FM Radio Pen / G-Shot D610

販売元 : ドスパラ
価格 : オープンプライス
(ドスパラ通販センター FM Radio Pen 950円 / G-Shot D610 9,980円)
URL : FM Radio Pen / G-Shot D610

今回はドスパラ週末セールで紹介された話題の新製品を2種いっぺんにご紹介いたします。

ただのボールペン? ただのデジカメ?
こんにちは。(い)です。本日はボールペンとデジカメのレビューを1枚の紙面でレビューしてみたいと思います。といってもここでレビューするくらいですからただのボールペンとデジカメであるわけがありません。どう「ただではない」のか、そのあたりをこれからご紹介いたします。

見た目はただのボールペン、FM Radio Pen。
ちょっと高価なブランド製ボールペンで使われるような大き目のケースに少し太めのボールペン本体+替え芯と、どう考えても通常のボールペンでは使わないようなアイテムが一緒に収められています(画面1) LR44型1.5Vボタン電池が2つと………イヤホン? しかもボールペンの胴にはボタンらしきものが2個見えます。ただ眺めていてもしょうがないので、ひとまずケースから取り出してみます。

ボールペンの上部に、なにやらが空いています。見たところ、イヤホンジャックのようです。そしてケースにはイヤホンが………。

実はFMラジオが聞けるんです。
イヤホンをケースから取り出し、ボールペンに取り付けてみます。ぷすっとね(画面2) 無論このままでは何も聞こえるわけもなく、ここでようやくボタン電池の出番となります。

ペン先を上に向けて持ちながら、ペン先を反時計回りに回してボールペンを2分割にします。ボタン電池を2つとも+側がペン先を向くように重ねて(画面3)、分割したボールペンの胴体で挟み込み、時計回りに回してボールペンを元の状態に戻します。よもやボールペンの中にボタン電池が入っているとは誰も気づきません。イヤホンをボールペンに挿すとスイッチが入りますのでイヤホンジャック側のボタン"SEARCH"を押すとFMラジオのチューニングが始まります。受信するとそこでチューニングが止まりますのであとはイヤホンについたボリュームダイヤルで音量を調節して聞いてください。

ちなみに、ボールペンに擬装されている、もといボールペンに内蔵されているだけあって液晶画面などはありませんので、どこの局を受信したのかわからないというドキドキ感もおまけについています。

イヤホンをいつも使っているものに取り替えようとしたところ、ささらない! おかしいなと思って見比べたところ、ピンのサイズが違いました(画面4) いつものイヤホンを使いたい場合は、変換コネクタを使わないとだめですがそれだと見栄えが悪くなってしまうかな………。

ところでこのFM Radio Pen、ボールペン部分が要らない方はラジオの部分だけ取り外して持ち歩くことができます。FM Radio Penの入っていたケースには携帯用蓋もついています(画面5)ので、FM Radio Penを2つにばらした後ラジオ部分のそこに蓋をはめます。長さが元の半分になりましたので携帯性が向上! ボールペンのクリップ部分はそのままですので、一見ラジオには見えない謎の物体の出来上がり―――あれ?

見た目はただのデジカメ、 G-Shot D610。
お次に登場しますのはG-Shot D610です。こちらをご覧ください(画面6) もうどこをどう見てもデジカメ、どこにでもありそうなデジカメです。お値段は9,980円。で、画素数は? 100万画素とか、よくて200万画素くらいですか?

え? 330万画素? ほほ〜、これは大きく出ましたね。330万画素で9,980円ですか。それはたしかに安いですね。

え? 違う違う? 本体の下のほうをもっとよく見てみろ?
どれどれ、えーと…………6.6 MEGA PIXEL……660万画素ですか?!

安いだけのデジカメではなかった、G-Shot D610。 
丸みを帯びたエルゴノミックデザインのG-Shot D610は120g(バッテリーを除く)。デザインとあいまって軽く感じます。ぱっと見、パワースイッチがどこにあるのかわかりません。ということで、スイッチはここにあります。

ボタン部分を見てみましょう(画面7) モードの切り替えは右下のダイヤル式スイッチで行います。ダイヤルの回転は固めですが回りすぎるということがない分使いやすいと思います。ダイヤル表記はPC(PC接続モード)から左回りにカメラの絵(撮影モード)、再生マークの絵(撮影画像再生モード)、ビデオカメラの絵(ビデオ撮影モード)、SET(設定)です。ズーム・画像再生の送り戻しは上部の十字入力タイプスイッチで行います。こちらもクリック感は固めですが不快になるということはありません。しっかり押す、という表現が一番しっくりくるでしょうか。液晶画面は1.5インチTFTです。筐体サイズに合わせてここはちょっと小さめです。

G-Shot D610は搭載したCMOSの画素数こそ330万画素ですが、G-Shot D610内部で660万画素相当まで解像度を引き上げる機能を搭載しています。この時、静止画の最大撮影可能サイズは2976x2232!(画面8) このサイズで撮影するとPCのモニターから表示がはみ出てしまいます。マニュアルによるとマクロ撮影の距離が23〜27cmとありますので、接写は苦手のようです。ズームは4xデジタルズームです。

G-Shot D610は単三乾電池2本で駆動し、記録メディアはSD/MMCを使用します(画面9) G-Shot D610にメディアは付属していませんので別途お買い求めいただくようになりますが、16MBのフラッシュメモリを内蔵していますのでとりあえず試しに2、3枚撮りたいなというときにはこれで十分でしょう。さすがに動画撮影の時にはそれではちょっと足りないので、できる限り大容量のメディアをお買い求めになられることをお勧めします。

画質が気になる方向けに今回、G-Shot D610のサンプル撮影画像と動画を用意いたしましたのでご覧ください。静止画 / 動画

パソコンへの接続は付属のUSBケーブルを使用します。対応OSはWindows98SE/Me/2000/XPです。XPと2000ではドライバなしでそのまま接続ができます。

G-Shot D610の言語表記は日本語を含む7ヶ国語に対応していますので、海外から来たお友達へのプレゼントやお土産にも最適です。取扱説明書が日本語ではないので、付属ソフトも全部英語なのかと思ったのですがヘルプを含めこちらは全て日本語で表示されました。付属ソフトはArcsoft PhotoImpression(画像編集ソフト)/VideoImpression(ビデオ編集ソフト)/PhotoBase(画像管理・アルバム作成ソフト)/FunHouse(画像合成ソフト)の4つです。撮影した写真・動画はこの4つで加工・処理ができます。ソフトの市販価格はリンク先に出ているので、そこから計算してもG-Shot D610はかなりお買い得な商品と言えます。

まとめ−安いけれど、安いだけじゃなくそれなりに使い倒せるアイテム。
金額が安いと、どうしても「安かろう悪かろう」のイメージがついて回りがちですが、今回ご紹介した2点はどちらも価格以上の楽しさと使う喜びを実感できるアイテムです。何と言ってもこれからの季節は芸術の秋、文化の秋。レジャーのお供に、ちょっとした息抜きにいかがですか?

番外編:やっちゃいけない? FM Radio Penの使い方。
FM Radio Penはその名の通りFMラジオ機能を備えたボールペンです。間違ってもボールペンとしても使えるラジオではありません。

これからの季節、寒くなってきますよね? 当然、服も長袖になりますよね? FM Radio Penのイヤホンコードはペンの頭から出るわけですから、こんな風に袖の中にコードを通してカムフラージュ! 他の人に見つかることなくラジオが聞けちゃいます。あなたの髪が長ければ、首もとのコードの部分も隠せます。

なお、このやり方でラジオを聴いていて万が一あなたの上司、もしくは先生に見つかって大目玉を食らったとしても製品レビューおよび(い)は一切の責任を負いませんのでそのつもりで。

          各店舗でもお買い求めいただけます。全国店舗一覧


Posted by dospara_review at 19:27Comments(6)マルチメディア │2004年09月10日
この記事へのコメント
1. Posted by pcくん   2005年01月01日 23:17
G-Shot D610 330万画数と¥10,000につられて買いましたが手ぶれと色彩の悪さに失敗しました。いずれ買い替えようと思っています。画数は少なくても少し高くても国産にすればよかった。
2. Posted by pcちゃん   2005年01月16日 16:53
私も価格に惹かれて思わず購入してしまいました・・・pcくんさんの書き込みを読んでいたので心配もあったんですが、以外にもなかなか!じゃないですか!!この価格で文句言っちゃダメですよ。しいて言えば、カードへの書き込みが遅いので、連写は出来ません。
3. Posted by BINBOU   2005年01月19日 12:29
まあ値段の割りに満足できる(近いものには焦点が合いづらいようなきが
携帯のカメラでは物足りないけど本格的には使わないという人には良いかも
でも買った次の日に500円値下げされてショックです
4. Posted by Yoshiyuki Yanase   2005年02月17日 22:46
写した画像は周辺に「ゆがみ」や「ボケ」も無く好感が持てます。ただしファインダーが無いので構えが利かず、手ぶれしやすいのは難点。三脚+セルフタイマで乗り切ろう。単三電池駆動なので電池のコストがとても低くてぐう。Windows Meでも「生刺し」でUSBドライブと認識され、画像ファイルが吸出せました。ディフォルトでファイル処理ができるのは実に便利です。これならメモリを増設してファインモードで30枚は撮りたくなりますね。
5. Posted by gambling strategie   2006年11月27日 19:12
いいポスト。また戻ってきます。 cosmos will chair unconditionally
6. Posted by anticipate cosmos is very good stake   2006年12月04日 04:27
すばらしい内容。次回の更新を楽しみにしています。 player can win opponents
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