コンパクトな外付けRAIDケース「DP-4043」を確認

DP-4043パッケージ DP-4043

価格:12,980円(9/13現在)
各店舗でも発売中!


今月は3連休が2回あるので、これを機会にメインPCのマザーボードやケース、
そしてOSを交換する事にした(酒)です。
今回はデータのバックアップに最適な外付けRAIDケースの新製品
「DP-4043」をチェックしてみます。





●4台のハードディスクを搭載可能な
  コンパクトRAIDケース

この「DP-4043」は、4台の3.5インチハードディスクを搭載可能な
外付けRAIDケースです。
接続はeSATA(SATA3Gbs)とUSB3.0に対応しています。
発売中の5台搭載可能なケース「DP-9153」の4台対応版に位置する製品で、
搭載可能なドライブ数が1台減る代りに、価格やケースのサイズが抑えられています。
ここでは、主にモードの使用方法や注意点、
そして実際の速度について確認していきます
 ※5台搭載可能なケース「DP-9153」の記事はこちら!

DP-4043製品写真
製品写真を見ると、やはりDP-9153に似ています。
ただし、DP-4043には前面の電源ボタンがありません。

DP-4043正面
本製品の特徴として、4台搭載可能なケースとしてはとてもコンパクト、
という事があります。DP-9153から全高が1台分低くなっただけではなく、
幅も奥行きもスリム化しています(赤枠はDP-9153のサイズ)。
 ※ケースのサイズなどは販売ページをご覧ください!

DP-4043_取付け
高さ以外もコンパクトなのは、ハードディスクの搭載方法が変わった為です。
DP-9153はハードディスクをトレイに取付けてからケースに入れましたが、
DP-4043は直接入れる構造になっています。

DP-4043開封
直接入れる事でコンパクトになっていますが、逆に取出しは難しくなっています。
特に一番上のドライブは、指が太いとなかなか取れないのでご注意を。
どうしても取れない場合は、ケースのコの字型カバーを外してください。
なお、取付けたドライブを固定したい場合も、
カバーを外して付属の手回しネジを使う必要があります。

DP-4043_付属品
付属品はこちらです。
ドライバディスクには、英語マニュアルやマザーボード側の
eSATA(Marvell・Silicon Image)、USB3.0(ルネサス)ドライバが
無い時に使う、予備ドライバが収録されています。
基本的には見なくても良いでしょう。

DP-4043_マニュアル
紙のマニュアルは日本語対応です。
使い方やRAIDの解説があります。



次に、モードの設定方法などを解説します。
本製品の対応モードは、RAID 0・1・3・5・10、そしてCLEAN・LARGE・CLONE
が使用可能です。なお、RAID1・10については、
ドライブが2台の場合RAID 1、4台の場合はRAID 10に自動設定されます。
RAID以外のモードは、メーカーや製品ごとに名称が異なっており、
効果が分かりにくいかもしれません。
本製品の各モードの詳細は以下の通りですのでご覧ください。

CLEAN:
  搭載ドライブをそれぞれ別に使用。4台なら4ドライブとなります。
  ただし、eSATA接続の場合、eSATA側がポートマルチプライアに対応していないと、
  1台しか使用できません。

LARGE:
  全てのハードディスク容量をまとめて1ドライブとして扱います。
  RAID 0とは異なり高速化はしませんが、違う容量・仕様のドライブを組み合わせでも
  全容量が利用可能のため、違う容量の製品が複数余った場合に有効活用できます。

CLONE:
  全てのハードディスクに同じデータを書き込む、RAID 1の強化版です。
  容量は1台分となりますが、4台搭載時なら3台壊れてもデータが無事という堅牢さがウリです。
  超重要データを保存したい方にお勧めします。


DP-4043背面
モードの設定方法は、まずケース電源をオフにして、
背面のディップスイッチ(赤囲み)を左図と同じ様に合わせます。
そして、セットアップボタン(青囲み)部分を細い棒などで押しながら
電源を入れ、数秒後にボタンを離せば完了です。
ディップスイッチを変えただけでは、モードは変更されません。

DP-4043認識方法
なお、Windows 起動後&eSATA接続時の場合、
ケースの電源をオンにしても、そのままでは認識しない可能性が有ります。
その場合は、デバイスマネージャで適当な項目
(IDEやUSBはもちろん、サウンドでもプロセッサでもOK)を右クリックし、
「ハードウェア変更のスキャン」を選択して下さい。

DP-4043_初期化
認識後に、「コンピュータの管理」内にある「ディスクの管理」を開くと、
(Windows 8なら、カーソルを左下に置くとすぐ選択可能)
この「ディスクの初期化」が表示されますので、初期化しましょう。
あとはパーテーション分けするもしないも自由です。

DP-4043_MBR
初期化時の注意点ですが、ディスクの容量が2TBを超える場合、
GPTを選ばないと2048GBまでしか使えません。
MBRで初期化するとこの通りに。

DP-4043_GPT
GPTだと全容量が使えます。

DP-4043_GPT変換
間違ってMBRにした場合は、ディスク番号が書いてある部分を右クリックして
「GPTディスクに変換」すれば大丈夫です。
ただし、ディスク領域作成済みだと変換できませんのでご注意を。


DP-4043_1台認識
なお、CLEANモードを使う場合、
ポートマルチプライア非対応のeSATAに接続すると、
1台しか認識しません。

DP-4043_4台認識
ポートマルチプライア対応 or USB接続だと、
4台全てを認識します。

DP-4043_RAID5
RAIDやCLONE・LARGE設定にして複数のドライブを1台扱いにすれば、
ポートマルチプライア対応非対応は関係なく認識します。
(画面はRAID 5設定)




●eSATAとUSB3.0
  それぞれの速度を計測

次に、実際の速度をチェックしてみましょう。
最も高速になるRAID 0設定時に、eSATAとUSB3.0の両方でチェックしました。
使用PCは以下の通り、チェック内容はCrystalDiskMark 3.0.2です。
 マザーボード :ASUS P9X79 Deluxe
 CPU       :Core i7 4960X
 メモリ     :PC3-12800 4GBx4
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332 4台
 ビデオカード :Palit GeForce GTX 760 JetStream
 電源     :750W 80PLUS
 OS      :Windows 8 Pro 64bit


RAID 0_ESATA ・eSATA接続

RAID 0_USB3 ・USB3.0接続


申し分ない速度です。
なお、今回のOSはWindows 8のためUSB3.0で250MB/s出ていますが、
Windows 7の場合は190MB/s前後となります。
 ※Windows 8でUSB3.0を高速化の記事はこちら!


感想として、このDP-4043はまさにDP-9153の弟分でした。
搭載台数は1台減りましたが、それ以上にコンパクトですし、
電源ボタンや付属ソフトも簡略化されていますが、肝心の速度は互角です。
2台のケースでは容量が心もとないが大きいケースは置けない、
という方に最適な製品と言えますので、
ハードディスクの使用台数や価格、そして設置スペースを吟味して、
用途に合うケースをお選びください。




■今回紹介した製品
ドスパラセレクト:DP-4043
各店舗でも発売中!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 16:49Comments(0)TrackBack(0)ドライブ類 | マルチメディア2013年09月13日
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