XFXの電源8製品を検証

パッケージ XFX電源シリーズ
メーカー名&URL
XFX:http://xfxforce.com/en-us/Home.aspx
XFX電源の販売ページはこちら!
一部店舗でも販売中!


昨日4/1に、ふと家の洗濯機や冷蔵庫を調べたら
購入して10年目だったのでそろそろ買い換えようと思ったものの、
消費税増税直後に気が付いたのが悔しい(酒)です。

今回は3月末に登場したばかりのXFX製電源をチェックします。





●プラグインやフラットケーブルにも
  対応する複数製品を用意
XFXと言えばRADEONのイメージが強いメーカーですが、
アメリカなどでは電源も販売しており、こちらも人気を誇っています。
ドスパラでは3/26よりXFX電源を販売開始しましたので、
早速見てみましょう。
販売中の電源や主な特徴は、以下の8製品です。
容量は型番の数字通りとなります。
 ※XFX電源の販売ページはこちら!

XTR_02
XTRシリーズ
(80PLUS GOLD、フラットケーブル、プラグイン、ファン回転制御)
 XFX P1-750B-BEFX
 XFX P1-650B-BEFX
 XFX P1-550B-BEFX

TS_02
TSシリーズ
(80PLUS GOLD、フラットケーブル)
 XFX P1-750G-TS3X
 XFX P1-650G-TS3X
 XFX P1-550G-TS3X

PRO_02
PROシリーズ
(80PLUS BRONZE)
 XFX P1-650S-NLB9
 XFX P1-550S-XXB9


フラット
XTRやTSシリーズは、
電源としてはあまり見ないフラットケーブルを採用。
狭い場所にケーブルをまとめやすいでしょう。

XTR_03
XTRシリーズは、ファンの動作モード切り替えスイッチを搭載。
NORMALは通常の電源と同じく、ファンが回転し続けます。
HYBRIDは負荷や温度に応じてファンの回転を制御します。

なお、このXFX電源は+12V系統がシングルレーンです。
A(アンペア)を多く確保する事で、
TDPが高いCPUやVGAを搭載時に高負荷がかかっても安定した動作が見込めます。
最近はデュアルレーンの製品も多く、それぞれに一長一短がありますので、
違いが気になる方はネットなどで予め調べておくと良いでしょう。
 ※各製品の詳細スペックはメーカーページをどうぞ!




●変換効率は極めて良好
  耐久性も優秀
では、この電源が80PLUS規格に沿った性能を備えているかチェックしてみます。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
 マザーボード :ASRock Z87 Extreme4
 CPU       :Core i7 4770K
 メモリ     :PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
 VGA      :XFX R9-280X-TDBD
 OS       :Windows 7 Professional 64bit

・チェック方法
 CPU負荷ツール「Prime95」と、HeavenBenchmark4.0のデモを同時に実行、
 HeavenBenchmarkが2周する間の最大電力を測定。


まずは比較対象として、
他社の700W 80PLUS BRONZE製品でチェック。
その結果、401Wでした。

この数値から、PC+電源が本来必要としている消費電力を計算してみると、
80PLUS BRONZEの負荷率50%における変換効率は85%で、
コンセントから得ている電力が401Wですから、
約341Wとなります。

そして、80PLUS GOLDの場合は、
負荷率50%における変換効率は90%のため、
消費電力が379W前後となるはずです。
という訳で、80PLUS BRONZEは401W、
そして80PLUS GOLDは379Wを基準にして、
XFX製品がどうなるか見ていきましょう。

XTRシリーズ(80PLUS GOLD)
XFX P1-750B-BEFX :377W
XFX P1-650B-BEFX :375W
XFX P1-550B-BEFX :375W

TSシリーズ(80PLUS GOLD)
XFX P1-750G-TS3X :374W
XFX P1-650G-TS3X :357W
XFX P1-550G-TS3X :356W

PROシリーズ(80PLUS BRONZE)
XFX P1-650S-NLB9 :384W
XFX P1-550S-XXB9 :392W


いずれも比較対象を基に計算した消費電力を下回り、良好な結果となりました。
なお、TSシリーズの550W・650W、PROが非常に優秀ですが、
これはさすがに「良い個体」だったためと思われます。
とはいえ、他の「普通の個体」も、まったく問題ありません。

チェックが終了しました。
感想として、このXFX電源は、プラグインの有無やフラットケーブルの採用、
高アンペアのシングルレーン構造など、
使い勝手が良く、しかもゲーム向けに適した製品と言えます。
また、2次コンデンサに105℃日本製固体アルミコンデンサを使用。
室温50℃の環境での動作チェックを行い、
継続的な定格出力が可能な設計をうたうなど、高い耐久性も誇っている点にも注目です。

これからゲーム用途のPCに電源を購入予定の方は、
ぜひXFX電源を候補にしてはいかがでしょうか。
なお、現在通販やXFX電源の販売店舗では、XTR・TSシリーズの製品と
同じXFXのVGAを一緒に購入すると割引となる「新発売記念セット割」を実施中です。
この機会をぜひご活用ください。



■今回紹介した製品
XFX電源シリーズ
一部店舗でも販売中!

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Posted by dospara_review at 16:29Comments(0)TrackBack(0)その他 | 耳より情報2014年04月02日
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