CFDの新SSD「CSSD-S6T256NHG5Q」の速度計測

メーカー名&URL
CFD:http://www.cfd.co.jp/
価格:販売ページはこちら!
ドスパラ各店舗でも発売中!
そろそろGWという事で、
メインPCをWindows 7からWindows 8にしようと思っていましたが、
サブPCのOSがあと1年でサポートが切れるXPなので、
どちらを先に対応すべきか迷い始めた(酒)です。
今回はCFDより新登場する期待のSSD
「CSSD-S6T256NHG5Q」をチェックしてみましょう。
●東芝製SSDとコントローラーを搭載
このCSSD-S6T256NHG5Qは、
東芝製SSD「HG5d」とコントローラーを搭載する新製品です。
メーカー曰く、特にReadが強化されているとの事なので、
実際にどの様な結果になるか見て行きましょう。
※製品の販売ページはこちら!

主なスペックは以下の通りです。
製品サイズは2.5インチ、厚さ7mm。
NANDフラッシュは19nm MLCを採用。
製品ラインナップは、
60・128・256・512GBの4種類となります。
※写真はサンプル版のため、製品とは異なります。
使用PCとチェック環境は以下の通りです。
マザーボード:ASUS P8Z77-V PRO
CPU:Core i7 3770K
Memory:PC3-12800 4GBx2
OS:Windows 8 Pro 64bit
・CrystalDiskMark 3.02f
・ATTO Benchmark 2.47
・LineageII起動時間
※スタートメニューで「スタート」を押してから、タイトル画面が表示されるまでの時間。
OS起動直後と、タイトル表示後ゲームを終了してすぐ再起動の2回を計測。
・OS起動時間
※電源を入れてからOS画面になるまでの時間。
UEFIの主な設定は、FastBoot:Enable、CSM:Disable
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
比較対象には、前モデルの
CSSD-S6T120NTS2Qを用意しました。
こちらのコントローラーは0Fill計測だと高速化するので、
SandForceをベースにした東芝カスタマイズ版では、と言われています。
なお、今回紹介するCSSD-S6T256NHG5Qは0Fillに影響されないため、
CrystalDiskMarkの0Fill計測はCSSD-T120NTS2Qのみ実施します。
・CSSD-S6T120NTS2Q



・CSSD-S6T256NHG5Q


OS起動時間 | LineageII起動時間 OS起動直後(再起動) |
コピー時間 | |
---|---|---|---|
CSSD-S6T120NTS2Q | 11秒41 | 16秒28(14秒91) | 1分18秒82 |
CSSD-S6T256NHG5Q | 10秒56 | 15秒82(14秒50) | 54秒28 |
●全ての結果が優秀
SATA3.0対応SSDでは最速クラス
計測結果はご覧の通りです。
ベンチマークではCSSD-T120NTS2Qに譲るところもありますが、
シーケンシャルリードや4K QD32で強みを見せています。
そして時間計測は全項目で勝っています。
特にデータコピーが50秒台前半という点に注目です。
今まで紹介したSATA接続のSSDで1分を切った製品は、
Samsung 830や840Proだけでしたので、
ここからもCSSD-S6T256NHG5Qの速さを実感できます。
感想として、CSSD-S6T256NHG5Qはベンチマークや起動時間、
そしてコピー時間の全てにおいて最強クラスの製品と言えるでしょう。
とにかく速いSSDをお探しの方はぜひご注目下さい。
なお、CSSD-S6T256NHG5Qは、SATAの省電力に関する新規格である
Device sleep(DEVSLP)にも対応しています。
これはWindows 8の新機能であるConnected Standbyを
使用するために必要とされているものです。
Connected Standbyは次世代のCPUやマザーボードが必要のため
現在は使えませんが、今後この機能を使いたいと考えている方
にとっても、CSSD-S6T256NHG5Qは有力な選択肢となりそうです。
■今回紹介した製品
CFD:CSSD-S6T256NHG5Q
ドスパラ各店舗でも発売中!
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