Broadwell-E版CPU「i7-6950X・i7-6800K」速報!

パッケージ1 Broadwell-E

メーカー名&URL
Intel:http://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/homepage.html
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先週のビデオカード新製品「GeForce GTX1080」に続き、
CPUにも超大物パーツの「Broadwell-E」が登場しました。
早速速報レビューと参りましょう。





●製品ラインナップが4種類に、
 10コア20スレッドの最上位モデルも登場
このBroadwell-Eは、Haswell-Eの後継となるハイエンドCPUです。
プロセスルールがHaswell-Eの22nmから14nmに進化しており、
従来製品より消費電力の軽減が期待できます。
なお、チップセットは従来のX99(LGA2011-v3)を使用可能です。
今回は、最上位のi7 6950Xとエントリー向けのi7 6800Kをチェックしてみましょう。

パッケージ2
製品パッケージはこちらです。i7 6950Xは黒いデザインになります。
CPUクーラーは付属しないのでご注意ください。
なお、各CPUのスペックは以下の通りです。
  CPUクロック
(定格・Turbo Boost)
CPUコア・
スレッド数
L3キャッシュ PCI-Express 3.0
レーン数
TDP
i7 6950X 3.0GHz・3.5GHz 10・20 25MB 40 140W
i7 6900K 3.2GHz・3.7GHz 8・16 20MB 40 140W
i7 6850K 3.6GHz・3.8GHz 6・12 15MB 40 140W
i7 6800K 3.4GHz・3.6GHz 6・12 15MB 28 140W
i7 5960X 3.0GHz・3.5GHz 8・16 20MB 40 140W
i7 5930K 3.5GHz・3.7GHz 6・12 15MB 40 140W
i7 5820K 3.3GHz・3.6GHz 6・12 15MB 28 140W
i7 4960X 3.6GHz・4.0GHz 6・12 15MB 40 130W
i7 4930K 3.4GHz・3.9GHz 6・12 12MB 40 130W
i7 4820K 3.7GHz・3.9GHz 4・8 10MB 40 130W

注目は最上位の10コア20スレッド製品であるi7 6950Xでしょう。
Haswell-Eの時は、6コアと8コアでマルチスレッド処理に大きな差が生じたので、
今回も更なる性能アップが見込めます。
他のモデルは、それぞれHaswell-Eと比べてクロックが上がったという印象でです。
また、Broadwell-EはメモリがPC4-19200(DDR4-2400)に対応しています。
 ※Haswell-Eの記事はこちら!


では測定を開始します。比較対象はHaswell-Eの記事を参照します。
今回マザーボードなどが異なる為、スコアに変動が無いかi7 5960Xを用意して再測定したところ、
ベンチマークのCINEBENCH、パイ(円周率)共に記事の結果とほぼ同じでしたので、
流用しても問題ないと判断しました。
・記事のi7 5960X:CINEBENCH 14.38、パイ 10.578秒
・今回のi7 5960X:CINEBENCH 14.37、パイ 10.580秒


ただし、消費電力は電源などがまったく異なる為、
再測定したi7 5960Xだけを比較対象とします。
使用PCや測定内容は以下の通りです。
今回はCPU性能と消費電力のみをチェックします。
・使用PC
 マザーボード :ASRock X99 Extreme6 UEFI:3.00
 メモリ     :DDR4 2133 PC4-17000 8GBx4
 VGA       :Palit GeForce GTX750Ti StormX
 電源      :650W 80PLUS GOLD
 OS       :Windows 10 Pro 64bit
 CPUクーラー:ENERMAX ETS-T40F-TB

・CPUベンチマーク
 CINEBENCH R11.5:CPU測定
 Hyperパイ     :1M桁(1コア測定)

・消費電力(ワットチェッカーで計測)
 アイドル時    :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
 CINEBENCH   :CINEBENCH計測時の最高値
 負荷時       :CPU負荷ツール「Prime95」を実行し、約5分後の数値


・CPU性能
  CINEBENCH Hyperパイ
(少ない方が高速)
i7 6950X 19.36 10.612秒
i7 6800K 11.64 10.307秒
i7 5960X 14.37 10.580秒
i7 5930K 11.80 10.031秒
i7 5820K 11.16 10.344秒
参考:i7 4960X 11.16 9.389秒
参考:i7 4930K 10.81 9.626秒
参考:i7 4820K 7.51 9.813秒
参考:i7 3960X 10.46 9.673秒
参考:i7 3930K 10.05 10.203秒
参考:i7 3820 7.09 10.110秒

・消費電力
  アイドル CINEBENCH 負荷
i7 6950X 55W 164W 174W
i7 6800K 53W 138W 150W
i7 5960X 50W 171W 233W





●確実な性能アップと消費電力減を確認
  購入時はマザーボードに注意
結果はご覧の通りで、i7 6950Xのワットパフォーマンスが目を引きます。
消費電力が低すぎる気がしますが、
何度ツールを実行し直しても170W前半で収まったので、
プロセスルールの進化が大きく影響したのでは思われます。
CINEBENCH時の差は7Wで、こちらは大手サイトの記事にある
消費電力差と似ています。

そしてエントリーモデルのi7 6800Kですが、
クロック向上の効果かi7 5820Kよりスコアがアップしています。
このことから、今回見ていないi7 6850K/6900Kも、
i7 5930K/5960Xより性能アップ&消費電力減と考えて良いでしょう。

このBroadwell-EはハイエンドCPUにふさわしい性能を持ちながら、
消費電力も減り、より使いやすい製品となりました。
現在DDR4の価格が下がり、大容量メモリのPCを作りやすくなっているため、
Haswell-Eより旧世代の製品をお使いの方は、この機会にPCの更新を考えてはいかがでしょうか。
ただし、i7 6950Xは20万円を超えるため、簡単に購入可能な製品ではありません。
レンダリングや動画編集などに少しでも速さを求める方はご一考ください。


なお、Broadwell-E購入時の注意点ですが、
マザーボードのUEFIバージョンがBroadwell-E対応品でないと起動しません。
購入の際は店員にご確認いただくか、CPUが無くてもUEFIをアップデート可能な製品をお選びください。
Haswell-E環境の方は予めUEFIを更新しておけば問題ありませんが、
CPU交換時にHaswell-EとBroadwell-Eは穴の位置が逆になります。
間違って置くとピン折れなどの恐れがありますので、
穴の位置ではなく、角の△マークを目印にしてください。

マーク1 マーク2
CPUとソケットの右上にある△マークを合わせる様に取付けます。

Haswell-E取付 Broadwell-E取付
すると、Haswell-Eの穴は右下、Broadwell-Eは左上になります。




■今回紹介した製品
Intel Broadwell-E
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Posted by dospara_review at 16:12Comments(0)TrackBack(0)CPU | 速報2016年05月31日
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