Haswell対応「Core i3 & Pentium」速報レビュー!

i3_Pentiumパッケージ Intel Core i3 & Pentium

メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
Intel CPUの販売ページはこちら!
パーツ館等でも販売中!


つい先ほど第4世代Core(Haswell)ベースのi3やPentiumが発売されました。
先週のAMD A10-6700Tに引き続き、今回も速報レビューをお送りします。

 ※2014/2/25:G3430でも「quick sync video」が使用可能になる
   新ドライバが公開されました(対応OSはWindows7/8/8.1です)!
   32bit版 64Bit版





●Haswell世代のCore i3とPentiumの
  性能と消費電力をチェック

今回紹介するCore i3とPentiumは、
LGA1150(Haswell)世代のコアを採用したエントリー向けのCPUです。
今回は、i3 4340・Pentium G3430の2製品を入手できましたので、
早速確認してみます。

主な製品ラインナップとスペックは以下の通りです。
Core i3は2コアですが、HTテクノロジ対応にて、4スレッド動作となります。
Core i3・Pentium共にTurboBoostは非対応です。

Core i3
・i3 4340   最大クロック3.6GHz、L3キャッシュ4MB、TDP54W、HD4600
・i3 4330   最大クロック3.5GHz、L3キャッシュ4MB、TDP54W、HD4600
・i3 4130   最大クロック3.4GHz、L3キャッシュ3MB、TDP54W、HD4400
・i3 4130T 最大クロック2.9GHz、L3キャッシュ3MB、TDP35W、HD4400

Pentium
・G3430  最大クロック3.3GHz、L3キャッシュ3MB、TDP54W、HD Graphics
・G3420  最大クロック3.2GHz、L3キャッシュ3MB、TDP54W、HD Graphics
・G3220  最大クロック3.0GHz、L3キャッシュ3MB、TDP54W、HD Graphics

i3_Pentiumリテールクーラー
リテールクーラーを見たところ、
右のCore i3用は左のCore i7用よりフィンの枚数が少なく、
CPUとの接触部分がアルミでした。
TDPが下がっているため発熱が少ない模様です。
なお、Pentium用は形状こそi3と同じですが、
ファンのスペックが12V 0.17Aでした(i3やi7は12V 0.60A)。


ではチェックを開始します。使用PCやチェック内容は以下の通りです。
比較対象はi5 4570を用意。
また、過去の第3世代i3記事より、i3 3240の一部スコアを流用します。
(消費電力は、i3 3240検証時と使用マザーの規格や電源が全く異なる為割愛)
・使用PC
 マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
 メモリ     :PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
 電源     :900W 80PLUS Silver
 OS      :Windows 7 Ultimate 64bit

・ベンチマーク
 CINEBENCH   :CPU測定
 Hyperパイ    :1M桁(1コア測定)
 3DMark無料版  :Cloud Gate、Fire Strike
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):デフォルト(簡易設定3、1280x720ウインドウ表示)
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):デフォルト(1280x720)
 ファイナルファンタジーXIV:新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
            標準設定(標準品質デスクトップ、解像度1280x720、ウインドウ)
            最高設定(最高品質、解像度1920x1080、フルスクリーン)

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、3分ほど放置した状態の数値
 CPU負荷     :CPU負荷ツール「Prime95 v27.6」を実行し約3分後の数値
 最大負荷    :CPU負荷+大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最高値


・CPU性能
  CINE
BENCH
Hyper
パイ
3DMark
Cloud Gate
Fire Strike
PSO2 v2 大討伐 新生FFXIV
標準設定
最高設定
i3 4340 3.96 10.149秒 5917
765
3383 3044 4657
1007
G3430 2.82 11.310秒 3591
421
1414 1882 3386
722
i5 4570 5.85 10.009秒 6668
796
3255 3099 4670
1139
参考:i3 3240 3.35 11.820秒 1392


・消費電力
  アイドル時 CPU負荷 最大負荷
i3 4340 43W 89W 106W
G3430 43W 73W 87W
i5 4570 45W 124W 140W


3D性能グラフ ・3D性能グラフ

消費電力グラフ ・消費電力グラフ



結果はご覧の通り、ほぼCPUのグレードに準じた性能と消費電力になりました。
i3 4340はすべての面でi3 3240を凌駕しており、
G3430も円周率計算と大討伐は勝っています。
CINEBENCHはさすがにスレッド数が半分のため勝てませんが、
スコアの差は0.5程度に収まっています。
この事から、Core i7/i5はIvyBridgeと比較して3D性能の伸びは大きいものの
CPU性能は小幅な上昇でしたが、
このi3やPentiumは大幅に強化された言えるでしょう。

3D性能ですが、i3 4340が健闘しているのは、
ビデオ機能にi5 4570と同じHD4600を内蔵している為です。
そして、PSO2 v2がi5 4570より高いのは、最大CPUクロックは同じ3.6GHzでも、
i5 4570はTurboBoost時の数値であり、4スレッド負荷時のクロックはi3 4340の方が
高い為かと思われます。
i5 4570は4コア4スレッド、L3キャッシュも6MBでi3 4340より多いという
特長がありますが、PSO2 v2はそういった点はあまり関係なく、
同じアーキテクチャならクロック数がモノを言う様です。
先週のA10-6700T速報レビューでも、PSO2 v2のスコアが極端に差がついていたのは、
CPU部分のクロックが影響している為でしょう。
 ※A10-6700Tの速報レビューはこちら!

ただし、Pentiumの3D性能は、大討伐がi3 3240に勝ってはいますが、
やはりHD4600に比べると見劣りします。
ブラウザゲーム程度にとどめておくのが良さそうです。




●i3 4130/TとPentiumは
  ドライババージョンに注意

性能や消費電力が良好だったCore i3やPentiumですが、
ドライバについて注意点があります。

今回使用したマザーボード「Z87 Extreme」や、
他に置いてあったH87に付属しているオンボードVGA用
ドライバ(末尾4ケタが3107)は、Pentiumに非対応でした。
現在販売中の製品に付属しているドライババージョンは不明ですが、
この3107だと、Pentium(Intel HD Graphics)や
i3 4130・4130T(HD4400)使用時にインストールが出来ません。
ドライバインストールが出来なかった場合、
マザーボードのホームページより最新ドライバを入手して下さい。

最新ドライバ
ASRockの場合、「9.18.10.3186」がダウンロード可能です。
このドライバでG3430が動作する事を確認しています。


以上でチェックは終了です。
ドライバで注意点はありましたが、
スペックや消費電力、ワットパフォーマンスは良好でした。
これからインテルCPUで低消費電力のPCを作成したい方は、
このHaswellのi3やPentiumを選んではいかがでしょうか。




■今回紹介した製品
Intel:Core i3シリーズ(Haswell)
Intel:Pentiumシリーズ(Haswell)
パーツ館等でも販売中!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 00:01Comments(1)TrackBack(0)CPU | 速報2013年09月01日
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この記事へのコメント
1. Posted by C   2013年09月30日 19:20
i3-4340はX4 965BE(定格)とほぼ同じCBスコアか・・・
ついに2C/4Tが4C/4Tと肩を並べてしまった
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