Devil's Canyon「Core i7 4790K」速報レビュー!
Core i7 4790Kメーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
販売ページはこちら!
各店舗でも入荷次第販売開始!
最近突然の雨や雷が頻発しているため、折り畳み傘が手放せない(酒)です。
皆さんもご注意ください。
今回は、本日リテール販売が開始された新CPUの
「Core i7 4790K」を速攻チェックします。
●新登場の倍率ロックフリー
高クロックCPUをチェック
このi7 4790Kは、コードネーム「Devil's Canyon」と呼ばれるLGA1150用の新CPUです。
末尾に「K」がある事でも分かりますが、
i7 4770Kの後継となる倍率ロックフリー、
いわゆるオーバークロック(以下OC)向けのモデルとなります。
さらに、定格4GHz、TurboBoost時4.4GHzという高クロックにも注目です。
ここでは製品版を使い、定格時の性能測定やOCに挑戦してみます。
各CPUの基本スペックは以下の通りです。
i7 4790KはTDPが少し上がっています。
| CPUクロック (定格・Turbo Boost) |
CPUコア スレッド数 |
L3キャッシュ | GPUクロック | TDP | |
|---|---|---|---|---|---|
| i7 4790K | 4.0GHz・4.4GHz | 4・8 | 8MB | 1250MHz | 88W |
| i7 4790 | 3.6GHz・4.0GHz | 4・8 | 8MB | 1200MHz | 84W |
| i7 4770K | 3.5GHz・3.9GHz | 4・8 | 8MB | 1250MHz | 84W |
i7 4790KのCPUとクーラーはこちらです。形状はいつも通りですが、
クーラーの動作電圧はi7 4790の12V 0.17Aと異なり、 i7 4770Kのクーラーと同じ12V 0.60Aでした。
それでは測定を開始します。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
なお、3DMarkは先日CPU内蔵ビデオ機能向けテストの「SkyDrive」が
追加されたので、今回から使用します。比較対象はi7 4790です。
※OCは保証外行為となりますので、自己責任でお願いします。
・使用PC
マザーボード :ASRock Z97 Extreme6
メモリ :PC3-12800 4GBx2
電源 :700W 80PLUS BRONZE
OS :Windows 7 Ultimate 64bit
・CPUベンチマーク
Hyperパイ :1M桁(1コア測定)
CINEBENCH R11.5:CPU測定
・消費電力(ワットチェッカーで計測)&温度(A-Tuningで測定)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
負荷時 :CPU負荷ツール「Prime95」を実行し、約10分後の数値
・定格チェック(3Dベンチマーク)
3DMark無料版 :Sky drive・Fire Strike
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト(1280x720)
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
最高品質、1920x1080、フルスクリーン
CPUクーラーには、チェック中のサンプル水冷ユニットが
取付済みだったのでそちらを使用しています。
冷却性能はENERMAX:ELC-LT240-HP とほぼ同じ製品です。
OCは、まずUEFIの「Advanced Turbo」でTurbo 30(4.6GHz)、
次に「Load Optimized CPU OC Setting」で4.7GHzを試します。
そこからは「Load Optimized CPU OC Setting」の4.7GHz設定で起動したまま、
OS上の「A-Tuning」で倍率や電圧を変えつつ5GHzを目指しました。
※UEFIがDevil's Canyon非対応バージョンの場合、起動はしますがこのOC項目がありません。
メーカーHPより最新UEFIを入手して更新をお願いします。
なお、更新も保証外となりますのでご注意ください。
※HyperパイやCINEBENCHが正常動作しない、もしくは負荷時に停止した場合は
不合格となります。不合格クロックの数値は参考としてご覧ください。
・定格性能
| CINE BENCH |
Hyperパイ (少ない方が高速) |
3DMark Sky drive・Fire Strike |
大討伐 | 新生FFXIV | |
|---|---|---|---|---|---|
| i7 4790K | 9.13 | 8.409秒 | 3569・781 | 3888 | 1196 |
| i7 4790 | 8.36 | 9.095秒 | 3498・779 | 3824 | 1188 |
・定格消費電力&温度
| アイドル | 負荷 | |
|---|---|---|
| i7 4790K | 50W・31℃ | 170W・64℃ |
| i7 4790 | 46W・31℃ | 149W・62℃ |
・OC性能&消費電力&温度
| CINE BENCH |
Hyperパイ (少ない方が高速) |
アイドル | 負荷 | |
|---|---|---|---|---|
| Turbo 30 4.6GHz |
9.92 | 7.894秒 | 52W・33℃ | − (停止直前の数値は260W) |
| 4.6GHz | 9.91 | 8.034秒 | 51W・33℃ | 215W・81℃ |
| 4.7GHz | 10.25 | 7.785秒 | 52W・34℃ | 258W・94℃ |
| 5.0GHz | − | 7.316秒 | − | − |
●クロックに比例した性能と消費電力
OCは設定次第で5GHz越えの夢も
結果はご覧の通りです。
定格時の消費電力が意外と大きいですが、
4790から400MHzアップしていることを考えると妥当ではないでしょうか。
昨年パーツの犬でH87のOCを試みた際に、
i7 4770Kを4.2GHzにした状態で定格から25Wアップでしたので、
こちらの結果も似た状況と言えそうです。
※H87でのOC記事はこちら!
そしてOCチャレンジは、
UEFIの「Load Optimized CPU OC Setting」設定で手軽に4.7GHz到達。
ただし、4.7GHzより低クロックのTurbo 30(4.6GHz)では、
最後の負荷中にハングアップとなりました。
Turbo 30はCPU Ratioだけでなく、CPU Cache Ratioも大幅に上げ、
しかも電圧も4.7GHz時より高い設定でした。
負荷時のハングアップ前に4.7GHzより高い消費電力だった事を考えると、
その「盛った」設定が今回の個体に合わなかったのかと思います。
また、4.7GHzに関しても、4.6GHzと比べて消費電力と温度が劇的に上がっているので、
電圧を下げる余地がありそうです。
という訳で、その後は「Load Optimized CPU OC Setting」の4.7GHz設定を
A-Tuningで変更しながら高クロックを目指したところ、
簡単に5GHzでHyperパイ成功しました。
ただし、CINEBENCHも完走はしたのですが、4.8GHz以上にすると
クロックが4GHz程度に下がるため不合格としています。
※最初はブルースクリーン祭りでしたが、
電圧などを細かに変更して完走までこぎつけています。
より時間をかけて設定すれば、CINEBENCH完走も可能になると思いますが、
消費電力と熱が非常に高くなるので、冷却にはくれぐれもご注意ください。
感想として、このi7 4790Kは、
通常のCPUと見てもi7 4790より400MHz高い上位モデルとして活躍し、
OCも楽しめるというなかなかの製品だと思います。
OC目的の方はもちろん、これからハイエンドPCを作成したい方にも
お勧めできるCPUではないでしょうか。
なお、Devil's Canyonには4コア4スレッドのi5 4690Kもラインナップされています。
こちらは通常版のi5 4690とクロックは同じですが、
i7 4790Kより低価格なのがポイントです。
手軽にOCを試してみたい方にはこちらをどうぞ。
※i5 4690Kの販売ページはこちら!
■今回紹介した製品
Intel:Core i7 4790K
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