第4世代Core i7/i5(Haswell)速報レビュー!

第4世代パッケージ 第4世代 Core i7/i5

メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/
販売ページはこちら!
各店舗でも発売中!



メインPCのCPUクーラーを購入してから3年近く経過し、
最近ファンの音が気になり始めた今日この頃。
ちょうど良い季節だからと買い換えを決意した(酒)です。
今回は、遂に登場したIntelの最新CPU、
第4世代のCore i7/i5(コードネーム:Haswell)を速報レビューします。





●5種類のi7/i5を用意して
  性能と消費電力をチェック
この第4世代 Core i7/i5は、製造プロセスこそ第3世代(コードネーム:IvyBridge)と同じ
22nm(ナノメートル)ですが、
マイクロアーキテクチャの強化により性能向上と消費電力削減を実現し、
ワットパフォーマンスの向上が図られています。
特にビデオ機能の性能アップと電源管理機能の改善によるアイドル時の省電力化がトピックとの事。

ここでは、第4世代CPUの性能と消費電力が実際にどのように進化したのか検証していきましょう。
用意した製品の種類と基本性能は以下の通りです。
i7 4770K :定格3.5GHz・TB3.9GHz・キャッシュ8M・TDP84W
i7 4770  :定格3.4GHz・TB3.9GHz・キャッシュ8M・TDP84W
i7 4770S :定格3.1GHz・TB3.9GHz・キャッシュ8M・TDP65W
i5 4670K :定格3.4GHz・TB3.8GHz・キャッシュ6M・TDP84W
i5 4570  :定格3.2GHz・TB3.6GHz・キャッシュ6M・TDP84W

 ※搭載ビデオ機能はいずれもHD4600(GT2)、ただしGPUクロックが一部異なる。



パッケージ比較
パッケージの大きさやカラーリングは第3世代(右)と同じですが、
写真が入るなどデザインが変更されています。

クーラー比較
i7 4770K(左)とi7 3770K付属ファンです。全く同じに見えますが、
フィンの形状とファンの大きさ、そしてスペックが異なります。
 ※i7 4770K用:12V 0.60A、i7 3770K用:12V 0.28A
 ※i5 4430の付属クーラーはi7 3770K用と同じ0.28Aとなります。


ではチェックを開始します。使用PCやチェック内容は以下の通りです。
比較対象は、i7 3770Kと第2世代(コードネーム:SandyBridge)CPUのi7 2700Kです。
(i7 2700Kの数値は、第3世代CPU紹介時の記事から流用しています)
 ※第3世代 Core i7/i5の記事はこちら!


・使用PC
 マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
 メモリ     :PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
 電源     :900W 80PLUS Silver
 OS      :Windows 8 Pro 64bit

・比較用PC(IvyBridge環境)
 マザーボード :ASUS P8Z77-V Pro
 CPU      :i7 3770K
 ハードディスク以降は共通

・ベンチマーク
 CINEBENCH   :CPU測定
 Hyperパイ    :1M桁(1コア測定)
 3DMark無料版  :Cloud Gate、Fire Strike
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):デフォルト(簡易設定3、1280x720ウインドウ表示)
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):デフォルト(1280x720)

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、3分ほど放置した状態の数値
 CPU負荷     :CPU負荷ツール「Prime95 v27.6」を実行し約3分後の数値
 最大負荷    :CPU負荷+大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最高値

・温度&ファン回転数(マザーボード付属ツール「A-Tuning」で計測)
 アイドル時    :OS起動後、3分ほど放置した状態の数値
 CPU負荷    :CPU負荷ツール「Prime95」実行後5分後の数値


第4世代CPUはソケットがLGA1150に変更されたため、
第3世代CPU記事の様に、同じマザーボードでCPUを交換しての計測ができません。
その為、消費電力で同条件の測定が出来ない事から、あくまで参考値としています。
また、先ほど見た付属クーラーの違いが冷却能力に影響しているか気になったので、
i7 4770Kの計測時には温度もチェックしました。

・CPU性能
  CINE
BENCH
Hyperパイ
(少ない方が高速)
3DMark
Cloud Gate
Fire Strike
PSO2 v2 大討伐
i7 4770K 8.25(9%) 9.362秒
(1%)
7571(29.6%)
857(33.5%)
3078
(39%)
3595
(9.6%)
i7 4770 8.16 9.361秒 7329・836 3047 3500
i7 4770S 7.71 9.579秒 7294・824 3031 3454
i5 4670K 6.18 9.626秒 6597・814 2928 3106
i5 4570 5.82 10.438秒 6378・794 2779 3027
参考:
i7 3770K
7.56
(8.9%)
9.395秒
(3.6%)
5844・642 2213 3279
(29%)
参考:
i7 2700K
6.94 9.735秒     2537
 ※i7 3770Kのパーセント表記はi7 2700kからの伸び率、
   i7 4770Kの表記はi7 3770Kからの伸び率。


・消費電力
  アイドル時 CPU負荷 最大負荷
i7 4770K 47W 126W 133W
i7 4770 47W 125W 131W
i7 4770S 47W 117W 123W
i5 4670K 47W 115W 124W
i5 4570 47W 110W 118W
参考:i7 3770K 53W 114W 126W


・i7 4770K温度&ファン回転数
  アイドル時 CPU負荷
i7 4770K用クーラー 38℃ 1273回転 82℃ 2119回転
i7 3770K用クーラー 36℃ 1660回転 88℃ 2080回転


第4世代3D性能グラフ ・3D性能グラフ

第4世代消費電力グラフ ・消費電力グラフ




●内蔵ビデオ機能のアップ率に注目
結果は以上の通りです。i7 4770Kとi7 3770Kを見る限り円周率計算のHyperパイは
ほぼ変わりませんが、CINEBENCHは9%増を確認しました。
i7 2700Kからi7 3770Kの伸びが8.9%ですので、ほぼ同じ比率で向上したと言えます。

3D性能は、CPUスコアの影響が大きい大討伐を除き、30〜39%の大幅アップとなりました。
また、i5 4570でもi7 3770Kに勝っている点がポイントです。
第3世代CPUでi5 4570の位置に相当するi5 3450は、ビデオ機能がHD2500のため、
HD4000搭載の上位CPUからスコアが激減しましたが、
今回チェックしたCPUはすべてHD4600のため、スコア低下が緩やかです。

消費電力はあくまで参考値ですが、ほぼ同等〜微増でした。
ただしアイドル時は減っています。
温度に関しては、i7 4770K用クーラーの方が冷却に優れている様です。
もし第4世代CPU購入時に第3世代のクーラーをそのまま流用すると
温度が上がってしまいますので、特に小型ケースの方はご注意ください。

全体的な感想として、CPU性能は微増ですが、
第2世代〜第3世代の延びと比べ劣っている訳では無く、
内蔵ビデオ機能は大幅増、という事で上手く落ち着いた印象です。
第4世代Core iシリーズでPCを作成したいが、どのCPUにするか悩んでいる方は、
ぜひ今回の結果を参考にしてください。




■今回紹介した製品
第4世代 Core i7/i5
ドスパラ各店舗でも発売予定!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 00:01Comments(0)TrackBack(0)CPU | 速報2013年06月02日
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