Broadwell「Core i7 5775C」の性能検証

パッケージ Core i7 5775C

メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html

Intel CPUの販売ページはこちら!
各店舗でも販売中!

本日6/18に、Intelの最新CPU「Broadwell」の
リテール販売が始まりました。
当コーナーでも早速チェックします。

 ※6/24:i5 5675Cの計測結果を追記しました。





■内蔵グラフィックを大幅強化
 OCも可能なLGA1150の最新CPU
本日登場した「Broadwell」のCPUは、「i7 5775C」「i5 5675C」の2製品です。
「Haswell Refresh」や「Devil's Canyon」と同じLGA1150用ソケットに対応し、
従来のH97やZ97マザーボードで使用可能です(対応UEFIが必要)。
この2製品は、「K」モデル同様にオーバークロック(以下OC)が可能、
そして内蔵グラフィックが「Iris Pro 6200」となり、
従来のHD4600から強化されています。

各CPUの基本スペックは以下をご覧ください。
 Intelのi7 5775Cページはこちら!
   Intelのi5 5675Cページはこちら!


  CPUコア/
スレッド数
CPUクロック
(定格/TurboBoost)
GPU実効
ユニット数
GPU
クロック
L3キャッシュ/
L4キャッシュ
TDP
i7 5775C 4/8 3.3GHz/3.7GHz 48 1150MHz 6MB/128MB 65W
i5 5675C 4/4 3.1GHz/3.6GHz 48 1100MHz 4MB/128MB 65W
i7 4790K 4/8 4.0GHz/4.4GHz 20 1250MHz 8MB/− 88W
i5 4690K 4/4 3.5GHz/3.9GHz 20 1200MHz 6MB/− 88W

BroadwellはL3キャッシュが従来より減っていますが、
超高速なビデオメモリとして使用可能な128MBのL4キャッシュ(eDRAM)を
搭載、さらにGPU実効ユニット数を倍以上にビデオ性能を高めているとの事。
今回i7 5775Cを入手しましたので、
その効果を実証すべく3D性能を中心にチェックしてみました。
 ※6/24:i5 5675Cの計測結果を追記しました。


CPU クーラー
i7 5775Cとクーラーの写真です。
CPUの刻印が大きくなっています。


・使用PC
 マザーボード :ASRock Z97 Extreme4
 メモリ     :PC3-17000 4GBx2
 電源      :XFX XTR P1-650B-BEFX(80PLUS GOLD)
 OS       :Windows 8.1 64bit
 UEFIバージョン:L2.11・L2.12

・ベンチマーク
 CINEBENCH R11.5 :CPU測定
 Hyperパイ    :1M桁(1コア測定)

 3DMark無料版   :Sky drive
 MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):解像度デフォルト(1280x720)
 PSO2体験版Ver2(以下PSO2 v2):デフォルト(簡易設定3、1280x720、ウインドウ) 
 ファイナルファンタジーXIV: 新生エオルゼア ベンチマーク キャラクター編(以下新生FFXIV)
             標準品質デスクトップPC、1280x720、ウインドウ
 ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(以下新生FFXIV蒼天)
            :DirectX 11、標準品質デスクトップPC、1280x720、ウインドウ
            :DirectX 9、 標準品質デスクトップPC、1280x720、ウインドウ
 ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.10
             標準品質、1280x720、ウインドウ

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時:OS起動後、3分ほど放置した状態
 FF負荷時 :新生FFXIVが終わるまでの最大値
 負荷時  :CPU負荷ツール「Prime95」と大討伐を同時に実行し、
        1周するまでの最大値


Z97 Extreme4のUEFIバージョンですが、
P2.10でBroadwellに対応しているものの、CPU負荷時にクロックが落ちやすく、
またOC設定などが使用できない初期対応バージョンのため、
改善されたL2.11(i7)、L2.12(i5)を使用しました。
 ※L2.11以降でも最大負荷時にCPUクロックが下がりますが、3D性能がさほど落ちない事から、
   同時負荷の場合はGPU側にリソースを多く回している模様です。
 ※L2.11ではi5 5675CのOC項目が使用できないため、L2.12を作成してもらいました。

・CPU性能
  CINEBENCH Hyperパイ
(少ない方が高速)
i7 5775C 8.31 10.297秒
i5 5675C 6.69 10.786秒
i7-4790K 9.23 8.360秒

・3D性能
  3DMark
Sky Driver
PSO2 v2 大討伐 新生FFXIV 新生FFXIV蒼天
Dx11・Dx9
DQX
i7 5775C 6882 23833 9394 11307 6723・10213 16130
i5 5675C 6405 21515 8627 10678 6184・9419 15340
i7-4790K 3805 4329 4037 5458 3849・4901 8929

・消費電力
  アイドル FF負荷 最大負荷
i7 5775C 31W 132W 182W
i5 5675C 30W 138W 178W
i7-4790K 32W 96W 164W




■最強のオンボードグラフィック性能を発揮
  消費電力には注意が必要
結果はご覧の通りです。
CPU性能はクロックやスレッドに比例というところですが、
注目ポイントの3D性能は圧勝しました。
特にビデオメモリ帯域がスコアに影響しやすいPSO2は別次元です。
この性能は、製品の価格帯が全く異なるとはいえ、APUにも勝っており、
単体のVGAではGT740 GDDR5に迫ります。
まさに現在最強のオンボードグラフィック性能と言って良いでしょう。

なお、UEFIの「Load Optimized CPU OC Setting」も軽く試したところ、
全コア4.0GHzで全く問題なし。
CINEBENCHも9.21(i7)・7.61(i5)までアップしました。

ただし、消費電力については、GPU性能が向上したためか
負荷時はTDPが高いi7 4790Kを超えています。
コンパクトなケースに搭載する場合は気をつけてください。

i5 5675Cの消費電力がi7と同等なのは個体差ではないかと思われます。
なお、FF負荷時ではi5 5675Cより低かったi7 5775Cが最大負荷で逆転するのは、
8スレッドのi7 5775CがCPU負荷時に高消費電力になったためでしょう。

今回使用したZ97 Extremeや別に動作チェックをしたH97 Pro4は、
UEFIが正式対応の1つ前のバージョンでも起動、
そこからInstantFlashで更新できました。
ですが、製品次第では非対応バージョンの場合に起動しない恐れがあります。
CPUとマザーボードを一緒に買われる方は、くれぐれもご注意ください。
 ※OCやUEFIの更新は自己責任でお願いします。



■今回紹介した製品
Intel Broadwellシリーズ
各店舗でも販売中!

その他記事一覧は こちら



Posted by dospara_review at 14:58Comments(0)TrackBack(0)速報 | CPU2015年06月18日
トラックバックURL
この記事にコメントする
名前:
URL: 情報を記憶: