GeForce GTX 1060 3GB速報レビュー!
GeForce GTX 1060 3GB
Palit製品の販売ページはこちら!
各店舗でも販売開始!
先日メインPCのメモリを16GBから32GBに増設しましたが、
最も重い作業でもネットワークRPG程度のためか、
効果をあまり感じていない(酒)です。
今回は、昨日8/18の22時に登場した「GTX 1060 3GB」をチェックしてみましょう。
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先日メインPCのメモリを16GBから32GBに増設しましたが、
最も重い作業でもネットワークRPG程度のためか、
効果をあまり感じていない(酒)です。
今回は、昨日8/18の22時に登場した「GTX 1060 3GB」をチェックしてみましょう。
●GTX 1060のシェーダ数などを削減し
ビデオメモリ容量を半分にした低価格モデル
このGTX 1060 3GBは、モデル名だけ見ればGTX 1060のビデオメモリを
3GBに減らしただけの製品ですが、実は他にも変更点があり、
通常のGTX 1060とは違う位置づけとなっています。
ですので、「GTX 1060」の3GB版ではなく、
「GTX 1060 3GB」という名前の製品と考えるのが良いでしょう。
という事で、このスペックやメモリ容量の差が、
実際の性能にどう影響するか見てみたいと思います。
基本スペックは以下の通りで、
シェーダ(Cudaコア)数やTMU(テクスチャユニット)が
削減されているのがわかります。
VGA名 GPUコア名 |
シェーダ数 | TMU・ ROP数 |
搭載メモリ メモリバス |
GPU クロック |
メモリクロック メモリ帯域 |
TDP |
---|---|---|---|---|---|---|
GTX 1060 6GB GP106-400 |
1280 | 80・48 | GDDR5 6GB 192bit |
1506 MHz |
約8008MHz相当 192GB/s |
120W |
GTX1060 3GB GP106-300 |
1152 | 72・48 | GDDR5 3GB 192bit |
1506 MHz |
約8008MHz相当 192GB/s |
120W |
では製品チェックを開始します。
用意したのは、6GBと同じPalitのDualモデルで、クロックは定格です。
3GB(上)と6GBはほぼ同じ形状ですが、
左ファンの奥に見えるヒートシンクが少し異なるほか、
3GBは温度が低い時にファンが止まる「0-dB TECH(セミファンレス)」には対応しません。
厚さは2スロット、
出力コネクタは、DVI-D・HDMI・DisplayPort x3です。
補助電源も同じく6ピンx1です。3GB(左)には、
6GBの補助コネクタ横にある金属板(赤枠部分)がありません。
それでは計測を開始しましょう。
使用PCとチェック内容は以下の通りです。
比較対象はもちろん6GBです。
・使用PC
マザーボード :ASRock H170 Pro4
CPU :Core i7 6700
メモリ :PC4-17000 4GBx2
電源 :XFX 650W 80PLUS GOLD
OS :Windows 10 Pro 64bit
・ベンチマーク
MHFベンチマーク「大討伐」(以下大討伐):1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
PSO2体験版 EPISODE4(以下PSO2 E4):簡易設定6、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
ファイナルファンタジーXIV: 蒼天のイシュガルド ベンチマーク(以下蒼天)
DirectX 11、最高品質、1920x1080・3840x2160、フルスクリーン
ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族 オンライン ベンチマーク(以下DQX) Ver1.4K
最高品質、1980x1080・3840x2160、フルスクリーン
・消費電力(ワットチェッカーで計測)
アイドル :OS起動後、5分ほど放置した状態の数値
FF負荷 :蒼天計測中の最高値
最大負荷 :Prime95 + 大討伐を同時に実行し、1周終わるまでの最高値
PSO2体験版はメニューに4K設定が無いため、設定ファイルを手動で書き換えています。
参考としてご覧ください。
・3D性能(カッコ内は4K)
大討伐 | PSO2 E4 設定6 |
蒼天 | DQX | VR TEST | |
---|---|---|---|---|---|
GTX 1060 3GB | 24614 (7119) |
50216 (5736) |
12386 (3734) |
19373 (11850) |
7.2(高い) |
GTX 1060 6GB | 25818 (7491) |
50300 (6327) |
12778 (3867) |
19375 (12336) |
7.9(高い) |
・消費電力
アイドル | FF負荷 | 最大負荷 | |
---|---|---|---|
GTX 1060 3GB | 32W | 195W | 253W |
GTX 1060 6GB | 33W | 196W | 257W |
●性能は通常版の95%前後
フルHDでのゲーム用に最適
結果はご覧の通りです。
多くのベンチマークで6GBの95%前後となっており、
落ち込みが激しいPSO2 4KとVR TESTでも90%以上を維持しています。
これは、シェーダ数やTMUが1割減ってもROP数やメモリ帯域は同じなので、
スコアも全てが1割減る訳ではないという事です。
なお、ビデオメモリ容量の影響ですが、
今回のテストでは4Kでも3GB使う事はありませんでした。
使用量が多い蒼天4Kは約2700MB、VR TESTでも2870MBとなっています。
念のため3DMark FireStrike Ultraも追加チェックしましたが、
最大使用量は3036MBでした。
そのため、スコアは6GB:3018、3GB:2841で、
こちらも約94%に収まりました。
感想として、設定次第でビデオメモリを3GB以上使うゲーム(海外のFPSに多い)
もありますが、今回の結果を見る限り、フルHDでネットワークRPGなどをプレイするには
3GBでも問題はないと思います。
Palit製品の価格は税込みで約28,000円(8/19現在)ですので、
コストパフォーマンスも優秀です。
これからミドル帯のビデオカードを購入予定の方は、
このGTX 1060 3GBも視野に入れてはいかがでしょうか。
なお、恒例の注意点ですが、この3GB版も
初回入荷時はドライバが付属しません。
ドライバディスクからインストール可能なGeForce Experienceで入手するか、
NVIDIAより最新ドライバをダウンロードしてお使いください。
※ドライバダウンロードページはこちら!
■今回紹介した製品
Palit GeForce GTX1060 3GB
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この記事へのコメント
1. Posted by lo 2016年10月21日 19:50
これはセミファンレスですか?
2. Posted by な 2017年03月17日 18:14
6Gも使わない昔のゲームで比較しても差はでないよ。
ここ数ヶ月からこれ以降のゲームだと3Gは高設定だと40FPS前後になる。でも6GBだと余裕で60FPS出る。元々ロースペック向けの数年前の古いネットゲームなんかで比較しても誤差の範囲でしか出ない。
ここ数ヶ月からこれ以降のゲームだと3Gは高設定だと40FPS前後になる。でも6GBだと余裕で60FPS出る。元々ロースペック向けの数年前の古いネットゲームなんかで比較しても誤差の範囲でしか出ない。
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