SOCKET AM1(Kabini)採用Athlon/Sempron速報レビュー!

パッケ―ジ AMD AM1採用Athlon/Sempron

メーカー名&URL
AMD:http://www.amd.com/jp/Pages/AMDHomePage.aspx

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前回冷蔵庫や洗濯機が欲しいと書きましたが、
その後LGから登場した34インチウルトラワイド液晶モニタに
一目惚れしてしまい、どちらにするか悩んでいる(酒)です。

今回は、本日登場した
AMDの新Athlon/Sempronを速報レビューします。





●TDP25Wの
  超低消費電力APUが登場

この新AthlonとSempronは、ソケットAM1を採用した新たなAPUで、
ソケットFM2+の下位モデルに相当します。
製品の特長として低価格&低消費電力という事があり、
TDPは25Wと、95WであるFM2+のA10シリーズと比べて圧倒的に低く、
省電力PCを作成しやすいのがポイントです。

ただし、TDPが低いという事は、
動作クロックなどのスペックも抑えている事になります。
という訳で、実際の性能と消費電力はどの程度なのか、
チェックしてみましょう。

4製品
用意したAM1 APUは
Athlon 5350/Athlon 5150
Sempron 3850/Sempron 2650

の4製品です。
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APU写真1 APU写真2
形状はご覧の通りです。

大きさ比較 クーラー比較
FM2のA10-6700T(左)とサイズを比べてみました。
AM1の方が小さくなっています。
なお、CPUクーラーもコンパクトでした(左はA10-6800K付属クーラー)。

クーラー形状 取付方法
このCPUクーラーですが、形状がAM3やFM2+と異なるため、
マザーボードへの固定方法も違います。
付属の説明書をご確認ください。

4製品の基本スペックは以下の通りです。
GPUシェーダ数はいずれも128です。
なお、Sempron 2650ですが、
メモリはPC3-10600までの対応となります(その他はPC3-12800)。

  CPUクロック CPUコア数 L2キャッシュ GPUクロック
Athlon 5350 2.05GHz 4 2MB 600MHz
Athlon 5150 1.60GHz 4 2MB 600MHz
Sempron 3850 1.3GHz 4 2MB 450MHz
Sempron 2650 1.45GHz 2 1MB 400MHz
参考:A10-7850K 4.0 GHz 4 4MB 720MHz
 ※7850Kの動作クロックはTurboCore定格時のもの、定格時は最大3.7GHz、GPUシェーダ数は512、TDPは95W

では性能測定を開始します。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
AM1のメモリはシングルチャネル動作となります。
・使用PC
 マザーボード:ASRosk AM1B-ITX
 Memory:PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST 0S03620
 電源:玄人志向 KRPW-L4-400W/A
 OS:Windows 7 Ultimate 64bit

・ベンチマーク
 Hyperパイ     :1M桁(1コア測定)
 CINEBENCH R11.5:CPU測定
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト(1280x720)
 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
             標準品質デスクトップ、1280x720、ウインドウ


・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時:OS起動後、3分ほど放置した状態
 負荷時  :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を実行して1周終わるまでの最高値

比較対象はA10-7850Kの記事から流用します。
スペックや構成、そして価格帯がまったく異なるため、参考モデルとしてご覧ください。
 ※A10-7850Kの速報レビューはこちら!

・性能
  Hyperパイ CINE
BENCH
大討伐 新生FFXIV
Athlon 5350 31.699秒 1.91 1621 2272
Athlon 5150 39.627秒 1.48 1605 2264
Sempron 3850 48.867秒 1.23 1356 2042
Sempron 2650 48.407秒 0.68 1133 1735
参考:A10-7850K 18.829秒 3.53 4438 5687

・消費電力
  アイドル 負荷
Athlon 5350 23W 53W
Athlon 5150 24W 50W
Sempron 3850 24W 50W
Sempron 2650 23W 41W
参考:A10-7850K 49W 143W





●消費電力と価格重視の
  サブPCに最適か

チェック結果を見てみると、
基本スペックの差やメモリがシングルチャネルという点が影響しており、
性能面ではA10-7850Kに及びません。
ですが、消費電力は最も多いAthlon 5350でも53Wに収まっており、
TDP25Wの本領発揮と言えそうです。

今回使用の電源は、玄人志向の400W・80PLUS非対応製品
でしたので(メーカー公証の変換効率は80%以上)、
同じ玄人志向から販売中の350W・80PLUS GOLD製品である
KRPW-SS350W/90+
の様な、低容量の80PLUS対応製品にすればさらに消費電力は減ります。
クアッドコア製品の負荷時は40W台、
そしてSempron2650なら30W台も実現可能でしょう。

この様に、AM1は性能を求めるプラットフォームではないものの、
消費電力の低さと、APU・マザーボードのセットが
10,000〜12,000円程度で購入できる点を考えると、
メールやインターネット、動画鑑賞、そして人気のブラウザゲームを
プレイする事が目的という人には最適な製品ではないでしょうか。
また、PCI-Eスロットもありますので、チューナーカード等を
搭載して録画PCにするという手もあります。
 ※PCI-Eスロットの形状はx16ですが、動作はPCI-E 2.0 x4となります。

これから低価格なエコPCを作りたい方は、
AM1のAPUとマザーボード、そして低容量の80PLUS製品
という組み合わせを選択肢に加えてはいかがでしょうか。




■今回紹介した製品
AMD AM1採用Athlon/Sempron
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Posted by dospara_review at 13:01Comments(3)TrackBack(0)CPU | マザーボード2014年04月09日
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この記事へのコメント
1. Posted by 神音豊達   2014年04月10日 17:51
SoketはAM1ではなくFS1Bです。
ややこしいですがAM1はプラットフォーム名だそうです。
セグメントはKABINIなのでBGAパッケージのA6-5200をPGAパッケージにしたものですね。
個人的にはどのメーカーもmSATAを載せてないのがネックです。
2. Posted by Joe   2014年04月11日 23:53
インターフェースの少なさがネックとも言えるが
消費電力とのトレードオフ
注目は対応OSの広さでしょう

でもメモリーバンドの低さはどうにかならないのか?
Atomは2チャンネル、PS4はお化け級
外付けGPUを使うと、CPUの良さが無くなる
次世代KabiniAthlonではCPUの性能と
メモリーバントとのバランスが崩れるので、
改良される可能性大…そしてFinFETも採用?
まことに残念なスペックと時期である
3. Posted by 名前   2014年07月04日 02:48
8CPU+10から20sp程度(おまけ)のグラフィックで出来ないのかな。
これにグラフィック刺せばPS4そのもの?チップ足りない?し面白い。

Kaveriより同じくロックのKabiniの方がよさそうに思えるのは気のせい?このプロセスでKabiniを使ってほしいような。
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