Club3DのRADEON R9 280X/R9 270Xを検証

R9パッケージ RADEON R9 280X/270X

メーカー名&URL
Club3D:http://www.club-3d.com/
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食欲の秋を満喫していたら、さらに成長してしまった(酒)です。
皆さんくれぐれもご注意ください。
今回は秋の新ビデオカードとして注目されている
RADEON R9を紹介します。





●RADEON HD7000シリーズの後継製品
  高クロック化と新機能を搭載
このRADEON Rシリーズは、HD7000の後継となる新ビデオカードです。
基本的にはHD7000をクロックアップさせた製品となりますが、
ただのクロックアップではなく、
Windows 8.1で採用されたDirectX 11.2に対応するなど、
機能も強化されています。
 ※シリーズの詳細スペックはAMDのページをご覧ください。


今回はClub3DのR9 280X・R9 270Xを入手しましたので、
急いで見ていきましょう。
なお、Club3DからはR7 260Xも発売予定ですので、
数日後に追加チェックします。
また、10/24には、HD7000とは違う最新コアを搭載する
上位製品「R9 290・290X」も発表されました。
こちらも入手次第紹介しますのでしばしお待ちください。

まずは形状から。

製品写真
今回用意した製品は以下の2製品です。
上:Radeon R9 280X royalKing(280XのGPUを100MHzOCした製品)
下:Radeon R9 270X royalQueen(270XのGPUを30MHzOCした製品)


出力コネクタ
出力コネクタはご覧の通り。

補助電源コネクタ
補助電源はR9 280Xが8+6ピン、R9 270Xは6ピンx2となります。


では性能チェックを開始します。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
 マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
 CPU       :Core i7 4771
 メモリ     :PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
 電源      :900W 80PLUS silver
 OS       :Windows 8 Pro 64bit

・ベンチマーク
 3DMark無料版  :Cloud Gate・Fire Strike
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):簡易設定5、1920x1080、フルスクリーン
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080
 ファイナルファンタジーXIV 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
            :最高品質、1920x1080、フルスクリーン

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
 負荷時      :3DMark「Fire Strike:COMBINED TEST」時の最大値
  ※COMBINED TESTのためCPU負荷も加わります。

比較対象は、同じClub3Dから以下の2製品です。
Radeon HD 7870 royalKing (CGAX-7876O) :(GHzエディションのさらに50MHzオーバークロック製品)
Radeon HD 7970 royalQueen (CGAX-7977F2) :(GHzエディションではない定格製品)

なお、R9 280XはOC幅が大きいため、CatalystControlCenterで
定格の1000MHzに変更した状態も計測しました。


・3D性能
  3DMark
Cloud Gate・Fire Strike
PSO2 v2 大討伐 新生FFXIV
HD7870 OC 19122・5165 20989 13853 8232
HD7970 21284・6864 33210 18483 11075
R9 270X OC 19761・5470 24738 14872 8866
R9 280X OC 22069・7575 41170 20830 12059
R9 280X 定格化 21529・7173 35755 19110 11503

・消費電力
  アイドル 負荷
HD7870 OC 47W 200W
HD7970 58W 280W
R9 270X OC 48W 212W
R9 280X OC 53W 332W
R9 280X 定格化 53W 310W



・3D性能グラフ
3D性能グラフ

・消費電力グラフ

消費電力グラフ




●前モデルから確実に性能アップ
  R9 280X royalKingはさらに高性能
結果はご覧の通りで、
270X、280X共に、前モデルから着実にスコアアップしました。
消費電力も増えているためワットパフォーマンスは現状維持ですが、
性能向上により、最新ゲームを一層快適にプレイできるでしょう。

そして、280X royalKingはGPUが100MHzOCされている事もあり、
スコアアップが顕著です。
特にPSO2の伸び率が高く見えますが、
PSO2シリーズは同じビデオカードだとGPUクロックが影響しやすく、
以前チェックしたHD7970 GHz Editionの時も、
通常版より6000近くスコアアップしています。
 ※HD7970 GHz Editionの記事はこちら!

価格は37,000円台の予定でOC版としては抑えられており、
コストパフォーマンスは優秀です。

感想としては、後継モデルとしてちゃんと性能向上し、
今度登場するであろうDirectX 11.2にも対応している事から、
これから購入するビデオカードとして
十分選択肢に入る製品と言えるでしょう。



■今回紹介した製品
Club3D:RADEON R9 280X/270X
札幌・大須・なんば・横浜駅前・パーツ館でも販売中!


その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 19:11Comments(0)TrackBack(0)ビデオカード | マルチメディア2013年10月25日
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