AMD新APU「A10-7800」の性能と消費電力を検証

パッケージ AMD A10-7800

メーカー名&URL
AMD:http://www.amd.com/jp/Pages/AMDHomePage.aspx

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各店舗でも販売中!

最近家のメインPC環境を3画面にしたためか、
描画が遅く感じる様になり新VGAが欲しくなった(酒)です。

今回は、7/3(木)に登場した
AMDの新APU「A10-7800」をチェックします。





●ワットパフォーマンスに優れる
  省電力版Kaveriが登場
このA10-7800は、A10-7850KからCPUと対応メモリクロックを引き下げ、
さらに倍率を固定化した製品です。
オーバークロックはできませんが、
TDPが抑えられており、65Wとなっています。
 ※A10-7850Kの記事はこちら!

そして、A10-7800はA10-7850K・A10-7700Kと同様に、
定格より低クロックで動作させてTDPと消費電力を下げる
「Configurable TDP」に対応しています。
AMD曰く、「A10-7800は低TDPに最適化しているので、
同じ65W・45Wにした場合はA10-7850Kより性能が高い」
との事です。
という訳で、定格及びTDPを下げた時の
性能と消費電力を見て行きましょう。

基本スペックは以下の通りです。
A10-7800とA10-7850KのGPU部分はシェーダ数もクロックも同じため、
CPUクロックが影響しにくい3Dゲームでは、7850Kに匹敵するはずです。
なお、今回は生粋の45W製品である、A10-6700Tも用意しました。
 ※A10-6700Tの記事はこちら!

  CPUクロック
(定格・Turbo Core)
GPU
シェーダ数
GPU
クロック
対応メモリ TDP
A10-7850K 3.7GHz、4.0GHz 512 720MHz DDR3-2400 95W
A10-7800 3.5GHz、3.9GHz 512 720MHz DDR3-2133 65W
A10-6700T 2.5GHz、3.5GHz 384 720MHz DDR3-1866 45W


TargetTDP1TargetTDP2
「Configurable TDP」ですが、
ASRock対応マザーボードでは、「Target TDP」で変更可能です。
(画面はA10-7850K搭載)

では性能測定を開始します。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
なお、7/7現在において、ASRockマザーボードは
A10-7800の「Configurable TDP」に対応していないため、
45W計測は対応次第追記します。
・使用PC
 マザーボード:ASRosk FM2A88X Extreme4+
 Memory:PC3-12800 4GBx2
 ハードディスク:HGST HDS721010CLA332
 電源:900W 80PLUS Silver
 OS:Windows 8.1 Pro Update 64bit

・ベンチマーク
 3DMark無料版   :Sky drive・Fire Strike
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト(1280x720)
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):デフォルト(簡易設定3、1280x720、ウインドウ) 
 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
             高負荷:最高品質、1920x1080、フルスクリーン
             低負荷:標準品質デスクトップ、1280x720、ウインドウ

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時:OS起動後、3分ほど放置した状態
 負荷時  :PSO2 v2とCPU負荷ツール「Prime95」を実行しての最大値

・3D性能
  3DMark
Sky Driv
Fire Strike
PSO2 v2 大討伐 新生FFXIV
低負荷・高負荷
A10-7800 65W 5231・1341 4790 4467 5814・1627
A10-7850K 95W 5268・1347 4959 4467 5816・1639
A10-7850K 65W 5002・1304 4780 4354 5776・1617
A10-7850K 45W 4569・1210 4505 4131 5578・1538
A10-6700T 2881・773 3197 4175 4972・1364

・消費電力
  アイドル 負荷
A10-7800 65W 48W 118W
A10-7850K 95W 49W 152W
A10-7850K 65W 47W 121W
A10-7850K 45W 47W 97W
A10-6700T 44W 92W


・3D性能グラフ
3D性能グラフ

・消費電力グラフ

消費電力グラフ




●期待通りのスコア
  65W時はA10-7850K以上
CPUクロックがA10-7850Kより低いA10-7800ですが、
GPUのスペックが同じだけあり、
3D性能はPSO2を除いて1%程度のダウンでした。
消費電力は30W以上の差があります。
そして、A10-7850Kを65Wにした場合ですが、
確かにA10-7800が勝りました。

なお、A10-6700TはRichland世代という事もあり、3D性能は大きく低下します。
まだA10-7800の45Wは見ていないとはいえ、
A10-7850Kの45Wより結果が劣る可能性は少ないと思いますので、
これから45W級のAPUを購入する場合、古いA10-6700Tを探さなくても、
A10-7800を使えば、同等の消費電力でより高性能なPCが作成可能です。
ブラウザゲームや軽めのネットワークRPG・FPS用に
ワットパフォーマンスが優れる1台を作りたいという方は、
このA10-7800にご注目下さい。

ただし、現在「Configurable TDP」対応のマザーボードが少ないため、
後にメーカーのUEFI公開後に手動更新が必要となります。
この場合保証外となりますので、
今A10-7800とマザーボードを一緒に購入したい方は、
マザーボードが「Configurable TDP」に対応しているか、
確認を忘れないでください。



■今回紹介した製品
AMD Aシリーズ
各店舗でも販売中!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 17:21Comments(0)TrackBack(0)CPU | ビデオカード2014年07月07日
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