GeForce GT730速報+GT740 OC版紹介!

パッケージGeForce GT730・GT740 OC

メーカー名&URL
Palit:http://www.palit.biz/palit/index.php?lang=jp
Palit製品の販売ページはこちら!
各店舗でも販売中!


いよいよ暑くなってきたという事で、
帰宅直後に熱気払いでエアコン(ドライ設定)を少々
つけるようになった(酒)です。

今回は、先ほど登場したエントリー向けの新ビデオカード
「GeForce GT730」の速報レビューと、
先日販売開始されたGT740のオーバークロック(以下OC)版を
合わせて紹介していきます。





●GT730 DDR3はGK208コア版GT630のリネーム
  GT740 GDDR5 OCはGTX650と同スペック
このGT730は、GK208コア搭載GT630(新GT630)の
後継となるエントリー向けVGAです。
ラインナップには、GT630のスペックをそのまま引き継いだDDR3版と、
ビデオメモリをGDDR5に変更した性能向上版があります。
今回Palitの両バージョンを入手しましたので、チェックしてみましょう。
 ※Palit GT730の販売ページはこちら!

なお、今回の販売ラインナップにはありませんが、
Fermi時代のGF108コアを搭載するGT630(旧GT630)を引き継いだ製品も存在します。
こちらはGPUクロックが旧GT630の810MHzから700MHzにダウン、
メモリは各社によって異なりますが、旧GT630より低い製品が中心となります。
Fermi版GT730の性能はCore i7(HD4600)やAMD A10以下ですが、
低価格でもメモリ容量が多いモデルとなる模様です。

そしてもう1つ紹介するOC版GT740 GDDR5は、
GPUクロックを定格の993MHzから1058MHzにアップした製品です。
この1058MHzという数値は、GTX650と同じクロックとなります。
さらに、GDDR5版のCUDAコア数やメモリクロックもすべてGTX650同様です。
つまり、このGT740 GDDR5 OC版は、
補助電源が不要になったGTX650となる訳です。
 ※Palit GT740の販売ページはこちら!


ではチェックを開始します。
ここで紹介するPalit製品の基本スペックは以下の通りですが、
TDPの微妙な差を除き、新GT630とGT730 DDR3、
そしてGTX650とGT740 GDDR5 OCのスペックが同じ事が分かります。

  CUDA数 TMU・
ROP数
搭載メモリ
メモリバス
GPU
クロック
メモリクロック
メモリ帯域
TDP
GT730 DDR3
GK208
384 32・8 DDR3
64bit
902MHz 1800MHz相当
14.4GB/s
30W
GT730 GDDR5
GK208
384 32・8 GDDR5
64bit
902MHz 5000MHz相当
40.0GB/s
45W
GT740 GDDR5 OC
GK107
384 32・16 GDDR5
128bit
1058MHz 5000MHz相当
80.0GB/s
63.5W
新GT630
GK208
384 32・8 DDR3
64bit
902MHz 1800MHz相当
14.4GB/s
25W
GTX650
GK107
384 32・16 GDDR5
128bit
1058MHz 5000MHz相当
80.0GB/s
64W


製品写真
カードの形状も見てみましょう。
左からGT730 DDR3・GDDR5、GT740 GDDR5 OCです。
厚さは3製品共に2スロットです。
なお、GT730 DDR3はファンレスかつPCI-E x8スロットサイズなので
非常にコンパクトです。
 ※GT730の内部接続(帯域)は、スロットサイズが異なる
   DDR3・GDDR5の両製品ともにPCI-E 2.0 x8です。


出力端子
出力コネクタはこちら。
3製品ともDVI-D・HDMI・D-Subの3種類ですが、
GT740のHDMIはMiniタイプとなります。
また、GT730の両製品にはLow Profile用ブラケットが付属します。



では性能測定を開始します。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
新GT630と定格版GT740のスコアは、紹介時の記事から流用しました。
定格版GT740は構成が同じですが、
新GT630はCPUやマザーボードが異なるので、参考としてご覧ください。
 GeForce GT630の記事はこちら!
   定格版GeForce GT740の記事はこちら!

・使用PC
 マザーボード :ASRock Z97 Extreme6
 CPU       :Core i7 4790
 メモリ     :PC3-12800 4GBx2
 電源      :900W 80PLUS SILVER
 OS       :Windows 8.1 Pro 64bit

・3Dベンチマーク
 3DMark無料版  :Fire Strike
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1280x720、ウインドウ
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):簡易設定5、1920x1080、フルスクリーン、簡易設定5、1280x720、ウインドウ
 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
            :最高品質、1920x1080、フルスクリーン・最高品質、1280x720、ウインドウ
 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.00
             最高品質、1980x1080、フルスクリーン

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
 負荷時       :大討伐を実行し、一周終わるまでの最高値
 最大負荷    :大討伐+CPU負荷ツール「Prime95」を同時に実行し、一周終わるまでの最高値


・3D性能(左:低負荷、右:高負荷)
  3DMark
Fire Strike
PSO2 v2 大討伐 新生FFXIV DQX
GT730 DDR3 1012 2296・1011 3833 2691・1440 3230
GT730 GDDR5 1490 5108・2367 6515 4729・2599 4904
GT740 GDDR5 OC 2072 9060・4542 9482 6567・3729 6282
参考:新GT630 992 2295・− 3845 2406・−
定格版
GT740 GDDR5
1990 7801・3973 8934 6260・3536 6000

・消費電力
  アイドル ビデオ負荷 最大負荷
GT730 DDR3 54W 80W 165W
GT730 GDDR5 56W 89W 171W
GT740 GDDR5 OC 59W 119W 196W
参考:新GT630 52W 73W 157W
定格版
GT740 GDDR5
56W 114W 188W


・3D性能グラフ
(高負荷と低負荷を計測しているソフトは、GT630との比較のため低負荷を使用)

3D性能グラフ

・消費電力グラフ

消費電力グラフ




●DDR3とGDDR5でスコア差が激しいGT730
  性能向上を確認できたGT740 GDDR5 OC
測定結果はご覧の通りです。
GT730のDDR3版は、予想通りGT630とほぼ同じでした。
GT730の方が全体的に高スコアですが、当時の環境よりCPUクロックが高く、
またドライババージョンも進化している事を考えると、
実際には互角と言えそうです。

GDDR5版はやはりメモリ帯域が3倍近くになった影響で、
DDR3版と最小差の3DMarkでも1.5倍近く、その他は2倍前後のスコア差となりました。
このスコアなら、軽い3DゲームをプレイしているがCPU内蔵ビデオでは重く感じる、
という環境の方に増設用として効果的です。
なお、DDR3版の意義が問われるところですが、
こちらは非常にコンパクト、かつファンレスという特長があります。
多画面のマルチモニタ環境を作りたい時の追加用や、
Core 2 Duo〜初期のCore i環境を流用して安価にフルHD対応の動画再生PCにしたい、
といった用途に向いているでしょう。

消費電力はGDDR5版が少し高くなっています。
なお、チェック用のPC構成がi7+Z97のためこの数値ですが、
CeleronやPentiumといったエントリー向けCPUとのセットなら、
負荷時でも100〜120W程度で済ませる事が可能です。

そしてGT740 GDDR5 OCは、全項目で定格版より性能が向上、
消費電力は10W未満の上昇で収まっています。
なお、GTX650については、当時の記事で大討伐を1920x1080で計測して「5021」という
結果が出ています。GT740 GDDR5 OCを同設定で計測したところ「5102」でした。
少し性能アップに見えますが、こちらもGT730 DDR3と同様に、
CPUクロックが上がり、ドライバが進化した影響を考えると
やはり互角かと思います。

今回見たGT730の2製品やGT740 GDDR5 OCの登場により、
コンパクトPCを作りたい人へのVGAの選択肢がさらに広がりました。
GT740の記事でも書きましたが、求める性能やケースのサイズ、
そして価格などを確認の上、ぜひ目的に合う製品をお選びください。



■今回紹介した製品
Palit GeForce GT730・GT740 GDDR5 OC
Palit製品の販売ページはこちら!
各店舗でも販売中!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 22:00Comments(0)TrackBack(0)ビデオカード | 速報2014年06月18日
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