ASUS RAIDR Expressの速度検証
RAIDR EXPRESS PX2-240GBメーカー名&URL
ASUS:http://www.asus.co.jp/
販売ページはこちら!
パーツ館でも販売中!
パーツの犬ツイッターでつぶやかれていた除湿と冷房の消費電力が気になり、
家のワットチェッカーを取り出してエアコンのコンセントに装着、
チェックを始めた(酒)です。
週明けにでも結果をつぶやいてもらいますのでご期待ください。
今回は、先週発売した注目のSSD「ASUS RAIDR EXPRESS PX2-240GB」
をチェックしてみましょう。
※その時のパーツの犬ツイッターはこちら!
●2基のSSDとRAIDコントローラーを搭載した
PCI Express接続カード
この「ASUS RAIDR EXPRESS PX2-240GB」(以下RAIDR)は、
ASUSのゲーミングブランド「R.O.G」シリーズに属するSSDです。
SATAではなくPCI Expressスロット(以下PCI-E)に接続する高速製品という事で、
発売直後から人気となっています。
本製品はカード上にSandForce製コントローラーのSSDを2基、
そしてMarvell製RAIDコントローラーを搭載。
カード上で2基のSSDをRAIDにして、SATA3.0より帯域が広いPCI-E x2 Gen2.0で
接続する事で、リード830MB/s、ライト810MB/s(公証値)という
SATA3.0接続のSSDを上回る速度を実現しています。
※詳細スペックは製品ページをご覧ください!
なお、SATA3.0対応のSSDでRAID 0にすると1GB/s出るのに、
なぜ本製品は830MB/sなのか、と思う方もいるでしょう。
これは、PCI-E x2 Gen2.0の帯域は1GB/sで、
SATA3.0 RAIDの1.2GB/s(600MB/s x2)より少ない事があります。
帯域が600MB/sあるチップセット内蔵のSATA3.0へ接続時に
500MB/s以上出るSSDを、
PCI-E x1 Gen2.0で搭載され帯域が500MB/sに減っている
MarvellやAsmedia製のSATA3.0に接続すると、
約380MB/sに下がるのと同様です。
ではチェックを開始します。まずは形状から。
PCI-E部分がx1より長いのが分かります。
ただし、現在のマザーボードでx2スロット搭載製品はほぼありませんので、
x4以上のスロットに接続する事になるでしょう。
BIOSモード、UEFIモードを切り替える「DuoMode」のスイッチです。
こちらの説明は後述します。
付属ソフトも豊富です。「SSD Tweakit」では、
ブラウザや仮想メモリの場所を簡単に変更できます。
ストレージ測定の定番ツール、CrystalDiskMarkの
R.O.Gスキンバージョンです。
Windows上でRAID設定が可能な「Marvell Storage Utility」です。
その他にもRAMディスク作成、SSDとHDDのハイブリッド化ツールなどが
付属しています。
次にDuoModeについて紹介します。
Club3D製品の特集ページにも記載されていますが、
Windows 8 64bit環境の場合、ビデオカードやストレージがUEFIに対応していれば、
FastBootやCSMの設定次第でより高速起動が可能になります。
逆にUEFI非対応マザーボードに搭載した場合、
UEFIモードだと起動しない事があります。
このDualModeでBIOS・UEFIを切り替えれば、、
古いマザーボードからUEFI対応製品まで幅広い環境で利用出来る訳です。
※Club3D製品の紹介ページはこちら!
BIOSモードの状態で、ASUSのマザーボード、P9X79 Deluxeに搭載。
UEFIのFastBootを「Enable」、CSMを「Disable」にしたところ、
起動時にこの様な警告メッセージが出ました。
もちろんUEFIモードにすれば問題なく起動します。
逆に、UEFIモードでCSMが「Enable」だと、
Bootドライブが見えなくなります。
他にも、SecureBootの設定がOSインストール時と変わると
ドライブが見えなくなる事があるのでご注意ください。
UEFIモードにすると、カード上のLEDが点灯しますので動作確認用にどうぞ。
なお、製品のRAID構成は変更可能で、
RAIDを解除して2つのドライブ、もしくはRAID 1にもできます。
設定は、BIOSモードで起動して「Ctrl + M」押すと表示される
「Marvell BIOS SETUP」か、
Windows用の付属ソフト「Marvell Storage Utility」で行います。
なお、OSインストールについてですが、
UEFI・SecureBoot対応という事でWindows 8 64bitを実施、
ASUSマザーボードのP9X79 Deluxeは無事成功しましたが、
他社製品でSecureBootのKeyをInstallした状態だと失敗しました。
相性かどうかは不明ですが、
この様な場合はSecureBoot等の設定を変更してお試しください。
●ベンチマーク・コピー時間共に
期待通りの速度を発揮
RAID設定も完了しましたので、
速度計測を開始します(増設用として使用)。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
マザーボード:ASUS P9X79 Deluxe
CPU:Core i7 3930K
Memory:PC3-12800 4GBx4
OS:Windows 8 Pro 64bit
・CrystalDiskMark 3.0.2
・ATTO Benchmark v2.46
・同一ディスク内データコピー
※ファイル数2,399、容量10.6GB
CrystalDiskMarkは製品にオリジナルスキンのバージョンが付属していますが、
ここではいつも使用しているバージョンで見ています。
また、本製品のコントローラーはSandForceですので、
デフォルトと0Fillの両パターンを計測しました。
コピー時間:49秒83
結果はご覧の通りです。ATTOでのリード・ライトを見ると、
公証値と逆にライトの方が高いですが、800MB/s前後出ています。
また、コピー時間が50秒を切っている点に注目です。
SATA3.0の製品と比べると、内部RAIDになっており、
また容量辺りの価格が異なりますが、
少なくともコンシューマー向けの単体SSDとしては、
現在最速と言って差し支えない製品だと思います。
また、付属ツールも豊富、かつUEFI・SecureBoot対応で
Windows 8 64bitでもフル活用できる、
しかもPCI-E接続でありながらOSインストール時にドライバ読込が不要、
という点にも価値があります。
とにかく高速ドライブをお求めの方にとって、
このRAIDRは非常に魅力的な製品ではないでしょうか。
ただし、現在品薄のため入手困難となっています。
8月下旬に再入荷予定ですので、購入希望の方はしばしお待ちください。
■今回紹介した製品
ASUS:RAIDR EXPRESS PX2-240GB
パーツ館でも販売中!
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