GeForce GTX TITAN速報レビュー!

TITAN製品写真 GeForce GTX TITAN(近日発売予定)

メーカー名&URL
NVIDIA:http://www.nvidia.co.jp/page/home.html



日頃より製品レビューをご覧いただきありがとうございます。
この製品レビューですが、今後は紹介するパーツを
より厳選して行く事になりました。
その為更新は減る事になりますが、代りにパーツの犬が増えますので、
両者共々、引き続き応援よろしくお願いいたします。
 ※パーツの犬はこちら!

今回は、NVIDIAの最新ビデオカードGeForce GTX TITANを
入手できたので速攻チェックを行いました。

 ※3/8:最新ドライバ314.09での計測結果を、
      表組みやグラフに追記しました!






●GeForce最新カード「GTX TITAN」の
  シングル&3Way構成を測定

先日発表されたばかりのGeForce GTX TITAN(以下TITAN)は、
「シングルコアの最強ビデオカード」という製品で、
性能はGTX680とGTX690の間に位置するとの事。

そして製品名の「TITAN」は、
米オークリッジ国立研究所のスーパーコンピューター「Titan」から取られています。
これは、「Titan」にNvidiaの数値演算アクセラレーター「Tesla K20X」が採用されており、
そしてTITANのGPUコアには、Tesla K20Xのカスタマイズ版を搭載しているのが由来だそうです。
 ※NVIDIAのTITAN詳細ページはこちら!

このスーパーコンピュータの名を冠するTITANが、実際にどれだけの性能を発揮するのか、
非常に興味深いところです。
という訳で早速チェックを開始しましょう。
まずは形状の確認から。

TITAN製品写真
製品写真はご覧の通りです。
シルバーのカラーリングがGTX690を彷彿させます。

TITANとGTX690
実際にGTX690(下)と並べてみました。TITANの方が1cmほど短く、
ファンの位置も異なります。

TITAN出力コネクタ
映像出力は、DVI-D・DVI-I・HDMI・DisplayPortの4ポートです

TITAN補助電源コネクタ
補助電源は6ピン+8ピン、TDPは250Wです。


次に性能と消費電力のチェックです。
使用PCやチェック内容は以下の通り。
 マザーボード:ASUS RAMPAGE IV Extreme
 CPU:Core i7 3970X
 MEMORY:PC3-12800 8GB×4
 電源:オウルテック SS-1000XP(80PLUS PLATINUM)
 OS:Windows 7 Ultimate 64bit

・3Dベンチマーク
 3DMark 11      :Extreme
 3DMark(無料版)   :Run all tests
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080
 HeavenBenchmark(以下Heaven):解像度1920x1080
 PSO2体験版(以下PSO2):簡易設定5、フルスクリーン(解像度1920x1080)

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、3分ほど放置した状態の数値
 ビデオ負荷    :3DMark11「GraphicTEST 1」をループして約5分後の数値
 最大負荷    :ビデオ負荷+「Prime95」を同時に実行し、約5分後の数値


今回より、ビデオカードのチェックでは、スコアが頭打ち傾向にある3DMark06を除外し、
最新ベンチマークである「3DMark」を採用します。
3DMarkはRun all testsを実施すると、
Ice Storm  :DirectX 9用(モバイル・エントリーPC向け)
Cloud Gate  :DirectX 10用(ノート・ホームPC向け)
Fire Strike  :DirectX 11用(ゲームPC向け)
という3つのテストが行われますが、
「開発元のFuturemark曰く、
条件が合わないテストの結果は意味が無い」という記事がありました。

という訳で、今回はハイエンドのゲーム向け環境という事で、FireStrikeを適用します。
それ以外の結果は、あくまでおまけとして認識して下さい。

また、チェック時間の都合により、
GTX680とGTX690は3DMarkと3DMark11のみとなりますのでご了承ください。

 ※3/8:最新ドライバ314.09の計測結果を追記しました!

・3D性能
  3DMark 3DMark 11 大討伐 Heaven PSO2
TITAN シングル 157286・27248・8785 X4965 26034 3065 33221
TITAN 3Way 115535・29182・7222 X11739 23885 5311 31255
TITAN 3Way
最新ドライバ
123819・30370・7674 X11737 58567 5328 32967
GTX680 153767・23881・6050 X3283      
GTX690 32417・20323・5060 X5987      
 ※3DMarkのスコアは、左からIce Storm・Cloud Gate・Fire Strikeとなります。

・消費電力
  アイドル ビデオ負荷 最大負荷
TITAN シングル 110W 442W 546W
TITAN 3Way 131W 810(1021)W 927(1117)W
GTX680 112W 364W 500W
GTX690 121W 469W 614W
 ※TITANのカッコ内消費電力は、3DMark 11開始直後から10数秒間の数値です。


・3D性能グラフ
TITAN_3D性能_最新ドライバ結果を追加!

・消費電力グラフ

TITAN_消費電力




●まさにシングルコア最強
  ドライバや消費電力には注意

結果はご覧の通りです。
3DMark 11や3DMarkのFire Strikeにおいて、 TITANはGTX680の150%前後のスコアとなりました。
さすがにデュアルコアのGTX690には及ばないものの、3DMark11で8割近くまで迫っています。
この結果を見るに、シングルカード最強の名に恥じない製品と言えるでしょう。

なお、3DMarkにおいて、TITAN 3WAYやGTX690のスコアが芳しくありません。
これは計測時のTITAN用ドライバ「313.93」、そしてGTX690のドライバ「310.90」が、
3DMarkのSLI動作に非対応だったためです。
3Way SLIに関しては、動作した3DMark11やHeavenにおいても、
3DMark11がシングルの240%弱、Heavenは170%強というスコアで、
ドライバのチューニング不足という印象があります。
3DMarkの件も含め、SLI(特に3Way)を試そうという方は、この点予めご注意ください。

 ※3/8追記:
   最新ドライバを使用した場合、
   3DMarkの3Wayでスコアが少しアップしたものの、
   SLIはまだ正常動作しませんでした。
   ですが、これまでSLI非対応だった大討伐に対応し、
   スコアが倍以上となっています。


とはいえ、TITANシングル時のスコアはGTX680の1.5倍、
さらに3Wayは3DMark 11のExtremeでX12000に迫り、これはGTX690の倍です。
という事だけでもTITANの実力を証明できるでしょう。


消費電力については、TITANはGTX680より約80W増、
GTX690より2〜30W減でした。
ただし、TITAN環境のカッコ内の数値にある様に、
シングル時の最大負荷、そして3Way時のビデオ&最大負荷において、
3DMark11開始直後からしばらくの間は、消費電力が非常に高い状態となりました。
この高電力状態は20秒程で落ち着くのですが、
それでもカッコ内の数値を考慮していない容量の電源を搭載している場合、
ベンチマーク実行直後にシャットダウンする恐れがあります。

今回使用した電源は1000W(80PLUS Platinum)で、高電力状態もクリア出来ましたが、
120W近くオーバーしている状態が続くのは好ましくありません。
もしX79+TITAN 3WAY構成をお考えの方は、1200W以上の製品をお求めください。

感想として、このTITANはまさしく現在最強のシングルコアカードです。
価格が13万円前後のため(2/27現在)
すぐ手が出せる製品ではありませんが、「ハイエンドビデオカードはこうでなくては」
と楽しめる方にとって、非常に魅力ある製品と言えるでしょう。



■今回紹介した製品
GEFORCE GTX TITAN(2/27販売開始しました!)
GTX TITAN搭載PCはこちら!


その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 23:00Comments(1)TrackBack(0)ビデオカード | 速報2013年02月21日
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この記事へのコメント
1. Posted by ura   2013年03月24日 08:36
何か全体的にスコアが低いような気がしますが。
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