XFXのRADEON R9シリーズを一斉検証

製品写真 RADEON R9シリーズ

メーカー名&URL
XFX:http://xfxforce.com/en-us/Home.aspx
販売ページはこちら!
一部店舗でも販売中!


12月末という事で寒い日が続きますが、
去年の同時期よりは暖かいためか、暖房の設定が抑え気味で済んでおり、
有難いと思っている(酒)です。

2013年最後となる今回は、
XFX製のRADEON Rシリーズをチェックしていきます。





●XFXのRADEON R9シリーズ
  5製品を一斉チェック
XFXは香港に本社を構えるPINE Technology社のPCパーツブランドで、
VGA部門はAMDの公式パートナーとして知られています。
主に北米・中南米・豪州で知名度が高く、
ドスパラではこの12月よりXFXブランドVGAの販売を開始しました。

RADEON Rシリーズに関しては、すでにClub3D製品を紹介していますが、
Club3Dには無かったR9 290が存在し、
また一部製品はクロックも違うため、改めてチェックする事にしました。

紹介する製品は以下の通りです。
なお、R9 270とR9 270Xの2製品は、
バトルフィールド4のダウンロードクーポンが付属しています。
ダウンロード方法は販売ページをご覧ください。
R9-290X-ENFC
R9-290A-ENFC
R9-280X-TDBD
R9-270A-CDFC
R9-270X-CDBC
 ※XFX製品の販売ページはこちら!


RADEON各チップのスペックは以下の通りです。
なお、R9 290XとR9 290、そしてR9 270は定格製品ですので、
このスペックがそのまま該当しますが、
R9 280XとR9 270Xはオーバークロック(以下OC)製品のため、
カッコ内の数値をご覧ください。


  シェーダ
テクスチャ
ユニット数
ROP
搭載メモリ・
メモリバス
GPU
クロック
メモリクロック・
メモリ帯域
R9 270 1280 80 32 GDDR5 2GB
256bit
925MHz 5600MHz相当
179.2GB/s
R9 270X 1280 80 32 GDDR5 2・4GB
(2GB)
256bit
1050
(1100)
MHz
5600(5800)MHz相当
179.2(185.6)GB/s
R9 280X 2048 128 32 GDDR5 3GB
384bit
1000
(1080)
MHz
6000(6200)MHz相当
288(297.6)GB/s
R9 290 2560 160 64 GDDR5 4GB
512bit
947MHz 5000MHz相当
320GB/s
R9 290X 2816 176 64 GDDR5 4GB
512bit
1000MHz 5000MHz相当
320GB/s


製品写真
5製品の形状はご覧の通り
上段左がR9 R9 290Xで右はR9 290、中央はR9 280X、
下段左がR9 R9 270X、そして右がR9 270となります。
R9 280XはクロックのOC幅が大きい製品のためか、
クーラーも大きくなっています。

出力コネクタ
出力コネクタはこうなります。
上はR9 290とR9 290X、
下は左からR9 270、R9 R9 270X、R9 280Xとなります。

アナログ出力
R9 270、R9 270X、R9 280Xの場合、
アナログ対応のDVIは赤囲みされている側のみです。

なお、補助電源は、R9 270が6ピンx1、R9 R9 270Xが6ピンx2、
R9 280X以上は6ピン+8ピンとなります。


では性能測定を開始します。
使用PCやチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
 マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
 CPU       :Core i7 4770K
 メモリ     :PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
 電源      :750W 80PLUS
 OS       :Windows 8 Pro 64bit
 ケース     :バラック
 ドライバ    :Catalyst13.12

・ベンチマーク
 3DMark無料版  :Fire Strike
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080、フルスクリーン
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):簡易設定5、1920x1080、フルスクリーン
 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
            :最高品質、1920x1080、フルスクリーン
 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.00
            :最高品質、1920x1080、フルスクリーン

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
 負荷時       :3DMark「Fire Strike:COMBINED TEST」時の最大値
  ※COMBINED TESTのためCPU負荷も加わります。

R9 R9 290XはQuietとUberモードが選択可能ですが、
パーツの犬でのClub3D製品紹介時はさほど差が無かったので、
今回はUberモードのみ計測しました。
 ※Club3D製R9 R9 290Xの紹介記事はこちら!

・3D性能
  3DMark
Fire Strike
大討伐 PSO2 v2 新生FFXIV DQX
R9 270 5079 13535 20932 8195 12681
R9 270X 5759 15648 26471 9161 13701
R9 280X OC 7514 20408 38676 11829 13549
R9 290 8989 22454 58547 13561 13589
R9 290X 9475 26105 64146 14047 13833

・消費電力(カッコ内はロングアイドルモード)
  アイドル 負荷
R9 270 61(46)W 232W
R9 270X OC 60(48)W 257W
R9 280X OC 60(46)W 329W
R9 290 61(51)W 389W
R9 290X 60(59)W 402W
 ※R9 290Xは、Uberモードだとロングアイドル時もファンが止まりませんでした。
   Quietモードにすると、60(51)Wとなりました。


・3D性能グラフ(PSO2 v2有り)
3D性能グラフ1

・3D性能グラフ(PSO2 v2無し)
3D性能グラフ2

・消費電力グラフ

消費電力グラフ





●スペックに見合う性能を発揮
  R9 290のコストパフォーマンスにも注目
結果はご覧の通りです。
当然ですが、スペックに沿った結果となっています。
なお、個人的には初チェックとなるR9 290が好印象です。
「ハイエンドVGAを買うなら一番上のモデル」
という人が多いためR9 290は目立たない存在となっていますが、
大討伐やPSO2 v2で差が出ているものの、
3DMarkや新生FFXIVでは肉薄しており、なかなかのパフォーマンスです。
価格も45,980円(12/25現在)ですので、
ハイエンド製品としては非常にお買い得と言えるでしょう。

この年末にRADEONを購入予定の方は、
プレイしたいゲームが求める性能や予算を考えて、
ぜひXFX製品から最適なVGAをお選びください。



■今回紹介した製品
XFX RADEON R9シリーズ
一部店舗でも販売中!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 16:37Comments(0)TrackBack(0)ビデオカード | 耳より情報2013年12月25日
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