V-Gear TalkCam Pro
メーカー : Asiamajor
(日本正規代理店
リンクスインターナショナル)
価格 : オープンプライス
(ドスパラ通販センター 6,980円)
URL : http://v-gear.jp/
WEBカメラだって1280*960の大画面できれいに映したい!
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高性能WEBカメラ、TalkCam Proをご存知ですか? |
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こんにちは。(い)です。みなさんはWEBカメラ、というとどんな物を思い浮かべますか? ビデオチャットに使う小さな、あまり鮮明ではない映像を流すカメラですか? それとも密室を防犯カメラのごとく監視する高価な機械ですか? 今回登場する"TalkCam Pro"は低価格にしてその両方のニーズを高いクオリティで満たすアイテムです。 |
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付属品紹介です。左から順にTalkCam Pro専用ケース、TalkCam Pro取扱説明書、付属ソフトウェア"V-Gear BEE"取扱説明書、ユーザー登録書、ドライバCD、そしてTalkCam Pro限定版パッケージにのみ付属するキーホルダー、これに一番上に映っているTalkCam Proが入って1セットとなります(画面1)
それでは、早速取り付けてみます。高画質を謳うTalkCam
Proは十分な実力を発揮できるでしょうか? |
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USBケーブル込みで75gと超軽量のTalkCam
Pro。乾電池とサイズを比較してみました(画面2)
こうして見てもかなり小さいです。この中にJPEGハードウェアエンコードチップ/マイク/4層グラスレンズが収められています。
スタンド兼クリップにTalkCam Proを取り付けます。取り付けはボールジョイント、とでもいいましょうかこんな感じです。見ての通りのプラスチック製ですので頻繁に動かすとTalkCam Proの自重やケーブルの重みで緩んでしまいます。設置場所を決めたら、必要以上に稼動させないようにしましょう。
カメラのピントはオートフォーカス、ではなく手動で行います。このレンズの周りの黒い部分でピント調整を行います。TalkCam Proを設置して、被写体に向け付属ソフトの"AMCAP"や"V-Gear BEE"の画面で映り具合を確認しながら合わせていきます。
レンズの斜め上についているのがマイクです。"TalkCam"と銘打つだけあって5mくらい離れた場所の音まで拾います。モニターの上にTalkCam Proを設置して、チャットするといい感じです。
本体上部についているボタンはスナップショットボタンです(画面3)
このボタン一押しで、今カメラが映しているものを静止画として撮影します。手動でピント調整という難点はありますが、ちょっとしたデジタルカメラの代わりに使えます。 |
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「"TalkCam Pro"はMSN Messenger、Yahoo! Messenger、ICQ、NetMeetingなど人気なインスタントメッセージングソフトに対応する」
という表示があったので、実際にMSN Messengerで試してみました(画面5) なかなかきれいに映ります。NetMeetingですとこんな感じでした。
WEBカメラ画面のサイズを3段階に変更できるMSN Messengerは"TalkCam Pro"の高画質をチャット相手にアピールできるのでお勧めです。
チャット使用時の注意点として、TalkCam Proの被写体(例えば自分の顔ですね)を下から映さないようにすることを挙げておきます。特殊効果を狙うつもりならそれでもよいのですが、そうでないと相手の画面に見慣れない何かが大写しで………。
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35万が120万に! ドライバアップデートは大事です。 |
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自慢の4層グラスレンズ搭載で、35万ピクセルの表示でもかなりクオリティの高い映像を見せるTalkCam Proですが、7月30日に公開された最新ドライバで、何と「有効画素数:120万ピクセル」「動画撮影サイズ:1280*960」「フレームレート:25fps」へと大幅に引き上げられました!(画面6) もちろんスナップショットも1280*960で残せます。こういうアップデートは大歓迎です。
次は"TalkCam Pro"をただのWEBカメラに終わらせない付属ソフト"V-Gear BEE"をご紹介します。"TalkCam Pro"なら高価なWEBカメラを導入しなくともここまでできるんです!
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TalkCam Proを監視カメラに変える"V-Gear BEE" |
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USB
Driverと一緒にインストールされる監視ソフト"V-Gear BEE"。これは"TalkCam Pro"の高画質と範囲5mまでの音声を拾うマイク機能をフルに生かしたソフトウェアです(画面7)
設定項目はビデオフォーマット/カラーコントロール/アラームの可否/録画ファイルの品質/感知範囲の指定(プレビューウィンドウ上をマウスでドラッグして範囲指定します)/感知範囲における感度、と本格的な防犯カメラ顔負けです。録画映像ももちろん1280*960に対応していますが、mpeg4(wmv)とはいえ録画品質が良ければ良いほど、解像度が高ければ高いほどファイルサイズが大きくなっていくので録画設定を行う際にはHDDの空き容量もチェックしておきましょう。今回、1280*960/感度High/V70_256videoの設定で30秒ちょっとの録画に約1MB使用しました。
こちらが実際に撮影した映像です。感知範囲外に物体(今回はボールペンを使用しました)が出ていくと撮影が止まります。本来は音声でも感知して撮影を開始するのですが、テスト環境が環境なので音声は拾わないように設定してあります。ご了承ください。
録画したファイルは"Playback"で確認することができます(画面8) この時、ソフト底部にある"Digital Zoom"スライダーで録画した画像のズームイン/ズームアウトができます。この"Digital Zoom"は"V-Gear BEE"使用時のみ操作可能ですので、撮影前のちょっとした調整は手元で行えて便利です。どうせなら"TalkCam Pro"付属のWEBカメラ撮影ソフト"AMCAP"にもこの機能をつけていただきたかったです……。
せっかくの監視機能ですから、離れた場所からでも"TalkCam
Pro"を使って今の状態を知りたいと思いませんか? "V-Gear
BEE"を起動するとデフォルトで起動する"BEEサービス"。これを使って"TalkCam Pro"のアドレスをどこかのPCで指定するとこんな風に見ることができます(画面9) もちろん、監視中に撮影した映像も確認できます。なお、Internet Explorer6ではリモート画面を見ることができましたが、残念ながらNetscape7.1では動作しませんでした。この機能があれば、PCがある場所でなら外出中に自宅のペットの様子を知ることも可能です。
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一万円を余裕で切る価格+ドライバアップデートで更なる高画質を手に入れた"TalkCam
Pro"。2台買ってお友達や恋人と電話代わりに本格的なビデオチャットをするも良し、自宅PCに取り付けてかわいいペットの様子をリモートで見たり不埒な侵入者がいないかどうかを監視するも良しの使える一品です。「低価格だから機能はそこそこ」の時代は、もう終わりです。
製品スペック抜粋
インターフェース:USB2.0(プラグアンドプレイ)
画像センサー:1/4型CMOSセンサー
レンズ:4層グラスレンズ
本体にマイク内蔵(5m以内の音声を収録可能)
解像度:有効画素数35万ピクセル
(ドライバアップデートで120万ピクセルまでアップ)
色数:24ビットカラー(True Color)
USBケーブル長:1.2m |
動作環境
インターフェース:USB2.0/1.1
CPU:PentiumIII 850MHzまたは同等以上
(640x480ビデオキャプチャ時)
必要メモリ:128MB RAM
16MB RAMを持つビデオカード
CD-ROMドライブ(インストール用に必要)
Windows2000/XP対応 |
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Posted by dospara_review at
16:54│
Comments(4)│
マルチメディア │
2004年08月18日