新Corei7/Celeron(Haswell Refresh)速報レビュー!
LGA1150対応新CPU
メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
LGA1150CPUの販売ページはこちら!
各店舗でも発売開始!
本日5/11(日)の16時01分に、
Intelの新CPUと9シリーズのマザーボードが新登場しました。
ここでは、CPUの速報レビューを行います。
メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
LGA1150CPUの販売ページはこちら!
各店舗でも発売開始!
本日5/11(日)の16時01分に、
Intelの新CPUと9シリーズのマザーボードが新登場しました。
ここでは、CPUの速報レビューを行います。
●第4世代Core i/Pentium/Celeronに
高クロックの新モデルが登場
先ほど登場したこの新CPUは、 現在発売中のLGA1150用CPU「Haswell」の新モデルで、
通称「Haswell Refresh」と呼ばれている製品です。
本日、i7/i5/i3/Pentium/Celeronの各モデルで、新製品が一斉に発売されました。
また、CPUの発売に合わせて、新たなチップセットの9シリーズも登場ています。
PCI-E x16のレーン数などは8シリーズと変わりませんが、
SATA ExpressやM.2スロットをネイティブサポートするなど、
ストレージ面の強化がポイントです。
このM.2スロットですが、さらに高速な「ウルトラM.2スロット」を搭載する
ASRockの「Z97 Extreme6」を、パーツの犬が速報しています。
M.2スロットに興味がある方はぜひご覧ください。
※パーツの犬はこちら!
ではチェックを開始します。今回見る製品は、
上位のi7 4790とエントリー向けのCeleron G1840です。
比較対象として、i7 4770KとG1820も用意しました。
今回チェックする製品の基本スペックは以下の通りです。
CPUクロック (定格・Turbo Boost) |
CPUコア スレッド数 |
L3キャッシュ | GPU名 クロック |
TDP | |
---|---|---|---|---|---|
i7 4790 | 3.6GHz・4.0GHz | 4・8 | 8MB | HD Graphics 4600 1200MHz |
84W |
G1840 | 2.8GHz | 2・2 | 2MB | HD Graphics 1050MHz |
53W |
i7 4770K | 3.5GHz・3.9GHz | 4・8 | 8MB | HD Graphics 4600 1250MHz |
84W |
G1820 | 2.7GHz | 2・2 | 2MB | HD Graphics 1050MHz |
53W |
i7 4790のCPUクーラーはこちらです。形状は従来と同じですが、
動作電圧は、i7 4770Kのクーラーが12V 0.60A、
i7 4790のクーラーは12V 0.17Aでした。
では性能測定を開始しましょう。
PC構成とチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
マザーボード :ASRock Z97 Extreme6
CPU :Core i7 4790
メモリ :PC3-12800 4GBx2
SSD :CFD CSSD-S6T128NHG6Q
電源 :XFX TS P1-550G-TS3X(550W 80PLUS GOLD)
OS :Windows 8.1 Pro 64bit
・ベンチマーク
CINEBENCH R11.5:CPU測定
Hyperパイ :1M桁(1コア測定)
3DMark無料版 :Fire Strike
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト(1280x720)
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
最高品質、1920x1080、フルスクリーン
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
1周終わるまでの最高値
・CPU性能
CINE BENCH |
Hyperパイ (少ない方が高速) |
3DMark Fire Strike |
大討伐 | 新生FFXIV | |
---|---|---|---|---|---|
i7 4790 | 8.40 | 9.126秒 | 799 | 3853 | 1200 |
G1840 | 2.37 | 13.735秒 | 375 | 1870 | 718 |
i7 4770K | 8.14 | 9.360秒 | 820 | 3918 | 1227 |
G1820 | 2.33 | 14.063秒 | 370 | 1866 | 715 |
・消費電力
アイドル | 負荷 | |
---|---|---|
i7 4790 | 31W | 140W |
G1840 | 30W | 74W |
i7 4770K | 32W | 140W |
G1820 | 31W | 71W |
●クロックに比例して性能アップ
Ivy-Bridge以前からの買い替えに最適
結果と見ると、CPU部分がクロックの分性能アップ、
3D性能はi7 4790のGPUは1200MHzのため、
1250MHzのi7 4770Kに少し及びませんが、差はわずかです。
同じ1200MHzのi7 4770やi7 4771と比べて劣る事はないでしょう。
Celeron G1840はCPUクロックがG1820より高く、GPUクロックは同じため、
順当にスコアアップしています。
消費電力は、i7 4790はCPUクロックが上昇していますがi7 4770Kと同じ140W、
G1840は3Wアップで落ち着きました。
感想として、このHaswell Refreshは新シリーズとはいえ、
実際には「普通に高クロックになったHaswell」と考えて良さそうです。
そのため、すでにHaswellを使っている人は
無理に買い替える必要はないでしょう。
ですが、Ivy Bridge以前のCPU環境という方にとっては、
なかなか魅力的なラインナップではないでしょうか。
元々HaswellはIvy BridgeよりCPU性能が約9%、
GPU性能は30%前後向上したモデルで、
それ以前のSandy Bridgeから比べるとさらに向上しています。
※Haswellのi7/i5速報レビューはこちら!
Haswell RefreshはHaswellの上位モデルに相当しますので、
Ivy Bridge以前の環境から買い換えた場合、
飛躍的な性能アップが見込めます。
少し古いPCをお使いの方は、このHaswell Refreshにご注目下さい。
なお、Haswell Refreshと9シリーズが同時に発売されているため、
Haswell Refreshは9シリーズでしか使えないと思う方もいそうですが、
従来の8シリーズに搭載できますし、逆に9シリーズで従来のHaswellも使えます。
ただし、8シリーズにHaswell Refreshを搭載する際は、
UEFIが対応している必要がありますのでご注意ください。
どのUEFIバージョンがHaswell Refreshに対応しているかは、
各メーカーの製品ページでご確認ください。
※ASRockの場合は、2013年12月ごろから公開されている
「Support New 4th Generation Intel Core Processors.」
と書かれているバージョン以降が対応版となります。
■今回紹介した製品
Intel 新CPU
LGA1150製品の販売ページはこちら!
各店舗でも発売開始!
その他記事一覧は こちら
この記事にコメントする