PalitのGTX980 Super JetStreamを徹底検証
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驚異的なワットパフォーマンスで人気のGTX980ですが、
Palitからはオーバークロック(以下OC)版も登場しています。
先日GTX970のOC版を紹介しましたので、
今回はこのOC版GTX980をチェックします。
●GPUとビデオメモリの両方をOC
低温時にファンが停止する機能も搭載
このGeForce GTX 980 Super JetStream(NE5X980H14G2-2042J、以下SJS) は、
GTX980のベースクロックを1127MHzから1203MHzに、
そしてビデオメモリのクロックを7000MHz相当から7200MHz相当にOCした製品です。
ここでは、このGTX980 SJSの性能と消費電力をチェックしていきます。
※GTX970/GTX980の基本スペックは速報レビューをご覧ください。
形状チェックです。デザインは下のGTX970 JetStream(以下:JS)と同じですが、
サイズが一回り大きくなり(カード長280mm)、カラーも異なります。
なお、本製品のクーラーは、GTX970 JSと同様に、
GPU温度が60℃を超えるまでファンが回転しない「0-dB TECH」機能を搭載し、
アイドル時や3D負荷がかからない作業時に動作音を抑える事ができます。
出力コネクタは、DVI-I x1、MiniHDMI x1、
そしてMiniDisplayPort x3です。
DVI→D-Sub変換コネクタが付属します。
補助電源は8ピン + 6ピン、コネクタは上向きです。
なお、カードの厚さは2.5スロット占有となります。SLIにする場合、
マザーボード側のPCI-E x16スロットの間隔にご注意を。
また、3WAY用SLIブリッジは干渉するため、
3WAYには非対応とお考えください。
それでは計測を開始しましょう。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
・使用PC
マザーボード :ASRock Z97 Extreme4
CPU :Core i7 4790
メモリ :PC3-12800 4GBx2
電源 :be quiet! DARK POWER PRO10 750W(80PLUS GOLD)
OS :Windows 8.1 Pro 64bit
・3Dベンチマーク
3DMark無料版 :Fire Strike
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080、フルスクリーン
PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):簡易設定5、1920x1080、フルスクリーン
ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
:最高品質、1920x1080、フルスクリーン
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.00
最高品質、1980x1080、フルスクリーン
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル時 :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
負荷時 :全ベンチマーク中の最高値
比較対象は、速報レビューとGTX970 JSの記事より
GTX980定格・GTX970定格&JS・GTX780 Ti JS・GTX780 SJS
の結果を流用します。
なお、グラフは数値が大きいPSO2と大討伐を分けています。
※GTX970 JSの記事はこちら!
・3D性能
| 3DMark Fire Strike |
PSO2 v2 | 大討伐 | 新生FFXIV | DQX (カッコ内はVer1.10) |
|
|---|---|---|---|---|---|
| GTX980 SJS | 11498 | 100656 | 30095 | 16910 | 14010 (19287) |
| GTX980定格 | 11041 | 98882 | 28244 | 16467 | 14547 |
| GTX970 JS | 9944 | 84702 | 25196 | 14797 | 14221 |
| GTX970定格 | 9388 | 81813 | 23967 | 14461 | 14134 |
| GTX780 Ti JS | 10250 | 77390 | 28553 | 15892 | 13065 |
| GTX780 SJS | 9377 | 65910 | 24208 | 14841 | 14215 |
・消費電力
| アイドル | 負荷 | |
|---|---|---|
| GTX980 SJS | 44W | 288W |
| GTX980定格 | 44W | 280W |
| GTX970 JS | 42W | 270W |
| GTX970 定格 | 48W | 260W |
| GTX780 Ti JS | 45W | 369W |
| GTX780 SJS | 43W | 322W |
・3D性能グラフ(PSO2 v2、大討伐以外)
・PSO2 v2&大討伐グラフ
・消費電力グラフ
●最強クラスの性能と
ワットパフォーマンスを発揮
結果はご覧のとおり、当然ですがGTX980の定格を超えました。
特にPSO2 v2が10万、大討伐が3万オーバーというのは、
1枚の基板に2つのGPUコアを搭載するデュアル製品を除き、
他にはないスコアとなっています。
DQXのスコアが少し低めでしたが、このベンチマークをGTX900シリーズで
見るとほぼ上限ですので、誤差の範囲で低かったのではと思います。
後でもう一度見たら14372でした。
そして、消費電力の上昇も意外と少なく、
ワットパフォーマンスの高さは言うまでもありません。
感想として、このGTX980 SJSは、さすがにGTX970 JSよりサイズが大きく
価格も上となりますが、ビデオカード1枚で最高の性能、
そしてマルチディスプレイや4K環境も視野に入れている人にとって
第一の候補となりうる製品ではないでしょうか。
ただし、GTX970 JS同様に、カード厚の都合でSLIができない
マザーボードがありますので、その点ご注意ください。
■今回紹介した製品
Palit GeForce GTX980 Super JetStream
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