU測定
・3Dベンチマーク
3DMark 06 :解像度1920×1080、Select Tests「SelectALL」
3DMark 11 :Performance
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920×1080
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
CPU負荷 :「Prime95」を開始して約5分後の数値。
最大負荷 :「Prime95」と3DMark11のGraphicTEST 1(1024×576)を
同時に実行し、約5分後の数値
・CPU性能、消費電力
| Hyperパイ | CINEBENCH | アイドル時 | CPU負荷 | 最大負荷 | |
|---|---|---|---|---|---|
| i7 3930K | 9.984秒 | 10.08 | 70W | 257W | 313W |
| i7 3820 | 10.031秒 | 7.13 | 69W | 186W | 242W |
| i7 2600K | 10.143秒 | 6.82 | 59W | 162W | 220W |
・3D性能
| 3DMark 06 | 3DMark 11 | 大討伐 | |
|---|---|---|---|
| i7 3930K | 16388 | P3568 | 7452 |
| i7 3820 | 16102 | P3514 | 6890 |
| i7 2600K | 16004 | P3504 | 6805 |
※クリックで拡大
●大容量メモリ搭載PCを構築するのに最適
3930Kと比較するとやはりスレッド数が影響するCINEBENCHでは差を付けられましたが、
その他はなかなか迫っています。
また、いずれのベンチマークも2600Kに勝りました。
今回2700kを見ていませんが、総合的に劣るという事は無いでしょう。
そして消費電力は、同じコア数の2600Kに近い数値で収まっており、
同じTDP130Wの3930Kと比べ激減しています。
ネット上の大手サイトのレビューでは、今回の様に2600Kに近いという記事もあれば、
3930Kに迫るといった記事もありました。
個体差にしては違いが大きすぎるため、その記事がサンプルCPUを使っていたのが原因かと思い、
消費電力だけ他の製品版とサンプルを用意して計測したところ、
いずれも2600Kに近い結果となりました(差は5W以内)。
また、今回ビデオカードも省電力の製品を使用したため、
最大消費電力が250W未満で収まったのも見逃せません。
※ただし、この様な上位プラットフォームに搭載する電源の場合、
+12Vラインの出力が低いと動作が不安定になる可能性があります。
特に+12Vが分岐している場合、それぞれ18Aは有った方がよいかもしれません。
「最大250Wなら格安の350W電源でいいや」という事ではありませんのでご注意ください。
結果として、本製品は
性能・消費電力・価格、すべてが2600Kの少し上というところに落ち着きました。
これだけ見るとマザーボードが高価な3820ではなく2600/2700Kでも良いのでは、
と思う方もいるはずです。
実際にメモリ8GB程度の環境でビデオカードも1枚で、という方には2600Kでも十分です。
ただし、ビデオカードを2枚挿してCrossfireやSLIにする場合、
2本のPCI-E x16がx16・x16で動作するX79の方がより性能を発揮し易くなります。
(Z68ではx8・x8、もしくはx16・x4動作となります)。
さらに、X79マザーボードには、メモリスロットが8搭載の製品が複数あり、
メモリを64GB搭載可能という点がポイントです。
もし64GBメモリ環境を構築する場合、
i7 3820が約27,000円、メモリスロット8のマザーボードで低価格な製品は20,000〜27,000円、
そしてメモリは8GBの2枚セットで9,000円前後のため、4つ買うと36,000円。
従って、CPU・マザーボード・メモリ64GBを購入しても約9万円で済む計算となります。
さすがにビデオカードやハードディスク・光学ドライブ・OSまで揃えると10万円を突破するものの、
夢の64GBメモリ搭載PCをを比較的安価に作成可能なのは魅力でしょう。
先述の様にビデオカード2枚挿しで最新3Dゲームを堪能したい方はもちろん、
大容量RAMドライブにゲームなどのプログラムを移して高速起動を実現したり、
画像や動画編集といったクリエイティブ用途にメモリがいくらでも欲しい方は、
このi7 3820をベースにしたPC作成を試してみてはいかがでしょうか。
■今回紹介した製品
Intel:Core i7 3820
各店舗でも発売中!
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