インテル第3世代 Core i7/i5の3D性能と消費電力チェック

メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/
各種製品発売中
一部店舗でも販売中!
新居にインターネットがようやく開通しました。
ADSLからケーブルテレビにしたところ、
サービスの数値は3倍差(50Mbps→160Mbps)ですが、
実測値が従来の10倍以上(600KB/s→8MB/s)になりご満悦の(酒)です。
今回は、先日登場したIntelの最新CPUである、
第3世代Core i7/i5(コードネーム:IvyBridge)の性能を見て行きましょう。
※6/1:i7 3770Tの計測結果を表に追加しました。
※2013/6/3:第4世代Core i7/i5が発売されました! 記事はこちら!
●第2世代のCPUより性能アップと
消費電力ダウンを実現
この第3世代 Core i7/i5は、第2世代(コードネーム:SandyBridge)と比べ、
ビデオ機能を強化しつつもTDPを引き下げて77Wにし、
ワットパフォーマンスの強化が図られています。
また、7シリーズのマザーボードと組み合わせることで、
PCI Express Gen3.0といった数々の新機能に対応します。
※7シリーズのマザーボード記事はこちら!
なお、各CPUのスペックや詳細な機能は、インテルのHPやドスパラ特集ページをご覧ください。
※インテルのCPUページは こちら!
CPU特集ページは こちら!
ではチェックを開始します。今回見た製品は以下の5種類です。
i7 3770K
i7 3770
i7 3770S
i5 3570K
i5 3450
i7 3770SはTDP65Wの省電力版、i5 3450はビデオ機能がHD2500となります。
※6/1:i7 3770Tの計測結果を表に追加しました。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
マザーボード:ASRock H77Pro4-M
Memory:PC3-10600 4GBx4
ハードディスク:HITACHI HDS721010CLA332
電源:300W(80PLUS非対応)
OS:Windows 7 Ultimate 64bit
・ベンチマーク
CINEBENCH:CPU測定
Hyperパイ:1M桁(1コア測定)
3DMark06:解像度デフォルト、Select Tests「SelectALL」
3DMark11:Performance
大討伐 :解像度デフォルト
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時:OS起動後、2分ほど放置した状態
CPU負荷 :負荷ツール「Prime95」を実行し、約2分後の数値
最大負荷:「Prime95」と大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最大値
なお、比較対象として、i7 2700k・i5 2500を用意。
メモリはPC3-12800を搭載すると、第2世代CPUの時にPC3-10600動作となる事から、
BIOS等の設定を変更せずに環境を統一したいので、PC3-10600を使用しています。
※PC3-12800と10600の違いを確認するため、i7 3770Kは両方のメモリでチェックしました。
6/1:i7 3770Tの計測結果を追加しました。
・CPU性能
CINEBENCH | Hyperパイ (少ない方が高速) |
3DMark 06 |
3DMark 11 |
大討伐 | |
---|---|---|---|---|---|
i7 3770K | 7.49 (7.51) |
9.47秒 (9.453秒) |
6516 (6829) |
P756 (P762) |
3309 (3429) |
i7 3770 | 7.47 | 9.5秒 | 6491 | P752 | 3305 |
i7 3770S | 7.11 | 9.516秒 | 6478 | P751 | 3278 |
追加:i7 3770T | 6.20 | 9.968秒 | 6462 | P749 | 3301 |
i5 3570K | 5.93 | 9.765秒 | 6346 | P734 | 2960 |
i5 3450 | 5.46 | 10.561秒 | 4144 | P410 | 1530 |
参考:i7 2700K | 6.94 | 9.735秒 | 5037 | N/A | 2537 |
参考:i5 2500 | 5.38 | 10.234秒 | 3241 | N/A | 1047 |
第2世代CPUはDirectX 11非対応にて3DMark 11は未計測。
・消費電力
アイドル時 | CPU負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
i7 3770K | 44W | 146W | 161W |
i7 3770 | 44W | 143W | 158W |
i7 3770S | 43W | 118W | 133W |
追加:i7 3770T | 43W | 103W | 115W |
i5 3570K | 43W | 122W | 136W |
i5 3450 | 43W | 106W | 121W |
参考:i7 2700K | 44W | 178W | 196W |
参考:i5 2500 | 43W | 156W | 175W |


●ワットパフォーマンスの向上を確認
計測結果を見ると、型番通りの性能と消費電力となりました。
中でも、TDP65Wのi7 3770Sは、
8スレッド動作でありながら4スレッドのi5 3570Kよりエコという点に注目です。
そして内蔵ビデオ機能に関しては、
HD2500とHD4000の性能差が大きい事が分かります。
もし内蔵ビデオ機能でゲームもしたい方は、HD4000搭載製品を選んだ方が良いでしょう。
また、メモリの違いでスコアアップも確認できましたので、
これから第3世代CPUでPCを構築する方は、ぜひPC3-12800メモリをお勧めします。
※PC3-12800メモリの記事は こちら!
最後に第2世代CPUとの比較ですが、
i7 2700Kとi7 3770K、そしてi5 2500とi5 3570Kを比べた場合、
CPU・3D性能にそれぞれに差が出ています。
その上で、消費電力は30W以上減りました。
これからインテルCPU構成のPCを新たに作成する予定、
もしくは第2世代以前のCPU環境を使用中でどうするか考えている方は、
是非今回の結果を参考にしてください。
■今回紹介した製品
第3世代 Core i7/i5
一部店舗でも販売中!
その他記事一覧は こちら
この記事へのコメント
1. Posted by hiroto 2012年06月24日 17:53
参考になります。
IvyBridgeは前評判と比べて、OCがあまり伸びてないレビューを見るのですがどうなんでしょう?
できればOC耐性をチェックした記事をお願いしたいです。
IvyBridgeは前評判と比べて、OCがあまり伸びてないレビューを見るのですがどうなんでしょう?
できればOC耐性をチェックした記事をお願いしたいです。
2. Posted by MBT Shoes 2013年03月22日 18:25
ビューを見るのですがどうなんでしょう?
3. Posted by replica watches 2013年11月27日 14:58
できればOC耐性をチェックした記事をお願いしたいです。
4. Posted by hivizag 2014年04月27日 12:29
C耐性をチェックした記事をお
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